
夫が単身赴任で寂しい? ひとりの夜の過ごし方と、気持ちの満たし方
結婚
PR夫がいないと、夕飯もお風呂も自分の順番で済む。それは正直、楽。でも夜、面白いことを見つけて隣を向いた瞬間に、いないんだったと思い出す。電話で声を聞いても、そのあと1人で寝る部屋までは埋まらない。
単身赴任を応援していることと、寂しいことは両方あっていいんです。夫には言いにくい『もう少し構ってほしい』も、自分の中でなかったことにしないで。離れている間のつながり方と、家の外の居場所を考えてみましょう。
今のあなたに近いのはどれ?
②ひとりの夜の過ごし方を知りたい ☜自分の時間に!
③誰かと話したい・つながりがほしい ☜居場所のつくり方♡
目次
夫が単身赴任で寂しいのは、あなただけじゃない
単身赴任中の寂しさを抱えているのは、あなただけじゃありません。気楽さと寂しさが同居していても、全然おかしくないんです。
(1)「気楽」と「寂しい」が両方あっていい
夫の帰りを待たずに夕飯をすませられる、家事を好きな順番でこなせる。単身赴任が始まって、「あれ、ちょっと気楽かも」と思った人もいますよね。
なのに、ふとした瞬間に寂しさがこみ上げてくる。「気楽なはずなのに寂しいなんて」と戸惑うけれど、どっちもあなたの本音です。
どっちかを正解にしなくていいんです。気楽な日も、寂しい日もある。
寂しい日があるからって、単身赴任に反対しているわけでも、家族を応援していないわけでもありません。その気持ちは、そのまま持っていて大丈夫。
(2)家事・育児をひとりで回す疲れが、寂しさを大きくする
ゴミ出しに家の細かな用事、子どもがいれば送り迎えや急な発熱の対応まで。ふたりで分けていたことをひとりで回すのは、想像以上にハードです。
疲れがたまれば、気持ちの余裕もなくなる。「何かあっても、すぐ頼れる人がいない」という心細さが、寂しさを一気に大きくすることもあります。
頼れる家族や友達がいるなら、遠慮せず手を借りましょう。家事代行や自治体の子育て支援など、外の力を使うのも、全然アリです。まずは、がんばりすぎている自分に気づくところから。
夜になると寂しさが強くなるのはなぜ?
昼は忙しく過ごせても、夜にひと息つくと、会話や触れ合いがないことを寂しく感じる場合もあります。
(1)話し相手がいない寂しさ
昼間は仕事や家事に追われて、寂しがっている暇もないかもしれません。でも、夜になってひと息ついた途端、「今日あったことを話す相手がいない」と気づくんですよね。
ちょっとした愚痴、うれしかった出来事。夫がいれば何気なく話していたことを、ひとりで抱えたまま眠る。そんな夜が重なると、寂しさはじわじわ積もっていきます。
誰かに話すだけで、気持ちは案外軽くなるもの。話す相手がいない夜は、その日の気持ちを整理するチャンスも減ってしまいます。
(2)触れられない・ぬくもりがない寂しさ
寂しさの原因は、話し相手がいないことだけじゃありません。隣で眠る人の気配や、ふとしたときに触れる手のぬくもり。それがなくなる寂しさもあります。
体が寂しくなるのは、大人の女性ならごく普通のこと。「こんなこと思うなんて」と隠したり、自分にダメ出ししたりしなくていいんです。
この寂しさとどう付き合うかは、このあとの章で一緒に考えます。
(3)「このまま気持ちが離れたら」という不安
離れて暮らす時間が長くなると、「このまま夫婦の気持ちが離れていったらどうしよう」と不安になること、ありますよね。連絡が少ない日が続けば、なおさらです。
その不安は、夫婦の関係を大事に思っているからこそ。ひとりでふくらませるより、気持ちを言葉にして伝えるほうが、ずっと安心できます。
あなたの寂しさはどれ?
