
子育てが終わって寂しい妻へ これからの自分の時間と居場所の見つけ方
結婚
PR子どもが進学や就職で家を出て、ようやく子育てがひと段落……。ほっとしたはずなのに、家の中が静かすぎて落ち着かない、毎日の予定がぽっかり空いてしまった。そんな気持ちになっている妻も多いのではないでしょうか。
「これからは自分の時間を楽しめばいい」と言われても、何をしたらいいのか分からない。夫と2人きりの食卓も、なんだか会話が続かない……。そんな寂しさは、長い間家族のために走ってきたからこそ生まれるものかも。
今回は、子育てが終わったあとの寂しさの正体を整理しながら、自分をいたわる方法、夫婦2人の暮らしの立て直し方、家庭の外に居場所や友達をつくる方法をご紹介します!
子育て後の寂しさ、どうしたい?
②夫との関係を見直したい☜2人暮らしのヒントに!
③友達や居場所がほしい☜家庭の外のつながり方!
子育てが終わったあとの寂しさは、人によって違う
子どもが巣立って寂しいと感じるのは、少しもおかしなことではありません。それだけ毎日、子どものことを考えて動いてきたということですよね。まずは、寂しさがどこから来ているのかを見ていきましょう。
(1)「空の巣症候群」と呼ばれる気持ち
子どもが家を出たあとの寂しさや虚しさは、「空の巣症候群」と呼ばれることがあります。ひな鳥が巣立って、からっぽになった巣にたとえた言葉です。
医学の正式な病名ではありません。子離れの時期に感じやすい喪失感や虚無感を、わかりやすく言いあらわした呼び方です。名前がついているくらい、よくある気持ちなんだと思えるだけでも、少し楽になるかも。
(2)「母親」の役割が小さくなる喪失感
お弁当づくり、学校の行事、塾の送り迎え……。子育て中は、毎日の予定の多くが「母親」としての役割で埋まっていたはず。その役割が急に小さくなると、「私って何のためにいるんだろう」と感じてしまうことがあります。
寂しく感じる人も、ほっとする人も、両方の気持ちがある人もいます。どの気持ちも、子どもへの愛情の深さを測るものではありません。生活が変わった今、何が負担で何が楽しみかを確かめてみましょう。
(3)自分のために時間を使うことに慣れていない
何年も家族を優先してきた人ほど、急に自由な時間ができても、どう使えばいいのか迷いますよね。「やりたいことが思いつかない」のは、ずっと後回しにしてきたから。
これは怠けているわけではなく、時間の使い方を少しずつ取り戻している途中なだけ。焦らなくて大丈夫です。
まずは自分をいたわることから
「何か新しいことを始めなきゃ」と思う前に、まずは自分を休ませてあげましょう。寂しさの中には、長年の疲れがまじっていることもあります。
(1)がんばってきた疲れを休ませる
子育て中は、自分の体調より家族の予定を優先してきた人も多いですよね。今はしばらく、予定を詰めこまずにのんびり過ごしてもいい時期です。
好きな時間に起きる、1人で好きなものを食べに行く、昼間に本を読む。そんな小さなぜいたくを、「自分へのごほうび」として楽しんでみてください。
(2)体と心のゆらぎに目を向ける
子どもが巣立つ時期は、ちょうど更年期と重なる人もいます。体調の変化が、気分の落ちこみや眠りの浅さにつながることもあるといわれています。
寂しさのせいだけだと思いこまず、体からのサインにも目を向けてみましょう。次のような状態が続いてつらいときは、婦人科やかかりつけ医に相談してみてください。

こんなときは相談を
✓気分の落ちこみが長く続いている
✓夜なかなか眠れない日が続く
✓好きだったことも楽しめなくなった
✓体のほてりやだるさなど、体調の変化も気になる
夫婦ふたりの暮らしを立て直す
子どもがいたころは自然と会話があったのに、2人きりになると何を話せばいいのか分からない……。そう感じる夫婦は少なくありません。2人の暮らしは、少しずつ形をつくり直していけば大丈夫です。
(1)「子どもの話以外」の会話を少しずつ
長い間、夫婦の会話の中心は子どものことだったかもしれません。いきなり深い話をしようとせず、テレビの感想や今日のごはんの話など、軽い話題から始めてみましょう。
「最近、何か気になっていることある?」と聞いてみるのもおすすめです。夫のほうも、家の静けさに戸惑っているかもしれませんよ。
(2)2人で新しいことを1つ始める
週末の散歩、月に一度の外食、行ったことのない場所への旅行。2人で新しいことを1つ始めると、自然と話すことが増えていきます。

大きな計画でなくてもかまいません。近所の新しいお店に入ってみる、くらいの気軽さで十分です。
(3)触れ合いのことも、話していい
子育て中にスキンシップやセックスが減って、そのままセックスレスになっている夫婦もいますよね。2人の時間が戻ってきた今は、触れ合いについて話すきっかけにもなります。
「手をつないで散歩したいな」「たまには寄りそって映画を見ない?」など、エッチの話より手前の軽い触れ合いから伝えると、切り出しやすくなります。夫婦のスキンシップの悩みは「触れすぎる夫」vs「触れてこない夫」夫婦のスキンシップ問題を考えるも参考にしてみてください。
ただ、夫婦の関係がすでに冷えきっていて、話すこと自体がしんどい人もいるはず。その場合は、無理に距離を縮めようとしなくていいんです。次の章の「家庭の外の居場所」から整えていくのもアリですよ。
家庭の外に、自分の居場所をつくる
家庭でも職場でもない「もう1つの場所」は、サードプレイスと呼ばれることがあります。そこでは「〇〇ちゃんのお母さん」でも「〇〇さんの奥さん」でもない、自分の名前で過ごせますよね。子育てが終わった今こそ、そんな場所をつくってみませんか?
(1)趣味・習い事・ボランティアで「顔なじみ」をつくる
ヨガや料理教室、合唱、地域のボランティアなど、定期的に通える場所があると、自然と顔なじみが増えていきます。いきなり親友をつくろうとしなくて大丈夫。「また来週ね」と言える相手がいるだけで、毎日に張りが生まれますよ。

