男性が感じるセックス後の余韻とは
ナイトライフ
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彼とのセックスのあと、ふと思い出してニヤニヤしたりつい浸ってしまった経験はないでしょうか? そのことを余韻というのですが、男と女でセックスの後に感じる余韻はそれぞれ違うといいます。男性が感じる余韻とは一体どのようなものなのでしょうか?
男性はフィニッシュ後、賢者タイムに…
女性は終わったばかりのセックスの余韻をしばらく感じるのに対して、男性の余韻は少々異なるといいます。まず1つ目は賢者タイムで、これは「男性が射精した後に訪れる、気だるさや虚無感が続く時間」のことです。
その心理状態は人によって異なりますが、「シャワーを浴びてサッサと眠りたい」「タバコを吸ってクールダウンしたい」など様々だそう。
これは、プロラクチンというドーパミンの分泌を抑えるホルモンの作用が引き起こす症状から来るもので、エッチ後に「彼が冷たい」と感じるのはこのためなのです。
女性からしたらあまりいいイメージのない「賢者タイム」ですが、実はこの賢者タイムのときに、「無事にエッチできた達成感を噛み締めている」と考えている男性もいるようです。
男性は女性をベッドに誘うとき、数々の試練を乗り越えなければいけません。まずは連絡を交換して相手と仲良くなって、デートの約束をこじつけます。デートでは女性をエスコートして会話を盛り上げて食事を奢り、そこからホテルに誘わなければいけないのです。
ようやくセックスができても下手だと思われないように、早くフィニッシュしてしまわないように……など、試練がたくさん! そして女性がイッたあとにようやく、自分も射精することができるのです。
これらの試練を乗り越えて、「自分はいま無事にセックスをやり遂げた!」と、まるで登山家がエベレスト登頂に成功したかというような達成感に浸っているのです。
筆者の経験上、この試練を乗り越えた男性……つまり女性から見て完璧なデートにしようと頑張ってくれた男性のほうが、セックス後の賢者タイムが長い気がしました。逆にデートも適当でセックスもイマイチだった男のほうが、セックス後にフォローのつもりなのかイチャイチャしてくる気が……。
だから、賢者タイムで余韻に浸っている男性はそこまで悪いイメージで見なくてもいいということ。頑張ってくれた彼を黙って見守ってあげましょう(笑)。
男性が感じるセックス後の余韻
とはいえ、男性にもセックス後に幸せの余韻に浸ることも、ちゃんとあるのです。男性に「セックス後に考える余韻ってどんなこと?」という質問を行ったところ、こんな回答が返ってきました。
「今日1日のデートを思い出してニヤニヤしている」
「彼女に褒められた服装や『カッコイイ』と言われたことを思い出す」
「デート中、手をつないだことやキスしたことを思い出している」
……と、ほとんどの男性がセックスの余韻ではなく、その前のステップのデート中などの余韻に浸っていることが分かったのです。セックス中、あまり動かない女性に対して男性は無我夢中で腰を振り続けなければいけません。
さらに射精したばかりということもあり、セックス直後はセックスの間の記憶がほとんどないとのだそう。そのため、セックスのことを思い出して余韻に浸るのは、ひと眠りした翌日以降が多いといいます。
しかし、「幸せ」の余韻に浸るのは、やはりデート中の記憶が多いようで、セックスで思い出すことは「あの時、エロかったな~」「胸大きかったなぁ」など、エロいことばかりなのだそう。
もし、機会があるのであれば、恋人とデートしたばかりの男女に「エッチはどうだった?」と聞いてみましょう。女性が「彼のキスが優しかった」など幸せな思い出を語る一方で、男性は「フェラが上手かった」「パイズリをしてくれた」など、エロい思い出ばかり語るはず……。セックス後の男女の余韻はこんなにも違うのか……ということがよーくわかりますよ!
男女によって、大きく異るセックス後の余韻。もし、セックス後にあなたが余韻に浸っているのに彼が冷たいと感じたら「射精直後で今は何も考えられないんだな」と、そっとしておいてあげましょう。
しつこく後戯やピロートークを求めると、彼に「面倒臭いな……」と思われてしまうかも。もし寂しいと感じたら、そっと彼の手を握ったり、飲み物を渡してあげるのもいいかもしれませんね!(結城/ライター)
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