パートナーの話をしない

まずはこれ。相手が彼女にせよ奥さんにせよ、愛着よりも嫌気が増しているという場合、友達や同僚の前でパートナーの話をしたがらなくなるという特徴を見せがちです。

話題に出したくもないし、触れられたくもないという感じですね。愚痴を言って周りに嫌な思いを共有させたがるよりマシですが、状態としては結構深刻だったりします。

この手の男性は意外と多いもので「あれ？ ある時を境にパートナーの話をしなくなったな」と勘づいたら、そっとしてあげるのが対応としては正解でしょう。

わざわざ逆鱗をベタベタ触る必要もないですし。

彼女以外の誰かと飲みたがるようになる

これも割とあるあるなんですけども、彼女とうまくいかなくなった男性って友達と飲むような“逃げ”の行動に走りがちです。

やっぱりうまくいかないってのは恋愛の嫌な部分を見て自分なりに消耗をしているってこともあるでしょうから、友達との飲み会に逃げようとするのでしょう。

あるいは、合コンに参加するなんてケースもありますね。

「数合わせ要員だから」と自分で自分をだまして。そしてそのまんま浮気するという事態に発展し、これで完全に彼女に見切りを付けちゃうって男性も、何人か見てきました。サイテー！

彼女の愚痴を言う

みなさん、飲み会で彼女持ちの男性に「最近うまくいってないんだよね」と愚痴られた経験ありませんか？

アレってあわよくばのお持ち帰りを狙っている女性に対して、アプローチ感覚で話を持ち掛けてる男性も勿論いるんですが、それ以前に「この愚痴を聞いてくれ！」という衝動を抑えきれなくなってるだけというパターンも。女性側の意見も聞きたいというか。

そしてそういう男性は「え？ それは彼女がおかしいよ」という言葉を引き出して、それを耳にして安心したいのです。

ただし実際彼女が悪いかその男性がおかしいかなんてことは、双方の意見を聞かないとわからないんですけどね。

というか中には「俺がエッチしたいときに応じてくれない」とか「料理がマズい」とか「俺の趣味に理解がない」とか、そういう話をするバカ男もいます。

この手の話を聞いたら、その彼女に同情しちゃいたくなりますよね。

もっとも、面倒ごとに巻き込まれたくない場合には「大変だね」とか「彼女が悪いかもね」ぐらいのことは伝えておいて、頃合いを見て席を離れるのがいいかもしれませんが。

浮気をするのは彼女とうまくいってないから……という詭弁を使う

傍から見れば順風満帆なカップルも、実はそんなにうまくいってないってことは往々にしてあるものです。

以前、結構な美人の彼女がいる男の子が浮気をしているという話を、その男の子当人から酔った勢いで打ち明けられたことがありました。

その浮気の理由は、単純に性格が合わない、会話も合わない。趣味も合わないしセックスの相性もそんなに良くないというもの。

それならそれで別れればいいじゃんって話なんだけど、彼曰く「美人だから別れるのは惜しい」ということでした。

それで浮気をしたのだ、という話を聞かされ「松本さんならこの気持ち、わかるでしょ？」といわれたんですよね。

だから僕はね、きっぱり言ってやりましたよ。「すごくわかるよ」って。

でもやっぱり、順風満帆で愛し合っている男女ってなかなか浮気という横道には逸れにくいのは事実なので（100％そうだとは言いませんが）、浮気した時点で、それが発覚してどんなに「お前だけを愛してる」とか言われてもそれは完全に嘘なんですよね。

風俗を利用しはじめる

あと、彼女や嫁さんとうまくいってない男性を簡単に見抜くポイントとして、「風俗の利用」が挙げられます。

うまくいってるときってセックスの頻度も高いので、わざわざお金を出して知らない女性とイチャイチャしようという気にはなかなかならないものですが、関係が冷え込むとセックスの頻度は下がり、性欲の発散対象として風俗に白羽の矢を立てる傾向はあります。

僕の周りを見ると、妻帯者が結構多いですね。彼女がいる男性はこういう場合浮気するけど、妻帯者は不倫がリスキーなので、お店で我慢するという感じで。

ですので、あるときを境に奥さんのいる男性が風俗に行くようになった、という情報を仮に小耳に挟んだら「ああ、うまくいってないのかな」と思うのもいいでしょう。

ただ、性欲が強い男性の場合、奥さんが「不倫されるよりは」と公認している場合もあるので、確実に見分けることができるわけでもないのですが。

ちなみに僕は、いくら奥さんや彼女が公認しても風俗には行きたくないです。そんなのにお金使うぐらいなら、もっと別の使い道を模索したいですし。パ、パチンコとか……。

見た目がなんか不幸そう

それと、なんだかんだ彼女や嫁さんに不満が強い男性って、見た目に表れる影、不幸っぽさみたいなのがそのうち滲み出るものです。

なんか溜息が目立ったり、顔に覇気がなかったり、華金なのにそんなに嬉しそうじゃなかったり。

みんながみんなパートナーへの不満があってこうなるわけではありませんが、彼女や嫁さんの存在自体が重荷に感じてくると、男性はやっぱり特有の不幸そうなオーラをまとうようになるものです。

実際僕の友人が、めちゃくちゃワガママな彼女と付き合いはじめたところ、3ヵ月で白髪だらけになってあだ名が「ジジイ」になりましたし。

その後、件のワガママ彼女と別れたら1年ぐらいで白髪が激減してました。

もしもこういう男性が身近にいたら、どう接したらいい？

大体ここまで紹介したようなことが、パートナーとうまくいってない男性の見せる特徴です。

こういう男性に対してできることってそんなに多くないし、こういうのがいるとなんか空気も変になっちゃうんで、正直迷惑っちゃ迷惑なんですよね。

だから、仮にこういう男性が周りに発生したり、男友達がこうなっちゃった場合、あまり仲良くない相手の場合は自分から特に触れないことが、お互いのためかもしれません。

下手に接近したら最後、怒涛の勢いでパートナーの愚痴を聞かされる羽目になる可能性もあるし、その上浮気を打診されることも考えられますし。

逆に友達がこうなっちゃったら、話を聞いてあげるふりをするだけでも相手の気がある程度ラクにはなるでしょう。

人間、問題が何ひとつ解決しなくても友達に愚痴っただけで妙に安心するみたいな変なバグを抱えた生き物ですから。

（松本ミゾレ／ライター）

（オトナのハウコレ編集部）