生理中のフェラの要求......。生理であることを告げると『口でして』と要求する男性は、どこで道を間違えたのか?
ナイトライフ
PR松本ミゾレ
自分のことで精いっぱいの、粗雑な、他人のことをあんまり考えられない男性っていますよね。その大半はめちゃイケメンで、無理を通すだけのルックスの説得力が伴っているということが多いように思いますが、いくらイケメンでもものすごく身勝手であれば、いずれ相手から怒られるのは道理です。
先日、知人女性が「すごいかっこいい男と付き合ってたけど、だんだんワガママに付き合いきれなくなって(お金を貸すように言われたり、モラハラ発言もあるなどして)、とうとう叩き出しちゃった」と話していた。
顔が良くて性格も素晴らしい男性って、そうそういないものですよね。
僕に至っては顔は良くないし性格についてはネットで悪口書かれまくってるぐらい悪いです。
さて。この女性の話の中に「生理でしんどいのに、『口でして』と要求されるのも地味に嫌だった」ってのがありました。
もっともこれについては件のワガママなイケメンだけではなく、過去に付き合っていた男性にも同じ要求をする者がいたそうですが。
なぜ男性は生理中の女性に口でしてもらいたがる?
今回のコラムのタイトルにあるように、生理中でしんどい思いをしつつデートしてくれた相手に対して「じゃあ口でして」と要求する男性ってのはちらほらいます。
こういう男性が誕生する背景には、これまで割とイエスマン的な女性ばかりと付き合ってきて、相手よりも自分の欲求を優先するきらいが強いということが考えられます。
ちゃんと意思表示できるタイプの女性なら「何バカなこと言ってんだよ、腰揉めバカ!」で済むわけですからね。
特に若いころの男性は、自分のルックスを考慮せずに途方もないワガママを言いがちです。さしてかっこよくもないし、魅力もないくせして、まるで王様になったような気分で彼女を支配したがるみたいな奴はいるものです。
生理中の彼女がしんどそうだろうと、性欲は我慢したくないから「じゃあせめて口でして」と、まるで相手に落ち度があるかのような言い方で抜いてもらおうとするわけですね。
そういうのは生理中の人が言うことですよね。
「せっかく会ってくれたので、せめて口でしてあげるね」みたいな感じで。
まあ、それでも「無理しないで横になっててよ」って感じですけども。普通の男性の意見としては。そもそも生理中に無理して会わなくても問題ないような気がしますし。
生理が重ければ女性もキツいだろうし、そんな女性とデートしろって言われても、僕らもぶっちゃけ困っちゃいますし(笑)。
何やっても楽しめないというか。
「悪いなぁ」と思いながら口でしてもらおうとする男性も
ただ、どんな男性でも状況次第では、たとえセックスできない相手に対してでも「口でして」と言いたがる場合はあるので、その点についても言及しておきたいと思います。
その状況ってのが“あまりに溜まり過ぎているとき”ですね。
僕が知ってる話なんですが、自衛隊に入隊した男性が、ずっとオナニーもできずに男臭い生活を続けているうちに、どんどんどんどん性欲を募らせていき、やっと土日で宿舎を出るチャンスがあったときに急いで彼女に連絡したものの、会ってみれば生理中だったというケースがあります。
しかしこの男性はもう我慢できず、何なら生理中でもセックスしたいぐらいのおかしなテンションだったので「ほんとごめんなんだけど、口でして」とお願いしたそうです。
彼女も彼女でその状況は理解しているのでフェラしたってことですけども、まあ人は追いつめられるとこういう要求をしてしまうものってことなんでしょうね。
でもまあ、僕としては「そうは言っても我慢しろよ」って気がしてならないんですけども。あ~でもアレか。20代前半とかだったら、さすがに頭おかしくなるかぁ。
おわりに
男性が、生理中の彼女に口でしてもらうなんて状況、基本的に彼女側が能動的にそうしたがるときだけだと思います。ほんともう「しんどいのに、ご苦労さんです!」って気持ちになっちゃいますね。
でもいち男性としては、あのシチュエーションはなんだか嬉しいです。申し訳なさ半分、喜び半分って感じで。
だけど、別に男性は自分でもオナニーで溜まったものは出せるので、あんまり無理にしてもらおうなんて普通は思わないところではありますね。
30代に差し掛かってからは、生理中の彼女と会ってもそういう空気をそもそも出さないように気を付けるようになりました。やっぱり、自分が体のどっかしらが常に痛い年代に入ってきて、「体痛いのに無理はさせられんのじゃ」って心境になったのもデカいと思います。
まあ、僕の不養生で起きる全身の痛みと、生理を一緒にするなよバカって感じですけどね。
(松本ミゾレ/ライター)
(オトナのハウコレ編集部)