
産後のセックスが怖いのはなぜ? 体の変化と再開のタイミング、痛いときの工夫
結婚
PR「そろそろかな……とは思うけど、正直ちょっと怖い」。出産を終えて少し落ち着いてきたころ、夫との夜の時間をどうしようと悩んでいる女性は、案外多いのではないでしょうか。また痛いかもしれない、体が前と変わってしまった気がする、そもそもそんな気分になれない……。いろいろな気持ちが混ざって、どう切り出せばいいか分からなくなりますよね。
産後は体も心も大きく変わる時期なので、怖いと感じるのはとても自然なことです。焦って元に戻そうとしなくて大丈夫。
今回は、産後のセックスが怖くなる理由と、再開の前に確かめたいこと、2人のペースで触れ合いを取り戻す工夫をご紹介します!
産後のセックスが不安なあなたへ
②いつから再開していいか知りたい☜確かめたいことをチェック!
③そもそもしたい気持ちになれない☜原因と解決法はこちら!
目次
産後のセックスが怖くなる理由
産後のセックスへの怖さは、1つの理由だけで生まれるものではありません。体の変化と気持ちの変化が重なっていることもあるので、自分に当てはまるものがないか見てみましょう。
(1)出産の傷や痛みを思い出してしまう
会陰切開や帝王切開の傷があると、「またあの痛みがあったらどうしよう」と怖くなるのは自然なことです。見た目には治っているように思えても、触れるとまだ違和感があるという人もいます。
傷の治り方や回復のペースは、人によって違います。ほかの人と比べず、自分の体の声を聞いてあげることが大切です。
(2)授乳中は潤いが少なくなりやすい
授乳中はホルモンのバランスが変わるため、膣が乾燥しやすく、濡れにくくなることがあるといわれています。潤いが足りないまま挿入すると、こすれて痛みにつながることも。
濡れにくいのは、夫への気持ちがなくなったからではありません。体の変化によるものなので、自分を責めなくて大丈夫です。
(3)体型や体の変化を見られたくない
お腹まわりや胸の形、妊娠線など、産後の体の変化が気になって、裸を見られるのが恥ずかしいと感じる人もいるでしょう。「前と違うと思われたらどうしよう」という不安が、怖さにつながることもあります。
でも、自分が気にしているほど、夫は変化を気にしていないこともあります。部屋の明かりを少し落とすなど、自分が安心できる環境をつくるのも1つの方法です。
(4)赤ちゃんが気になって、気持ちが切り替わらない
すぐそばで赤ちゃんが寝ていると、「泣き出したらどうしよう」と気になって、なかなかそういう気分になれませんよね。ママとしての自分から、パートナーとしての自分へ気持ちを切り替えるのは、思っている以上に難しいものです。
(5)疲れと睡眠不足で、それどころじゃない

夜中の授乳や寝かしつけが続くと、まとまった睡眠をとるのも大変です。体が疲れきっているときに「したい」と思えないのは、当たり前のことかもしれません。
怖いというより、そもそもしたい気持ちになれないという人は、どうしたらいい?旦那とセックスしたくない5大原因と解決法【セックスレスカウンセラーが伝授】も参考にしてみてください。
再開の前に確かめておきたいこと
「産後はいつからセックスしていいの?」と気になる人も多いですよね。ただ、再開してよい時期は体の回復しだいで、人によって大きく違うといわれています。目安を自分で決めてしまう前に、次の2つを確かめておきましょう。
(1)産後の健診で、医師に体の回復を確認する

いちばん安心なのは、産後の健診のときに医師に聞いてみることです。恥ずかしいと感じるかもしれませんが、医師にとってはよくある質問なので、気にしなくて大丈夫。
健診で聞いておきたいこと
✓傷の治り具合はどうか
✓悪露(産後の出血)は落ち着いているか
✓セックスを再開してもよい状態か
✓授乳中に使える避妊方法は何か
医師から「大丈夫」と言われても、気持ちの準備ができていなければ、すぐに再開する必要はありません。体のOKと心のOK、両方そろってからで十分です。
(2)授乳中でも、避妊は考えておく
「授乳中は妊娠しない」と思っている人もいるかもしれません。でも、生理が戻る前に排卵が戻ることがあるといわれていて、気づかないうちに妊娠する可能性もあります。
次の妊娠をいつにするかは、夫婦で話し合っておきたいところ。授乳中に使える避妊方法は限られることもあるので、ピルを含めてどんな方法が合うかは、医師に相談してみてください。
挿入しなくてもいい。触れ合いから始めよう
産後のセックスを考えるとき、「挿入までしなきゃ」と思うと、ハードルがぐっと上がってしまいます。まずは、挿入を目標にしない触れ合いから始めてみるのはいかがでしょうか。
たとえば、ソファで寄りそってハグをする、ゆっくりキスをする、肩や背中をマッサージし合う。そんなスキンシップだけでも、2人の距離はちゃんと近づいていきます。赤ちゃんのお世話でバタバタしている毎日だからこそ、夫婦2人だけの短い時間を大切にしたいですよね。

