いきなり超定番ですいません……。しかし、なんだかんだこれです。正常位ってやっぱりすごく良いです。お互いに顔を見ることができる安心感、身体を重ね合わせる幸福感。定番なのも納得な体位です。

いろいろ仕掛けられるのも正常位の魅力。ハグをしたり、キスをしたり、手を握ったり、相手の乳首を触ったり、頭を撫でるなど、ちょっとした工夫でもっと心地よくなります。

ちなみに、男性が正常位を好む理由についてご紹介すると、「主導権を握ることができるから」「好きに動けてイキやすいから」「胸が密着して気持ち良いから」「胸が揺れるのがエロいから」「覆いかぶさることで、強引にしている感じがするから」などが挙げられます。

（2）松葉崩し

正常位を応用型で、普通の正常位の状態から女性が片足を上げて挿入する体位です。

脚を上げることにより、膣の中の気持ち良いところをがっつり刺激できるようになるので、特に女性が気持ち良くなれる体位として有名です。中イキしやすい体位の定番でもあります。

（3）バック

四つん這いになった女性の後ろから突くバック。女性がM、男性がSの場合、バックは特に楽しい体位になるでしょう。

バックって定番の体位ではありますが、不慣れな男性にとっては実はけっこう手こずる体位で、「バックでうまく挿入できない……」なんて人もいます。そのため、しっかりとお尻をうしろに突き出してあげると良いでしょう。すると男性は挿入しやすくなります。

（4）寝バック

女性がうつ伏せで寝た状態になり、うしろから挿入する寝バック。男女どちらも満足度が高いので、個人的には「もっとメジャーな体位になってもいいんじゃない？」と思う体位です。

膣内の気持ち良いところが刺激されやすいうえに、体勢的に非常に楽でリラックスできます。気持ち良さとリラックス、この両方を兼ね備えた寝バック。中イキだって十分可能です。

（5）ロールスロイス

「女性をイカせるための体位」といっても過言ではないかもしれません。ペニスが奥まで入っていき気持ち良い部分を刺激し、さらに男性は手を使って女性の胸やクリトリスを刺激できる。

つまりどういうことかというと、全身の性感帯を同時に刺激できる、ということ。「セックスでもっと気持ち良くなりたい！」という人は、一刻も早く試すべき体位です。

ただ、注意したいのが、ロールスロイスはけっこう刺激が強めです。そのため、ある程度膣の開発が済んでいることが前提で、開発が甘いと痛みを感じる可能性があります。

（6）立ちバック

立ちバックの良いところは、立ちバック自体の気持ち良さというよりも、場所を選ばずにセックスができるという点です。ベッドやソファの上に限らず、いろいろな場所でセックスができる。

たとえば玄関でして「扉一枚向こうは屋外……そんなところでセックスしている！」というドキドキ感を味わったり、横になるにはスペース不足な自宅の狭いお風呂でもセックスができるようになります。

（7）対面座位

密着する安心感、心地よさ、さらに女性主導で動けるため気持ち良いところを好きなだけ刺激できるという魅力あふれる体位です。

しかし、「女性主導の体位って苦手……どうしたらいいのかわからない」という人もいるでしょう。そんな人のために、女性主導の体位で気持ち良くなるコツを紹介します。

まずは脱力しましょう。無駄に力んでしまうと無駄にエネルギーを消費し疲れてしまいます。そして彼に体重を乗せてください。「こんなに体重をあずけたら重いかも……」なんて思うかもしれませんが、むしろ体重を乗せることで男性は「パートナーの体重を感じられて心地よい」なんて思ってくれます。

動き方ですが、垂直に上下するのではなく、前後への動きを少し意識してみてください。するとクリトリスが彼の身体に触れて擦れることで、より気持ち良くなることができます。

（8）騎乗位

定番だけど、「恥ずかしいから苦手」という女性も多い騎乗位。恥ずかしい気持ちもわかりますが、セックスをもっと楽しむためにはぜひ積極的に挑戦したい体位です。

「私の騎乗位は最強よ、絶対にイカせるわよ」というレベルまで達していなくても、せめてふたりで騎乗位を楽しめるくらいには慣れておきたいところ。

とは言いつつも、自分だけでなくパートナーのことも気持ち良くさせることができたらベストです。事実、「騎乗位でイカせて欲しいな～」なんて憧れる男性は多いです。

ふたりで気持ち良くなる最高の騎乗位のために「ピンクアングル」を使い、騎乗位のテクニックを磨いておくと良いかもしれません。おうち時間で騎乗位の練習。そんな過ごし方もアリでしょう。

（１）騎乗位

「騎乗位かな。なんかアレって、ほかの体位とかと入れてる感触が全然違って、すごい気持ちいい。すぐイキそうになって恥ずかしいから、彼女には内緒なんだけど」（営業／25歳）

