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ヒモ男やダメ男、寄生先がいないと自立するしかない説

ナイトライフ

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松本ミゾレ


ダメ男にばっかり手を出して、ダメ男にばっかり手を焼く女性は昔から大勢います。そういう女性から相談を持ち掛けられたこと、一度や二度ではありません。


そしてこの手の女性って、こちらがどんなにまともなアドバイスをしても、全然聞いてくれないんですよね。


「もう別れたい」と泣きながら相談してきたのに、数時間後にはSNSで「ダーリンがアイス買ってくれた。マジ好きずっといっしょ」みたいな、IQが3ぐらいしかないようなことをつぶやいてたりして。


何がダーリンなんだか。こっちの時間を返してくれよと、泣きたくなるのは僕のほうです。


まあ、大体にして彼氏の文句をいう奴ほど別れないし依存してるってのはあるあるなのかもしれませんが、世の中にはガチで「もうこのダメ男といっしょだとマズい!」と認識するようになった女性もいます。


そうなったときには、もう周りに相談できる相手がそんなに残ってなかったりもするんですけどね。散々上記のようなムーブを繰り返して、周りの友人も辟易してしまっているので。


が、そうなったのも自己責任。


今回は「もう誰にも相談できないよ」って人向けに、ダメ男の寄生がいかに非生産的かって話をしていこうと思います。


これさえ読めば、自分がいかに非生産的な男女関係を歩んでいるか、さすがにわかるし目を覚ますはずです!


浮気相手をAVデビューさせて貢がせたダメ男も

冒頭では過去に、ダメ男に寄生されて音を上げているのに、いくら真っ当なアドバイスをしても別れようとしない女性について書いていますが、僕は男性なのでダメ男側の考えも、わからないでもありません。

男性目線で言えば、甘えられる環境を用意されりゃあそれこそ、わざわざそこを出ていく理由なんて別にないですからね。


要は、そういうわがままを許してくれる女性がいる限り、全力で寄生する奴もいるということです。


普通は「いくらなんでも寄生しすぎだろ」とか思って踏みとどまる段階であっても、気にせず飛び越えてしまう男は少ないながらもこの世にはいますし。


僕が実際に知り合い、今はさすがに怖くなって絶縁したダメ男の話を例に挙げましょう。


彼は本命の彼女はキープしつつ、浮気相手にAVデビューさせ、その最初の報酬でパチンコに行ってその日のうちに全てのギャラを使い切り、かと思えば「腹減ったな、肉食べたい」とその不憫な浮気相手にさらに焼き肉を奢らせ、挙句その晩のホテルも相手持ちで入室したという、パーフェクトダメ超人です。


こういうのが世の中にはまともな男性の顔をして出歩いているわけですし、何なら僕よりもまともな人間だと思われています。


お金の面でいえば、たとえば彼女の貯金をごっそり遊びに使うとかね。酷い場合には彼女のお金で捕まえた別の女の子と行くホテル代に使ってしまう、なんてダメ男もいるかもしれませんし。


ダメ男は基本的に寄生虫。更生もしません。


「でも、いつかまともになってくれるかも」と期待する人もいるでしょう。


これね、まともにはなるんです。一応。


ただ、相手を選んでまともな態度を見せるだけ。本質的にはクズはクズのままです。


ダメ男なんて女性の情を食い物とする寄生虫なので、寄生虫だとしっかり認識し、人間として扱わないことが大事です。


そうでもしないと期待をしてしまいます。そしてこの場合の期待は裏切られるものです。


無意味な希望的観測は捨てたいですね。

ダメ男を切ることが普通の日常を取り戻す唯一の道

ダメ男を切ることこそ、自分のためです。自分のためとはメンタル面での安定を指すだけではありません。自分の人生を守るための策とお考え下さい。


ヒモを長年飼育して、お金を使って自分の若さも相手に捧げて、そうして幸せになったって話。聞いたことありますか? 僕はないですね。


僕が目にした全てのダメ男に悩む女性は、最終的には周りから愛想を尽かされて相談相手もいなくなり、相手とも共依存みたいな状態になって「いまさら1人になっても、年齢が年齢なだけにもう恋愛できないかも」とかいうようになった人ばっかりです。


早い段階から周りの忠告を聞いて、ダメ男を切っていれば、若さもお金も未来も失わずに済んだのに……でも、それがその人の運命だったのでしょう。


しょうがないことです。


今現在、ダメ男を養っている状況にある女性がもしもこのコラムを読んでいるんなら、悪いことは言いません。

自分のためになることにお金も、感情も使うべきです。


普通の日常を過ごしていた頃の、なにもないけど杞憂もなかった状態に戻りたいのであれば、やることは一つ。縁を切ることです。

おわりに

今回のコラムでは、浮気相手にAVデビューさせてギャラも使い込むという、割と人として最低ランクなダメ男の話を実例として挙げてみました。


ただ、アレを読んでダメ男を飼っている人が「よかった、まだ私はマシだった」と感じる人が一番あぶないと思います。


程度の差はあれ寄生されている人がそう思うのはどんぐりの背比べみたいなものですからね。


普通の女性はダメ男に時間やお金を費やすことは決してありません。だから、まず自分の状態の状態のヤバさを認識しておきましょう。


(松本ミゾレ/ライター)


(オトナのハウコレ編集部)


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