アイコン もっとキスをしよう!国際恋愛のキス事情

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もっとキスをしよう!国際恋愛のキス事情

みなさんは、キスはお好きですか?パートナーとのキスの頻度や方法に、満足しているでしょうか。
今回の記事では、国際恋愛カップルのキス事情についてご紹介したいと思います。日本人カップルのキスと、どんなところが違うのでしょうか?
まずは、さまざまなキスのエピソードを見てみましょう。
いってきます&おかえりなさいのキス
「私の彼はアメリカ人。一緒に暮らしているのですが、いってきます、おかえりなさいのキスだけは毎日欠かしません。朝、仕事に行く彼を見送るときは、リビングで1回、玄関のドアの前で1回はキスをします。玄関でのキスは長くなりがちで、キスしているうちに彼が勃ってしまって、出かけづらくなるなんてことも…!
もちろん、そんなキスのあとは離れがたくて、おかえりなさいのキスが待ち遠しくて仕方ありません。朝にそんなことがあった日は、帰宅するなりキスしながらベッドへ…なんて日もあります。」 (27歳/販売業)

すれ違うたびにキス!
「パートナーはイギリス人です。まじめで気難しい印象すらある彼は、人前ではとてもさっぱりしていて、ボディタッチも最低限。
でも家に帰るとまるで別人!すれ違うたびに、もしくは目があうたびに、キスしてくるんです。2人きりのときはあまりに情熱的なので、最初はびっくりしてしまいました。今では、彼が近づくたびに、こんどはどんなキスなんだろう…と、ちょっと期待してしまいます。」(29歳/薬剤師)

手の甲に…
「ドイツ人の彼と付き合っていたときのことです。彼はとても紳士的で、愛情表現も豊富。キスもよくしてくれました。ある日、デートのあと、電車でバイバイしないといけなかった時のこと。寂しいな…と思っていたら、降り際に、優しく私の手の甲にキスしてくれたんです。まるでお姫様になったような気分で、本当にドキドキしました!」(25歳/事務)

全身くまなくキス!
「私のパートナーは南アフリカ人。2年付きあって、現在は婚約しています。彼はとにかくロマンチストで、キスが上手。びっくりしたのは、全身にキスしてくるところ。別にセックスのときという訳でもなく、家にいるときなど、普通にです。肩、背中、脚、おへそやお尻にまで…付き合い始めの頃はとにかくびっくりして恥ずかしかったですが、最近は、次はどこにキスしてくれるのかなとワクワクしています。そして、彼に影響されて、私も全身キスするようになりました!」(26歳/保育士)

頑張ってね、のキス
「私とアメリカ人の夫は、一緒に自宅で仕事をしています。でも、仕事の都合上バラバラのスケジュールで動くことも多く、子どももいるので、夫婦2人きりのデートなどはなかなか難しくて…忙しくてコミュニケーションが不足しがちになるとき、夫はパソコンに向かう私の首筋や肩、髪などに必ずキスをして通り過ぎていきます。さっと触れるだけのキスですが、『頑張ってね』と言われているようで、心があたたかくなります。私もお返しに同じようにキスするようにしていますが、たとえ会話が少なくても、このキスだけで気持ちが落ち着いて、お互い頑張ろうと思えるんです。」 (30歳/通訳)

まさに王道のキスの数々!外国人男性たちのキスのこなれ方は、やはり日本人とは少し違いますよね。国際恋愛カップルに話を聞くと、唇以外へのキスに慣れているエピソードが多いです。キスの場所によってメッセージが異なる、その使い分けがとにかくうまいですね。そして、これ以外にも、子どもがいたり結婚年数が長いカップルでも、毎日欠かさずキスをしているという答えばかりでした。

では、外国人男性たちは、どのような気持ちでキスをしているのでしょうか?彼らの気持ちを聞いてみました。

「キスはコミュニケーションの一部として、カップルには絶対に必要です。」 (フランス人男性)
「キスをしたくないようなパートナーとは、恋愛関係が成り立たないのでは?」 (フィリピン人男性)
「愛する女性がいて、彼女もきみを愛しているなら、2人がキスをしない理由がないでしょう」 (スペイン人男性)

他の外国人男性たちも、だいたいこのような意見でした。キスは愛のコミュニケーションとしてカップルに不可欠であるようですね。
キスをしなかったり、回数が少なかったり、それでなにも不満を感じないなら、そもそもカップルでなくてもいいのでは?という、日本人男性からするとかなり肉食に聞こえる意見が大多数。どうやら外国人男性とお付き合いする際には、キスが苦手…は通用しないようですね。