騎乗位は、遅漏気味な男性を早漏に変えてしまう体位なのだとか。カレがなかなかイってくれないときは、ぜひ試してみてください。

【騎乗位を好む男性の性格】

「女子にリードされたいM気質な人が多いと思う。支配されたい、指示されたい願望の強い、受身の男の人って感じ」（渋谷某店／23歳）

（２）対面座位

「あの、2人が向かい合って座るみたいな体位あるでしょ。あれが気持ちいい。顔が近くてドキドキするし、上に乗った彼女の体重で、奥深くまで入る気がする」（大学生／22歳）

お互いにそれなりのエッチの経験値がないと難しい体位ですよね。カレと一緒に経験値をあげて、挑戦してみましょう。

【座位を好む男性の性格】

「座位が好きな子はロマンチックな甘えん坊、って感じ。ずっと見つめ合えるし、抱き合えるでしょ。女の子の体重も体温も表情も全部感じたいっていう人が多いかな」（池袋某店／25歳）

（３）正常位

「まあ、鉄板だけど、正常位だよね。好きなように動けるし、気持ちいいわ」（販売／24歳）

王道の体位といえますよね。正常位のときは、カレの背中ではなく腰やお尻に手を回したほうが、下半身がより密着するので感度が上がるそうですよ。

【正常位を好む男性の性格】

「正常位が好きだからって性癖もノーマルとは限らないと思う。いろんなプレイをしまくった結果、いまはとりあえず正常位に落ち着いてるっていう人もいたし。あえて『正常位が好き』って言う男はむっつりスケベが多いよ。あと自信家で自己中心的な人も多いイメージ」（新宿某店／25歳）

（４）バック（後背位）

「バックだな。オレちょっとSっぽいから、お尻を鷲づかみにしたり、軽く叩いたりしたいから」（製造／26歳）

「寝バックって言うの？あの、バックのままぺたんて潰れたみたいな体位。あれきもちええでwwwこっちも彼女に覆いかぶさって寝たままだから、動くのも楽だし」（販売／30歳）

バックは深くて痛い、というイメージもあるかもしれませんが、そんなときは脚を少し閉じるようにしてみてください。男性主導の体位に思われがちですが、女性側が挿入の深さを調整することもできますよ。

【バック（後背位）を好む男性の性格】

「ドSというより、ちょいS男子が多いかな。あと、シャイで自分に自信がないタイプ。あんまり見つめられるのは苦手……、みたいな人も多いよ。」（吉祥寺某店／27歳）

男性たちが挙げた体位はわりとスタンダードなものですが、ほかにもいろいろな体位がありますよね。日本には江戸時代から「四十八手」が伝わるほどです。

第７位：モンキーバック

「両手両足を地につけた女性を立ちバックで攻める技で、四十八手の『仏壇返し』に当たります。その姿がまるで野生の猿の交尾のようなのでこう名付けられました」（東風さん、以下同）

パンパンと激しい音を立てるので、聴覚によって興奮が激しく増しそうですね。

第６位：オダギリ殺し

「テーブルの上でヤンキー座り（かかとを地面につけたまま、お尻をつけないようにしゃがむ姿勢）になった女性をバックから一気に突く技です。ＡＶ男優の小田切ジュンが、この体位でセックスをしている途中で萎えてしまったことからこう名付けられました」（同）

体位がどうというよりもまず名前のインパクトが絶大ですね。

第５位：スーパーラッシュ

「これは体位というよりは男女のコンビプレーです。女性が『3、2、1』とカウントダウンをしたら男性は、『スーパーラッシュ！』と叫んで数秒間、最高速で腰を激しく振りまくります」（同）

もうこれはギャグでしかないのでは？この体位を行えるようなカップルの仲は一生安泰でだと思います。

第４位：駅弁

「これは、ＡＶ男優・チョコボール向井が得意技として用いた体位で、四十八手でいう『櫓立ち（やぐらだち）』に当たるものです。女性が向かい合った男性の首に手を回し、男性が女性の両膝を持ち上げ、女性が完全に宙に浮いたまま挿入を楽しむという、とても男らしい技です」（同）

難しい場合はケガをしてしまう可能性があるので無理をせず、女性が片足をついた状態で挿入する『立ち鼎（たちかなえ）』にとどめておくのが良いそうです。

第３位：立ち69（シックスナイン）

「駅弁ができる人はぜひ『立ちシックスナイン』にも挑戦してください。読んで字の如く、立った状態でおこなう69。女性が逆立ち状態でフェラ、男性が立った状態でクンニをします」（同）

かなり疲れそうだし怖そうだし……。「尋常じゃない！」というただ一点においては、とても魅力的な体位ですね。

第２位：大島固め

「まず、背面騎乗位（女性が男性に背を向けた状態での騎乗位）になります。そこから、男性が女性の上半身を羽交い絞めにして後ろに引っ張って倒し、男の胸と女性の背中が密着した状態になる体位です」（同）