✓話したい → 夫との連絡(次の章)や、家庭の外の話し相手へ
✓一緒にいたい → 家庭の外に居場所をつくる
✓触れたい → 夫婦のふたりの時間と、自分をいたわる時間へ
夫との距離を保つ、無理のない連絡のしかた

電話をしても、用件だけで終わると余計に寂しい。とはいえ、毎晩長く話してほしいと言うのもためらう。そんなときは『連絡を増やして』より、『今日は少し雑談したい』と欲しい時間を具体的に伝えてみて。会えない夜に何がうれしいかは、言葉にして初めて伝わることもあります。
(1)テレビ電話・LINEで「今日のひとこと」を送り合う
毎日長電話しなきゃ、と思うと、お互いの負担になってしまいます。それより、LINEで「今日のひとこと」を送り合うくらいの軽さのほうが、長続きしますよ。
「今日の夕飯はこれ」「子どもがこんなこと言ってた」と、写真を一枚送るだけで十分。週末など時間があるときは、テレビ電話で顔を見ながら話すと、離れていても一緒にいる感じが持てます。
連絡の頻度や時間帯は、夫の仕事の状況に合わせて、ふたりで決めておくと安心です。
(2)寂しいことを、責めずに伝える言い方
寂しい気持ちを伝えるとき、「どうして連絡くれないの?」と責める言い方になると、相手も身構えます。夫だって、慣れない土地での仕事や生活で疲れているのかも。
「あなたがいなくて、ちょっと寂しいな」と、自分の気持ちを主語にして伝えてみてください。責められていると感じなければ、夫も素直な気持ちを返しやすくなります。
寂しいと伝えるのは、わがままじゃありません。ふたりの関係を大事にしたい、という意思表示なんです。
(3)帰ってくる日のスキンシップ・ふたりの時間を先に決めておく
夫が帰ってくる週末や長期休みは、家の用事や親戚づきあいで、あっという間に終わりがち。だからこそ、ふたりで過ごす時間を先に押さえておくのがおすすめです。
「今度帰ってきたら、ふたりでごはんに行こう」「ゆっくりくっついて過ごしたいな」と、会う前に伝えておくのもアリ。スキンシップの感じ方は夫婦でもズレることがあるので、夫婦のスキンシップを考える記事も読んでみてください。
次に会える日の楽しみがあれば、離れている時間も少し前向きに過ごせます。
ひとりの夜を、自分のための時間にする過ごし方

夜を「夫がいない時間」ではなく「自分の時間」と決めてしまうと、寂しさはぐっとラクになります。
(1)お風呂・スキンケアに時間をかける
夜のひとり時間は、自分を甘やかすのにうってつけ。好きな香りの入浴剤を入れて、いつもより長めにお湯につかってみましょう。
お風呂上がりは、スキンケアもボディケアもていねいに。自分の体に手をかけると、気持ちまでほぐれていきます。
触れてもらえない寂しさが強い夜こそ、自分で自分にやさしく触れてあげて。
(2)好きなドラマ・本を「夜のお楽しみ」にする
「夜になったらこれを見る」と決めた連続ドラマや、少しずつ読み進める本があると、夜が待ち遠しくなります。誰にも気をつかわず、好きなものを好きなだけ楽しめるのは、ひとり時間の特権。
温かい飲み物を用意して、照明を少し落として。お気に入りの時間を「夜の儀式」にしてしまえば、寂しさより楽しみが勝つ日が増えていきます。
見終わったあと、感想を夫や友達に送るのも楽しいもの。ひとりで過ごした時間が、誰かとの会話のネタになります。
(3)昼間に体を動かして、ぐっすり眠れるようにする
寂しさが強くなるのは、眠れない夜。布団に入ってもなかなか寝つけないと、あれこれ考えちゃいますよね。
昼間にウォーキングやストレッチで軽く体を動かしておくと、夜は自然と眠りやすくなります。寝る前のスマホ時間を少し減らして、体を休ませましょう。
寝る前の流れを毎晩そろえておくと、体が「そろそろ寝る時間」と覚えてくれます。お気に入りのパジャマに着替える、布団に入ったら深呼吸する、など自分なりの合図を決めておくのがおすすめです。
(4)夫が夜勤で夜ひとりのときは
単身赴任ではなくても、夫が夜勤のある仕事で、夜はひとりという人もいるでしょう。夜勤の日は、夫を送り出したあとの夜をどう過ごすか、先に決めておくと寂しさが減ります。
夜勤明けの日は、夫が起きたあとの時間を一緒に過ごす工夫を。遅めのごはんを一緒に食べる、夕方に少し散歩する。短くてもふたりの時間をつくれば、すれ違いの寂しさはやわらぎます。
| 寂しさの種類 | おすすめの過ごし方 |
| 話したい | 夫や友達に連絡する |
| 一緒にいたい | 友達とごはんに行く・習い事に通う |
| 触れたい | ふたりの時間を先に決める・自分をいたわる時間をつくる |
| 眠れない | 昼に体を動かす・夜の習慣を決める |
家庭の外に、話せる人・居場所をつくる

寂しさをひとりで抱えこまないために、家族以外にも話せる人がいると、気持ちは一気に軽くなります。
(1)昔の友達・ママ友に連絡してみる
しばらく連絡していなかった昔の友達に、「元気?」とメッセージを送ってみましょう。久しぶりでも、話し始めたらけっこう盛り上がるものです。