では実際、日本と一体なにが違うなら、このようにキスに関する考え方が異なっているのでしょうか?外国人男性、外国文化、と全て一括りにすることは難しいですが、ここでは仮に、"自由恋愛文化”を持つ、恋愛に対してオープンな風土の国々を例に考えてみましょう。

最大の違いは、愛情表現全般の位置づけでしょう。日本人カップルの間では、自由恋愛文化のある諸外国カップルより、キスやハグ、言葉がけといった愛情表現全てが少な目です。しかしそれは愛情そのものが少ないのではなく、周りの目を気にしてのことではないでしょうか。特に欧米では、人前でパートナーとじゃれあったからといって、別段なにも言われることはありません。(少なくとも、余程のことをしない限りは。)

しかし日本では、たとえば学生のとき校内で手を繋いでいたというだけで、周りから何か言われた人も多いのではないでしょうか。この傾向は地方へいけばいくほど強いようで、東京育ちの友人は地方都市へ行った際、カップルが手も繋がずに歩くことが多いのに大変驚いたそうです。(東京で手を繋いでいるカップルが多いのは、人込みでの迷子対策もあるのかもしれませんが…)

時として慎み深くあることを過度に要求されていくなかで、日本人は愛情表現を恐れるようになってしまったのではないでしょうか。文化の西洋化が進む現代でもその感覚は根強く、日本人同士はもとより、たとえ国際恋愛であっても、オープンな愛情表現に戸惑う日本人が多いのです。
では、キスは悪いものなのでしょうか?もちろん、そんな訳はありませんよね。それどころか、キスにはさまざまなメリットがあるのです。

まず、キスををするとホルモン物質が分泌され、信頼感や安心感を得られるという調査結果があります。これにより幸福度が高まると、自信が持てるようになるのではないでしょうか。
また、インタビューを通じて「キスは大切なコミュニケーション」という言葉を頻繁に耳にしました。これは、「キスは挨拶のように気軽なもの」という意味では無く、キスは愛し合う2人だけに許された特別なコミュニケーション方法なのだから、決して欠かすべきではないという意味だそうです。(という訳で、もし「キスはコミュニケーションだから」と誰とでもキスする外国人に出会った場合はご用心。それは単に彼が節操が無いだけです…)

人のコミュニケーションの9割以上は、言葉以外の要素が占めているとか。スキンシップを通じて、言葉よりもより雄弁に愛情を伝えられるキスは、人の編み出した優れたコミュニケーション手段なのですね。
「私ももっとキスしたい!」と思った女性の皆さん、ぜひそれを実行に移してみましょう!「でも、日本人同士じゃそうはならないんじゃ…」と思ったあなたも心配ご無用、私たち女性側からのアクションで、状況を変えることができるんです。

今現在パートナーがいない人は、次のパートナーとの付き合い初めが肝心。あなたの方から積極的にキスしていくことで、キスをコミュニケーションの一環として定着させてしまいましょう。ディープなキス以外にも、髪や背中などにライトなキスをたくさん、自然にしていくことで、相手の男性も「この子とはこれが普通」と思うようになっていくはず。そして、人は愛情を受けると、それと同じだけ返したいと思う生き物。最終的には、彼からもたくさんキスしてくれるようになることでしょう。

「今のパートナーはキスが好きじゃないのが悩み…」というあなたも、どうか諦めないで!彼はあなたとのキスが嫌いな訳ではなく(だって好意が無ければ、そもそも付き合っていないでしょうから)、彼の中でキスという行為全般に対してなんらかのネガティブなイメージがあるのかもしれません。それは先に述べた文化的、彼が育った家庭内の背景が関係しているかもしれないし、もしくは過去の恋愛でなにか悪い思い出があるのかも。

そういった場合でも焦ることなく、まずはあなたが、彼とのキスが大好きだと伝えていくこと。彼とキスすることで、どんなに幸せな気持ちになれるか、キスしてもらえると心底嬉しいのだということを、繰り返し伝えていきましょう。彼があなたを愛しているなら、あなたを喜ばせたくないわけがありません。自分のキスに自信が持てるようになれば、だんだんキスの回数が増えていくことでしょう。

みなさんが、国際恋愛にも負けない豊かな“キスライフ”をエンジョイできますように!(恵理世/ライター)

(オトナのハウコレ編集部)
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