その状態で男性が女性の胸を揉んだりクリトリスを攻めたりすると、女性はいつもとは違った快感を味わえるそうですよ。

第１位：ヨシムラ

「AV男優・吉村卓が開発した49番目の体位です。

女性は、騎乗位の体勢で男性の両膝に手を置き両足を男性の顔のほうへピーンと伸ばします。男性はその女性の両足首を掴み上げ、空中でＶ字に広げましょう。

これにより、女性の体重が結合部分にかかってこれまでにない深い挿入を楽しむことができます。２人の愛も深まること請け合いです」（同）

あの四十八手に新手を加えるとは、歴史的偉業です。かなりツラそうな体勢ですが、あなたもカレと一緒に歴史に挑戦してみては？

ちなみに、こんなマニアックな体位を好む男性の性格はと言うと……。

「マニアックな体位を試そうとする人は、好奇心旺盛な研究肌、ナルシストでしょ。あと、意外とセックス経験は少なめな男子が多いと思う」（五反田某店／28歳）

今夜はいつもと違う体位で、カレの反応を探ってみるのも楽しいかもしれませんね。

とはいえ、カレが喜ばせようと思ってしたことがむしろ逆効果、カレをドン引きさせてしまう結果になる場合もあるようです。「いつもとは違うセックスを……」と考えている人は、以下の点にご注意ください！

（1）ゆっくり動いてもらう

ゆっくり動く。ただそれだけです。でも感じ方はけっこう変わります。特に女性はスローなピストンのほうが感じやすい傾向があるので、ゆっくりで動くよう彼にお願いしてみましょう。

（2）脚や腰の位置を変える

脚を広げる、脚を上げる、腰の下に枕やクッションを敷くなど、脚や腰の角度や高さを少し変えると、膣とペニスが触れ合う場所が変わります。気持ち良いところにちょうどペニスがあたり、一気に気持ち良さがアップするなんてこともあります。

（3）セックスする場所を変える

いつものおなじみのベッドやソファではなく、テーブルや床の上、玄関、お風呂、あるいは環境をごっそり変えるべくホテルに行くのも良いでしょう。周囲の光景、匂い、音などが変わると気持ちに変化が生まれ、より感じられるなんてこともあります。

余談ですが、私の友人カップルは、セックスを盛り上げるためにわざわざ温泉旅館へ行くことがあるそうです。温泉旅館の雰囲気、心身のリラックス、そしてわざわざ温泉旅館にまで一緒に行ってくれること。そうしたものがセックスの質を最高に高めてくれるそうです。

（4）日頃の膣トレ

時間はかかりますが、膣トレで膣を鍛えておくのもおすすめです。性器同士がより密着するようになり、あなたも彼ももっと気持ち良くなれるでしょう。

ダイエットやスキンケアと同じように、膣トレは日頃の積み重ねが大切です。決して楽な道だとは言い切れませんががんばったぶん気持ち良くなれる効果に期待できるので、挑戦する価値は十二分にあります。「男性が絶対に手放せなくなる最高の名器」そんな膣になれたら、ちょっとうれしくないですか？

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（5）「好き」「気持ち良い」などのセリフを言う

“言霊”なんて言葉もあるように、言葉はときに特別な力を与えてくれます。言葉を声に出して言うと本当にそれが実現してしまう。

「好き」「気持ち良い」といったセリフを言うと、もっと気持ち良くなれる。決してオカルトとかそういった類の話ではなく、実際に言葉を声に出すことで気持ちに変化が生まれるのはよくあることです。

また、そうしたセリフを言われるあなたのパートナーもよろこぶので、言葉は思っているだけでなく、声に出して伝えてください。

（6）ロールプレイングセックス

変わり種ですが、役になりきるロールプレイングセックスはけっこう楽しいのでおすすめです。たとえばこんな感じ。

「マッサージ屋さんに行った私。普通のマッサージのはずが、段々際どいところを触られていき……でも抵抗できずエッチな展開に……」という設定でセックスをします。ちょっとおふざけな感じがするかもしれませんが、これが意外といいんです。いや、本当にいいんですよ！（笑）

気をつけたいのが、途中で笑ってしまわないこと。築き上げたムードが台無しになってしまいます（笑）。

（7）提案する

もっとこういうことがしたい、こんなプレイに挑戦してみたいなど、やりたいことがあればどんどん提案しましょう。愛する彼女がセックスに積極的になってくれる。多くの男性にとってそれはうれしいことです。

たとえば、セックスでイッたことがない女性は、「私がイクまでとことん付き合って欲しい」なんてお願いしてみてはいかがでしょうか。彼の射精がゴールではなく、あなたが気持ち良くなるのを目的にセックスするのです。

「セックスでもっと気持ち良くなりたい」「セックスをもっと楽しみたい」と思うのであれば、自分のやりたいことを提案してみましょう。