ヒモ型彼氏にはアメとムチを使い分けろ！

まずはバンドマンや美容師のような薄給セフレに多い、金銭面や生活面がだらしないタイプの人がセフレの場合。こういうセフレに対しては、身辺のお世話をたくさん焼いてあげることで簡単にパーソナルスペースに入っていくことができます。

例えば、お金がないから会う場所はいつも家。外で飲むより安いから、あなたの作るごはんと缶チューでカンパイ…なんて漫画みたいなシチュエーションを実践しているあなた。

まずは、一旦それでもいいと思います。薄給ヒモ型セフレは自分の管理が上手くできないので、世話を焼かれると素直にそこに甘えます。

しかし、ずっとそれを続けていては都合のいい女。3ヶ月に1回くらい、「全く会わない期間」を作りましょう。

ヒモ型セフレは大きな息子のようなもの。母親のすごさは、失って初めて気がつくものです。あなたが来なくなって荒れていく部屋を見て、やっとあなたの重要性に気がつくのです。そうやって生活という外堀を埋めていくうちに、彼はあなたと離れられなくなっていくはずです。

イケメンチャラ男型セフレにはあえて「媚びない」

イケメンでモテて、女も途切れないから彼女もいらない、というセフレ。山程いるセフレたちの中から、勝ち上がるにはどうしたらいいのでしょう。

イケメンは何かを無償で与えてもらうことに慣れているので、ただただ尽くすことはあまり有効ではありません。他の女もやってるし、下手したら「当たり前だ」くらいのことを思っています。

だから、セフレがイケメンチャラ男なら、あえて媚びたりせずに「等身大」で接してみて。イケメンは自分から手を伸ばさなくても欲しいものが手に入るので、差し出される愛にあまり興味を持ちません。

ですので、イケメンセフレを手に入れたいなら、あなた自身に興味を持ってもらわなくてはいけないのです。セフレに、「あなたと一緒にいるとおもしろい」と思ってもらう方が重要です。

清楚で尽くす女はありきたりで、どこにでもいます。それよりは、「唯一無二の友達だけど、セックスもする」ような関係を目指す方が有効です。イケメンは立っているだけでちやほやされるので、本人の人間性は冷めていて、「おもしろい」といった雰囲気を持ち合わせていない人も多いです。

なのでイケメンを手に入れるためにあなたが磨くべきなのは、「トーク力」や「リプライ力」かもしれません。

彼との会話はあまり肩肘張らず、身内ネタで笑えるような関係の方が理想。イケメンからしてみると、そういうリラックスして話せる女友達が少なかったりするのです。なぜなら、友達関係をすっとばして、一方的に恋愛感情を持たれてしまうことが多いから。

もちろん彼に見合うように美意識を高めることも重要ですが…他の人とひと味ちがう魅力を身に着けないと、かわいい女なんて腐るほどライバルはいますからね。

本命彼女アリ型は、「いい相談相手」から成り上がれ

本命彼女がいるのを知っていて、二番目の女になってしまっているあなた。そういう時は、二番目の立場を最大限に利用しましょう。本命がいるのにセフレがいるという彼には、何かしら本命彼女に対して不満がある、という可能性も高いです。

なので、「私、別に嫉妬とかしないから」という装いで、本命彼女との関係性や、愚痴をきけるような間柄になれたらベスト。

その情報ってすごく旨味の多い情報じゃないですか？だって、彼が彼女に対して嫌だと思うことや、本当はどういう恋愛が理想なのかが聞けるわけです。

あなたは本命彼女が彼に与えられない部分が何なのかを彼から聞き出して、それを与えられる存在になればいいんです。

「彼女の束縛が激しくてウザい」なら、あなたは彼を自由に、リラックスさせてあげることができる女を目指せばいい。「彼女が結婚結婚とうるさい」なら、あなたはキャリア思考のある自立した女を目指せばいい。

彼女にない魅力を彼に見せることができれば、彼は確実にあなたと彼女を比較し始めるハズです。本命彼女は気づいていない、彼の本当の気持ちを、二番目のあなたは知ることができる。有効活用できれば、これは本命彼女には大きな痛手ですよ。

セフレ止まりなことにも理由はある。自分自身を見つめ直して

あなたがセフレから彼女に昇格できないことそのものにも、何かしら理由があるはずですよね。彼にとって何がとっかかりになっているのか、今一度自分を見つめ直してみることも大切です。

それは、価値観だったり、外見のレベルだったり、環境だったりと色々ですが…。そういう情報を聞き出すためにも、セフレとは「中のいい友達」ポジションを目指したほうが、彼の本当の気持ちも聞き出しやすいはず。

彼の理想と自分自身、どこが合っていないのかをまずは知ること。そして、その上でも彼が欲しいなら、そこからはあなたの努力しだいです。

セフレは、恋人未満だけど友達以上。その立場は有効活用して、彼の気持ちを聞き出す関係性を作れるように、好意のぶつけ方を調整しましょう。（ミクニシオリ／ライター）

（オトナのハウコレ編集部）