子どもがいるなら、ママ友とランチやお茶もいいですね。同じように夫が忙しい家庭の人や、単身赴任を経験した人と話せれば、「私だけじゃない」と思えます。
連絡するのに、特別な理由はいりません。「この前こんなことがあってね」と近況を話すだけで、誰かとつながっている安心感が持てます。
(2)習い事・サークル・ボランティアなど「目的のある場」に行く
料理やヨガ、語学などの習い事、地域のサークルやボランティアなど、目的のある場に顔を出すのもおすすめ。やることが決まっているから、初めての場所でも話すきっかけをつかみやすいんです。
週に一度でも「行く場所」があれば、生活にリズムが生まれます。家族以外の人と顔を合わせる時間は、妻でも母でもない自分に戻れる時間にもなります。
(3)同じ立場の既婚者と友達として話せる場もある
身近に話せる人がいないなら、既婚者同士が友達として交流できる場を探してみる手もあります。同じように家庭を持つ人となら、夫や家族の話も気軽にできますよね。
ただし、選ぶのは友達づくりを目的とした場やサービスだけ。家庭の外に話し相手を持つことと、恋愛相手を探すことは別の話です。その線引きを自分の中で決めておくと、安心して人とつながれます。
ほかの人に気持ちが向きそうになったら、先に知っておきたいこと
寂しさから誰かに惹かれてしまう気持ちまで、頭ごなしに否定はしません。ただ、婚外で関係を持つと、あとから取り返しのつかないリスクを背負うことになります。
(1)不貞行為にあたる関係は、慰謝料を請求される可能性がある
配偶者以外の人と体の関係を持つことは、法律上の「不貞行為」にあたる可能性があります。不貞行為が明らかになれば、夫や相手の配偶者から慰謝料を請求されることもあるんです。
「気持ちだけなら」「一度だけなら」と思っていても、関係が始まってしまうと、自分ひとりでは止められなくなることもあります。気持ちが動いたときこそ、一度立ち止まってください。
(2)家庭・子ども・仕事に影響が及ぶこともある
婚外の関係が明らかになれば、影響は夫婦のあいだだけで終わりません。子どもの心を傷つける、親族や周囲との関係がこじれる、仕事に響く、といったことも起こりえます。
一度失った信頼を取り戻すのは、とてもむずかしい。寂しさを埋めるつもりが、もっと大きな寂しさを抱えこむことになりかねません。
(3)「寂しい」の正体を先に見つめる
誰かに惹かれそうになったら、まず「私は何が寂しいんだろう」と自分に聞いてみて。話を聞いてほしいのか、誰かと一緒にいたいのか、触れてほしいのか。
話したいなら夫や友達に、一緒にいたいなら家庭の外の居場所に、触れたいなら夫婦のふたりの時間や自分をいたわる時間に。寂しさの正体がわかれば、家庭を大事にしたまま満たす道が見えてきます。
寂しさや気分の落ち込みが続く、眠れない日が続く、というときは、ひとりで抱えず自治体の相談窓口や医療機関に相談してくださいね。
よくある質問
Q. 単身赴任の夫に「寂しい」と言うのは重い?
夫も仕事で大変そうなので、寂しいと言ったら負担になりそうで言えません。
責める言い方でなければ、重くありません。「ちょっと寂しいな」と自分の気持ちとして伝えれば、夫も受け止めやすくなります。黙ってがまんを続けると、寂しさが不満に変わりやすいので、小さく言葉にしてみてください。
Q. 夫が単身赴任中、夜が眠れないときはどうすればいい?
ひとりになってから、夜なかなか寝つけなくなりました。
昼間に軽く体を動かす、寝る前のスマホ時間を減らす、お風呂でゆっくり温まるなど、夜の習慣を見直してみてください。眠れない日が続くときは、無理をせず医療機関に相談しましょう。
Q. 旦那が夜勤で夜ひとりのときの過ごし方は?
夫が夜勤の日は、夜ひとりで過ごすのが寂しいです。
夜勤の日は、好きなドラマや本、お風呂の時間など、「夜のお楽しみ」を決めておくと乗り切りやすくなります。夜勤明けの日は、夫が起きたあとに一緒にごはんを食べるなど、短くてもふたりの時間をつくってみて。
Q. 単身赴任中に夫婦の気持ちが離れないか不安です
離れて暮らすうちに、夫の気持ちが離れてしまわないか心配です。
離れていても、小さな連絡を続ければ気持ちはつながりやすくなります。LINEでひとこと送り合う、帰ってくる日のふたりの時間を先に決めておくなど、無理のない形で続けてみてください。不安な気持ちも、責めずに伝えて大丈夫です。
寂しい夜も、自分を大事にする時間にしよう
『いないほうが楽なこともある』と、『今夜は隣にいてほしい』。その両方を思う自分を責めなくていいんです。夫に欲しい時間は、我慢の限界になる前に少しずつ伝えてみて。
自分の楽しみや、家族以外と話す場所も持ちながら。次に会える日だけを待つのではなく、今夜の暮らしにも、ほっとする時間をつくりましょう。
この記事のポイント
✓寂しいのは自然なこと
✓夫には「寂しい」を言葉で伝える
✓家庭の外に話せる人・居場所をつくる
寂しさを埋める相手を急いで探す必要はありません。まずは友達として話せる人を、家庭を大事にしたまま見つけてみてください。
(オトナのハウコレ編集部)






