子育て中にあきらめていた趣味を、もう一度始めてみるのもいいですね。既婚者が気軽に出かけられる場所は既婚者が気軽に遊ぶのにおすすめの場所でも紹介しています。習い事の選び方は既婚者が出会える習い事とは?も参考になります。
(2)パートや仕事で社会とつながる
時間に余裕ができたら、パートや仕事を始めたり、働く時間を増やしたりするのも1つの方法です。家族以外の人と定期的に顔を合わせると、それだけで気持ちが外に向いていきます。
すでに働いている人なら、職場の同僚とランチに行く、仕事帰りに寄り道するなど、家に帰る前の時間を少しだけ楽しんでみてください。
(3)既婚者同士で友達を探せるアプリ
近くに通える場所が少ない人や、知り合いのいない場で新しくつながりたい人もいますよね。そんなときは、既婚者同士で友達や話し相手を探せるアプリという選択肢もあります。同じように子育てを終えた人と、気軽に話せることもあるでしょう。
ただし、ネットで知り合う相手には慎重に。友達目的で登録していても、相手は恋愛目的だった、ということもあります。プロフィールに「友達・話し相手を探しています」とはっきり書いておくと、目的のずれを防ぎやすくなります。
アプリで友達を探すときの安全ルール
✓年齢確認・本人確認のあるサービスを選ぶ
✓通報やブロックの仕組みがあるか確かめておく
✓本名・住所・勤務先は、すぐに教えない
✓会うなら昼間、人目のあるカフェなどで
✓少しでも違和感があったら、会うのをやめていい
主婦や既婚者が友達をつくる方法やアプリについては、こちらの記事でくわしく紹介しています。
関連記事:主婦や既婚者の友達作りの方法を見る
恋をしたい気持ちが出てきたら
自分の時間が増えると、「もう一度ときめいてみたい」と思う瞬間があるかもしれません。そんな気持ちとの向き合い方も、正直にお伝えします。
(1)ときめきがほしいのは自然なこと
子育てが落ち着き、恋愛したいと思う人も、ほかの楽しみを探したい人もいます。どちらも回復の目安ではありません。婚姻中の関係を変える場合は、自分の希望だけでなく、配偶者や相手との関係、法的な問題も考えてください。
その気持ちを否定する必要はありません。ただ、ときめきは恋愛だけで得られるものではないことも、覚えておきたいところ。新しい趣味や人との出会いで満たされることもあります。
(2)婚外恋愛という選択肢と、そのリスク
中には、婚外恋愛を選ぶ人もいます。その場合は、リスクも同じ重さで知っておくことが大切です。
婚外恋愛で考えておきたいリスク
✓夫や子どもに知られたとき、家族の関係が大きく変わることがある
✓相手とのトラブル(別れ話がこじれる、連絡がしつこいなど)
✓体の関係があると、慰謝料など法的な責任を問われる可能性がある
✓相手も既婚者なら、相手の家族を傷つけることにもなる
罪悪感で苦しくなりやすい人や、家族との関係をいちばん大事にしたい人には、合わない選択肢かもしれません。迷う気持ちがあるなら、まずは友達づくりや自分の時間を充実させるほうが、心は穏やかでいられるはず。
それでも考えてみたい人は、既婚者向けの出会いの場と注意点をまとめた既婚者OKの婚外恋愛アプリの記事を読んで、自分に合うかどうかを見きわめてみてください。
よくある質問
Q.子どもに連絡しすぎてしまいます
子どもが心配で、つい毎日LINEしてしまいます。やめたほうがいいですか?
心配になる気持ちは自然なものです。ただ、子どもにも新しい生活のペースがあります。「用事があるときだけ連絡する」「週末にひとこと送る」など、自分なりのルールを決めてみましょう。子どもから連絡が来たときに、素直にうれしいと思える。そんな距離感が、これからの親子の形になっていくはずです。
Q.何をしても気持ちが晴れないときは?
休んでも、出かけても、寂しさや虚しさが消えません。
無理に元気になろうとしなくて大丈夫です。気持ちが晴れない時期は、何かを始めるより、信頼できる人に今の気持ちをそのまま話してみるのがいいかも。それでもつらさが続くときは、1人で抱えこまずに、かかりつけ医や心療内科、自治体の相談窓口を頼ってください。専門家に話すことで、気持ちの整理がつくこともあります。
これからは、自分の人生をもう一度楽しもう
子育てが終わったあとの気持ちは、人によって違います。寂しい日は、無理に予定や役割で埋めず、話したい相手や休める時間を選んでください。
まずはゆっくり休んで、夫との新しい過ごし方を探し、家庭の外にも自分の名前で過ごせる場所をつくっていく。どれから始めてもいいし、全部やらなくてもいいんです。
これからの時間は、あなた自身のためのもの。小さな「楽しい」を1つずつ増やしていきましょう。




