始める前に「今日はここまでにしよう」と決めておくと、途中で「この先に進まなきゃ」と身構えずにすみます。触れ合いを重ねて安心できる感覚が戻ってくると、怖さも少しずつやわらいでいくはずです。
痛みが怖いときの工夫
いざ挿入を再開するときに痛みが心配なら、いくつかの工夫を取り入れてみましょう。痛みを我慢しながら続けるのではなく、痛くならないように準備しておくのがポイントです。
(1)潤滑ゼリーやローションで潤いを補う
授乳中の乾燥が気になるときは、潤滑ゼリーやローションで潤いを補うのがおすすめです。摩擦が減ることで、こすれによる痛みをやわらげる助けになります。
産後のデリケートな時期は、水溶性で刺激が少なく、香りのないものを少量から試してみましょう。潤滑ゼリーとローションの違いは、潤滑剤とローションの違いとは?おすすめの女性用潤滑ゼリーも紹介!でくわしく紹介しています。
(2)浅く、ゆっくり。女性がペースを決められる体位で
深さや速さを自分で調整できる体位を選ぶと、痛みへの不安がやわらぎます。たとえば女性上位なら、少しずつ深さを確かめながら進められます。横向きに寝て向かい合う体位なら、お腹や傷のあたりに負担を感じにくいという人もいます。
(3)痛かったらすぐ止めていい合図を決める
「痛かったら手をトントンするね」など、すぐに止められる合図を先に決めておきましょう。いつでも止められるとわかっているだけで、体の力が抜けやすくなります。
痛みが怖いときのポイント
✓潤滑ゼリーやローションで潤いを補う
✓浅く、ゆっくり。自分でペースを決められる体位で
✓止めてほしいときの合図を決めておく
「まだ怖い」を夫に伝えるには
産後のセックスへの怖さは、言葉にしないと夫には伝わりにくいもの。理由を言わずに断り続けると、夫が「拒まれている」と感じてしまうこともあります。
伝えるときは、「あなたが嫌なわけじゃない」という気持ちと、「体がまだ不安」という事情を分けて話すのがコツです。
✓「嫌なわけじゃないの。ただ、体がまだちょっと不安で」
✓「今日はくっついてるだけでもいい?」
✓「今はまだ再開したくない」
「あと少し待って」と期間を約束するより、「今はこれならできる」ということを一緒に考えるほうが、2人とも気持ちがラクになるはず。お互いの気持ちを話すことが、夫婦の時間を取り戻す第一歩になります。
婦人科で相談したいサイン
産後は、体が回復していく途中で、さまざまな変化が起こりやすい時期です。次のようなときは、我慢せずに婦人科や出産した病院に相談してみましょう。
こんなときは相談を
✓出血がある、増えてきた
✓痛みが続く、だんだん強くなる
✓傷のまわりが腫れている、違和感がある
✓熱がある
✓痛みが怖くて、触れ合うこともつらい
また、気分の落ち込みが長く続く、何をしても楽しいと思えないといったときも、1人で抱えこまないでくださいね。婦人科のほか、自治体の産後の相談窓口などで話を聞いてもらうこともできます。
産後のセックスのよくある質問
産後、膣がゆるくなった気がする
産後の体の変化には個人差があり、感じ方も人それぞれです。気になるときは、健診のときに医師に相談してみましょう。膣まわりの筋肉を意識する膣トレに興味がある人は、膣トレボールで膣トレするメリットを紹介した記事も参考になります。
エッチの最中に母乳が出てしまったら?
授乳中は、胸に触れられたり気持ちが高まったりしたときに、母乳がにじむことがあります。恥ずかしがらなくて大丈夫。タオルを手の届くところに置いておくと安心です。
夫が求めてこないのは、私に魅力がなくなったから?
そうとはかぎりません。夫のほうも、産後の体を気づかって遠慮していたり、育児の疲れがたまっていたりすることがあります。気になるなら、責める形ではなく「最近どう思ってる?」と気持ちを聞いてみましょう。
再開したら、前みたいに気持ちよくなれる?
体や気持ちが落ち着くまでの時間には個人差があるので、焦らなくて大丈夫です。少しずつ触れ合いを重ねるうちに、また心地よさを感じられるようになる人もいます。性欲の変化が気になるときは、女性が落ちた性欲を取り戻すためにやってることも読んでみてください。
焦らず、夫婦のペースで心地いい時間を取り戻そう
産後のセックスが怖いのは、体と心がまだ回復の途中にあるサイン。無理に元どおりにしようとしなくて大丈夫です。夫と気持ちを話し合いながら、ハグやキスなど、できることから少しずつ始めていきましょう。
挿入を再開するときは、授乳中の乾燥に備えて潤いを補うものを用意しておくと安心です。ランキングには味付きのものも並んでいるので、産後のデリケートな時期は、低刺激で香りのないタイプを選んでみてくださいね。
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