【男の本音】セックスで演技をするのは女だけじゃない!感じているフリをする男の本音
ナイトライフ
PR松本ミゾレ
本当はものすごくイライラしているのに、それを表に出すと怖い人と思われるので、笑顔の仮面で覆う……これもまあ、ありがちな嘘、演技でしょう。
男女関係でも嘘はつきもの。恋人に「何かあったの?」と聞かれると、とりあえず「ううん、なんでもない。平気」みたいな返事をするヤツ、男女ともにいます。
そういう人を見るたびに「なんでもないなら、その深刻そうな表情の芝居をやめろ!」と心の中で怒鳴っていますが、顔で笑って心でキレて。感情を表に出さない筆者もまた、嘘つきなのでしょう……。
さて、男女関係における嘘といえば、セックスなんてその温床の最たるもの。
セックス中に相手を喜ばせるためにいろいろと演技をする女性っていますよね。実はまったく同じような理由で、男性も結構セックス中には演技をしちゃっています。
今回は筆者や、周りの男性の知人たちが以前やってみた“演技の実例”をいくつか紹介いたしましょう。
言葉責めに笑いをこらえながらも、感じるフリをした
言葉責めって、センスが問われるものですよね。ある程度知識が豊富で、語彙力がないとワンパターンな言葉しか頭に浮かんできません。
筆者の知人のFくんが以前、「私、言葉責め得意だよ」という女性とセックスしたときはまさに最悪だったとか。
なんでも「気持ちいいの?」と「まだイッちゃだめだよ」と「ほら、こんなになってる」の3パターン程度のセリフしか出てこないため、だんだんそれがおもしろくなってきて、笑うのを堪えながらも感じるフリを続けたという話を聞かせてくれました。
たしかに、3パターンぐらいしかバリエーションがない言葉責めって、ずっと聞いてるとだんだん面白く感じられるところです。お笑いでいうところの“天丼”ですね。
まあ、男性の中にも洒落にならねえぐらいしょぼい言葉責めをする人がいるようですが……。
どっちも明らかに気持ちよくないのに感じる演技をしていた
男性のアレのサイズは人それぞれです。規格外の化け物もいれば、芋虫程度のサイズしかないアレを持つ男性もいます。
みんなちがって、みんないい。
そうはいっても、さすがに小さすぎるとセックスの盛り上がりは欠けるに違いないところですよね。知人のYくんは、それはそれは小さなアレを持つ男。
前々からそれがコンプレックスだったものの、Yくんは顔はいいので結構モテます。
当然セックスの頻度も高いのですが、やっぱり初めてカレのアレを見た相手は、唖然とするか失笑するか。このどちらかの反応を見せることが多いようです。
しかし、あるとき出会った女性は違いました。
カレのアレを目にして一言。「おっきいね~」といったのです。
明らかに嘘です。Yくんはバカですが、そのぐらいのことはすぐにわかります。
ですが、これも相手の優しさのなせるものとして、そのまま「ありがとう」と返事をしたのでした。
そしていざ本番ですが、ここでまったくもって空虚な時間が流れることとなります。Yくんは挿入したものの、まったく気持ちよくありません。
恐らく自分のアレが小さいのもあったのですが、相手のアソコもおそらくちょっとユルかったのでしょう。挿入感はまるでスカスカ。これじゃあいくらピストンしても、ただ腰を打ち付け合うだけの行為でしかありません。
しかし、どちらもそのことを言及する勇気はなく、結局2人はそのまましばらく愛し合ったのですが、Yくんは「あ~気持ちいいよ」みたいなことをつぶやき、相手もまた「凄くイイ~」みたいな演技をし、この虚無の行為を続けたのでした。
男も女も、気遣いが過ぎると全然気持ちよくない行為でも演技をし合うようです……。
男性は基本的にどんなセックスでも演技をしている
男性の性感って、別にそこまで強いわけではありません。アレをどうしようと性感帯を愛撫しようと、それこそ無表情で耐えることは当たり前。
男性のオナニーの最中なんて、基本的には無表情か、ちょっと眉間にシワが寄っている程度のものです。ですので、筆者もそうなのですが、セックスの際にもその気になれば最初から最後まで無表情で通せてしまいます。
もともと無表情で射精にまでいたることができる動物なのが男性、ということですね。しかし、無表情って無愛想ですし、無言でセックスするというのも気持ちが悪いもの。
だからセックスの最中には顔をちょっと気持ちよさそうに歪ませたり、ちょっと感じた声を出すわけですが、コレすべて演技であると認識していただいて結構です。
雰囲気をアゲるためのオプションということですね。あるいは景気づけ。我慢しようと思えば、なんぼでも我慢できるのが男性の性感なのです。
セックスの際にものすごく喘ぐ男性、たまにいますけど……恐らくこの手の男性だってオナニーのときには無言・無表情です。
そしてオナニーで得る快楽も、セックスで得る快楽も、ベクトルもレベルもさほど変わりません。何ならオナニーの方が気持ちいいと考える男性もわんさかいます。
男性のセックスでの様子はほぼ演技です。
おわりに
演技と書いてしまうと、なんか印象が悪いものですけど、もともと人間ってコミュニケーションを取って親密になる生き物なので、多少の嘘や演技は社会性の動物である以上、欠かせないものになってしまったのでしょう。
セックスで演技をする女性がいることも、男性はちゃんと理解していますし、自分が演技をしていることが女性にバレていることについても、ちゃんと把握している男性もいます。
それにしても、裸になって抱き合ってまでも、まだ演技だの嘘だのをやるという私たちは、なんとも面白いものです。(松本ミゾレ/ライター)
(オトナのハウコレ編集部)