早漏・遅漏はセックス中に考えていることが正反対な件
ナイトライフ
PR松本ミゾレ
世の中には、たった3種類の男性しかいません。
1:挿入後すぐにイッてしまう早漏
2:いくら時間が経とうと一向に射精できず、そのうち中折れまでしてしまう遅漏
3:どちらでもない、普通のセックスができるタイプ
この世には、このどれかの男性しかいないのです。
このうち、3番目のいい塩梅で射精できる男性は実に無難です。セックスのクライマックスまでの時間配分も、まあそんなにおかしいこともないでしょう。
しかし早漏と遅漏はそうはいきません。自分で射精に至るまでの道のりをしっかりとコントロールできないというのは、なかなかに相手の心身に負担をかけてしまいます。早漏も遅漏も、どちらも男性にとっては大きな問題で、自分や相手のセックスへのバイタリティそのものを低下させてしまう原因となります。
もちろん男性だってバカではないので、どちらの場合でも、それなりに対策方法は講じてはいます。たとえば早漏の男性はセックスの前にオナニーをして抜いておきますし、遅漏はオナニーなんかせず、少しでも性欲を溜めておきます。
でも、対策はこれだけではないのです。その上で彼らは、実際にベッドの上でセックスをしている際、なにやら一生懸命に考え事をしているのですが、実は早漏と遅漏とでは、まるっきり正反対のことを思い浮かべながらセックスをしているのです。
今回は、この両者がセックスの最中に脳内に描いている光景について、特別にご紹介したいと思います。
■早漏はセックス中、まったく興奮できない想像をしている!
それでは早速本題です。まずは早漏の男性が、セックス中にどんなことを想像しているのかについて書いていきたいのですが、早漏の男性たちはとにかくさっさとイッてしまうため、セックスの最中には様々な刺激に鈍感でなくては、とてもじゃないけど相手を満足させるほどのセックスはできないというのが実情です。
しかし、ベッドの上で感じる性的な刺激をシャットアウトするなんて、なかなかできることではありません。こういうとき、彼らは脳内に、性的な要素の一切ないような光景を思い浮かべて、少しでも射精までの時間を稼ごうと四苦八苦しているのです。
たとえばセックスをしつつも、脳内では「農作業に勤しむ高齢者」や「工事作業中のおじさんたち」など、まったく興奮しないどころか、性的な意欲がごっそり削れていくようなシチュエーションを想像して、射精までの猶予を稼ごうとするわけですね。
想像力が豊かな早漏の男性になると、「これをやればかなり間が持つのだ」と断言するレベルにまで達します。
実際、筆者の友人にもこの方法を編み出してから、これまで三こすり半で射精していたものの、最低でも10分は耐えられるようになったと豪語していますし、当事者たちにしてはかなり有力な対策方法なのかもしれません。
■遅漏はベッドの上で、視覚と記憶をフル活用してセックスをする!
一方で遅漏の男性は、どんなことを思い浮かべながらセックスをしているのでしょうか。実は何を隠そう、筆者自身も結構な遅漏。そのためにこれまで、何度相手に幻滅されたか、もう数え切れなくなってしまいました。
あの空気は独特ですね、本当に最悪と言ってもいいでしょう。
こういったタイプの男性は、とにかく、なりふり構わず射精してみせなければならないと、常々考えています。そして編み出したのが、視覚と記憶に全神経を注力するというやり口。
何がなんでもイクために、目の前の相手の裸を、目を見開いて凝視して、視覚から得られる刺激的な情報を逃さないように努力するのです。
同時に脳内では、「これまで自分が経験したエッチなシチュエーション」を、可能な限り鮮明に思い出しながら、その模様を再生しているものです。
言ってみればセックスをしつつ、自分にゆかりの深い女性が出演するアダルトビデオを視聴しているような感じですね。かなり不謹慎な話にも思えるんですけど、こうでもしないと永遠に射精までたどり着かないような遅漏って、本当にいるんです……。
これはもう、こればかりは本当、勘弁してください。遅漏でさえなければ、こんな余計な小細工もしなくて済むのですが。酷い場合だと、半月ほどオナニーを封印して、禁欲状態でセックスに挑んだのに、まださっさとイけないという男性もいます。そんなレベルの遅漏には、このぐらいの努力が、どうしても必要なようです。
■おわりに
男性が、早漏、遅漏について、その悩みと解決に向けた取り組みを女性に話すシチュエーションって、なかなか現実では巡り会わないものです。
そのため、早漏の男性、遅漏の男性がセックス中にどんな心持ちでいるのかについても、知らないという方も多かったことでしょう。
まあ、彼らが自分が早漏、遅漏であることについての涙ぐましい努力なんかわざわざ女性に話して聞かせるメリットはないので、それも当たり前なんですけどね(笑)。(松本ミゾレ/ライター)
(オトナのハウコレ編集部)