彼女を中イキさせたことのある男性、意外と少ない説
ナイトライフ
PR松本ミゾレ
やっぱりセックスで相手に絶頂させたかどうかって、ゲームでいうところの実績解除というか、アチーブメントの取得みたいな達成感があるんでしょう。
実際、女性をイカせた経験を持つ男性は多いし、20代とかが場末の飲み屋でゲスい話をするようにになると「どうやってオンナを絶頂させたか?」みたいな、しょうもねえ自慢話を披露しあうことはあります。
僕も恥ずかしながら若いころは地元でそういう話ばかりしていた時期がありました。
だって田舎だもん。パチンコとセックス以外に娯楽なんかなかったとよ。
外イキばかりで中イキさせられない僕ら
ただ、こういう話をしているとよく気付いたのが、いわゆる外イキをさせた系の話ばかりだったんですよね。たとえば「彼女のクリトリスを攻めて外イキさせたった」みたいな話が妙に目立ってました。
「彼女と青姦して、誰かに見られるリスクにヒヤヒヤしながらクリ攻めしてガクガクにさせた」だの「乳首とクリトリスを同時に攻めて潮吹きさせた」だの。
イカせた成功体験には、大体7割ぐらいが「ただし外イキに限る」という形でした。
まあ、それでも男性にしてみれば、自分がイク前に一応相手もイカせておこうという流儀めいたものを重んじているのでしょう。
とにかく経緯はどうあれイカせたことを戦果として語っている人は割と多かったように思います。
他方で中イキとなると意外と実際に成功した男性は少なくて、「多分今思うと、アレがそうだった……のかな?」みたいなあいまいな感じになりがちです。
中イキっていっても、彼女の演技かもしれないしさぁ
騎乗位で相手が腰を振るんですが、その際によく「イク」と言ってたので、アレが多分そうだったのかな? という思うはあるのです。
あるのですが、よくふりかえるとあれって前後運動だったし、そうすると挿入しつつも僕の下腹部にクリトリスを擦り付けていただけで、厳密には外イキなんじゃないか? という疑念もあるところ。
まあ、今となってはどっちでもいいのですが。
また、ある男性は「俺は鬼ピストンで彼女をイカせてる」と豪語していました。
「え~、すごいな」って思っていたものの、後日その男性の彼女から「いや、アレホントぜんぜん気持ちよくない。痛いからイッたふりして終わらせてるだけ」という言葉を聞き出す……ということもございました。
いわゆる中イキの演技ですね。これは男性からするとなかなか見抜くことはできないのかもしれません。
イッた演技が妙に上手い女性っていますし、事実、友達に売れないAV女優がいますが「試しにちょっとイッた演技して」と要求したところ、さすがは売れなくてもプロ。結構本格的に見抜けないレベルの演技を披露してくれました。
女はみんな女優ですね。
男性の「イカせ自慢」は中イキさせられない自分の不安の裏返し?
それだって、実際に現場を見ていたわけでなく、あくまでも風のうわさ。あるいはセックスをした相手からのヒアリングが元になっていますし、確度は高いとはいえません。
だけどやっぱり、外イキさせる経験に比べて、中イキさせた経験は少ない傾向は、これは男性なら誰もが意識しているし、認識もしていると思います。
ある男性はやたらと「俺は女性をイカせるのが得意だ」みたいなことをいっていましたが、実際には相手が演技をしていたり、あくまでも外イキ限定だった……というようなことがありましたし。
やっぱりそうですよねぇ。男性は女性の気持ちはなかなか理解できないし、相手がどうなったら気持ちいいかを視覚的に理解もしにくいので、手軽というか、手堅い外イキに固執するのも当然でしょう。
おわりに
でも手本がないからどうにも……という感じで二の足を踏んでいる男性は多いと思います。
ですので、もしもあなたの彼氏が「どうやったら中イキできる?」みたいな素朴な質問をしてきたら、是非こども電話相談室の先生のノリで、分かりやすく説明してあげてください。
人によってどういうシチュエーションが中イキしやすいのかは異なるでしょうから、ケースバイケースで「私の場合はこう」と教えてあげると、きっと彼氏は励みになると思いますよ!
(松本ミゾレ/ライター)
(オトナのハウコレ編集部)