
妊娠中のセックスが不安……してもいいの? 体を守るための目安と夫への伝え方
結婚
PR「赤ちゃんに何かあったらどうしよう……」妊娠中、夫にそれとなく求められても、不安が先に立ってしまう。かといって断り続けるのも申し訳ない気がして、どうしたらいいのか分からなくなる……。そんなふうに悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
妊娠中は、体も気持ちも大きく変わる時期。不安になるのは自然なことですよね。大切なのは、目安を押さえたうえで、自分の体と気持ちを優先していいと知っておくことです。
この記事では、妊娠中のセックスで不安を感じやすい理由と、主治医に確認したいこと、体を守るための工夫、したくない気持ちを夫に伝える方法を解説します。
妊娠中にセックスが不安になるのはなぜ?
妊娠中のセックスに不安を感じるのは、おかしなことではありません。不安の中身や性欲の変化は人によって違いますし、同じ人でも時期によって変わります。まずは、不安につながりやすい気持ちを整理してみましょう。
(1)赤ちゃんへの影響が気になる
まず浮かびやすいのは、「お腹の赤ちゃんに何か影響があったら……」という心配ではないでしょうか。お腹の中が見えないぶん、何が大丈夫で何がよくないのか分からず、不安がふくらみやすいですよね。
ネットで調べるほど、いろいろな情報が出てきて、かえって怖くなってしまうこともあります。気になることは、1人で抱えこまずに主治医に聞いてOK。このあとの章で、確認しておきたいポイントをまとめています。
(2)体の変化でしんどい・気持ちが向かない
つわりで食事もままならない、眠くてたまらない、お腹が大きくなって寝返りもひと苦労。妊娠中は、体の変化に毎日ついていくだけでも大変です。そんなときに、エッチをしたい気持ちになれないのは当然のこと。
反対に、安定期に入ってから気持ちに余裕が出てきたと感じる人もいます。どちらが正しいということはありません。今の自分の体と気持ちを、そのまま受け止めてあげてください。
(3)夫の気持ちとのズレに悩む
自分は不安でいっぱいなのに、夫はそれほど気にしていないように見える。あるいは、夫のほうが遠慮して近づいてこなくなり、寂しさを感じる。妊娠中は、2人の気持ちがすれ違いやすい時期でもあります。
こうしたズレは、どちらかが悪いから起きるわけではありません。お互いに相手を思うからこそ、言い出しにくくなっていることもあるんです。夫のほうも「赤ちゃんに悪いかも」と不安を感じて、手を出せずにいる場合もあります。お互いに不安を抱えているのかも、と考えてみるだけで、少し気持ちが軽くなることもあります。
妊娠中のセックス、してもいいの?
妊娠の経過に問題がなければ、セックスを控えなくてもよいといわれています。ただし、妊娠の経過は1人1人違います。自分の場合はどうなのか、主治医に確認しておくと安心です。
(1)まずは主治医に確認を
妊婦健診のときに、「セックスをしても大丈夫ですか?」と聞いてみましょう。少し恥ずかしいかもしれませんが、産婦人科ではよくある質問の1つです。
聞きにくいときは、メモに書いて渡したり、助産師さんに相談したりする方法もあります。

健診で聞いておきたいこと
✓今の経過で、セックスをしても問題ないか
✓控えたほうがいい時期や、気をつけることはあるか
✓どんな症状が出たら連絡すればいいか
✓潤滑剤を使っても大丈夫か
医師から安静にするよう言われている場合や、セックスを控えるよう言われている場合は、その指示に従ってください。妊娠の経過によっては、途中から控えるよう言われることもあります。夫にも、そのまま伝えておきましょう。
(2)こんなときは控えて、産院に相談
経過に問題がないといわれていても、体にいつもと違うサインがあるときは無理をしないことが大切です。次のようなときは、セックスを中止して、かかっている産院に連絡してください。
セックスを中止して、産院に連絡したいサイン
✓出血がある
✓お腹の張りや痛みが続く、強くなる
✓水っぽいものが流れ出て、破水かもしれないと感じる
✓そのほか、いつもと違う体調の変化がある
「このくらいで連絡していいのかな」と迷ったときも、遠慮せずに産院に電話して大丈夫です。セックスのあとに気になる症状が出たときも同じ。自己判断で様子を見すぎず、早めに相談しましょう。
体を守るためにできること
主治医から特に止められていない場合でも、妊娠中の体はいつもより繊細です。2人で気をつけたいことを3つご紹介します。
(1)コンドームを使う

「もう妊娠しているから、避妊はいらない」と思うかもしれません。でも妊娠中も、感染症を防ぐためにコンドームを使うよう勧められることが多いんです。
感染症の中には、お母さんだけでなく赤ちゃんにも影響するものがあるといわれています。夫に頼みにくいときは、「感染症が心配だから、コンドームを使ってほしい」と自分の希望を伝えて大丈夫です。健診で聞いたことを共有する場合は、実際に医師から受けた説明を伝えましょう。正しく着けられているかも大切なので、女性こそ知っておきたい!避妊率を高めるコンドームの付け方とは?で一緒に確認しておくと安心です。
(2)お腹を圧迫しない姿勢で、ゆっくり
お腹が大きくなってくると、これまでと同じ姿勢ではつらくなることがあります。気をつけたいのは、お腹に体重がかからないようにすることです。深く入れすぎないこと、ゆっくり動くことも夫に伝えておきましょう。
そして、痛みや違和感があったらすぐにやめること。「途中でやめたら悪いかな」と我慢する必要はありません。「痛かったらすぐ言うね」と、始める前に約束しておくと安心ですよね。
(3)乾燥や痛みには潤滑剤を
妊娠中は、ホルモンの変化などで濡れにくくなったり、摩擦でヒリヒリしたりする人もいます。そんなときは、肌にやさしい潤滑ゼリーを使うのも1つの方法です。摩擦をやわらげることで、痛みが気になりにくくなるかもしれません。
購入する場合は、製品の使用上の注意も確認しましょう。種類の参考として、セックスで使うローション・潤滑剤ランキング舐めても大丈夫な味付きのモノも!で詳しく紹介しています。妊娠中に使っていいか気になるときは、使う前に主治医に確認しておきましょう。かゆみや赤みが出たときは使うのをやめて、受診してください。
したくない気持ちを夫に伝えるには
体に問題がなくても、気持ちが向かないなら無理にする必要はありません。妊娠中にしたくないと感じるのは、わがままではないんです。断ることに罪悪感をもたなくて大丈夫。大切なのは、気持ちをどう伝えるかです。
(1)「あなたが嫌なのではなく、今は不安」と分けて伝える
「今日はしたくない」「不安なので控えたい」と伝えるだけでも大丈夫です。相手に納得してもらうために詳しい理由を説明したり、謝ったりする必要はありません。
体がしんどいときは、「つわりがつらくて」「お腹が張りやすくて」と、具体的に伝えるのもおすすめです。夫も、どうすればいいのかが分かりやすくなります。
(2)挿入しなくても、くっつく時間はつくれる
セックスをしないからといって、ふれ合いまでなくす必要はありません。ハグをする、手をつないで眠る、添い寝をする、お互いの肩や背中をマッサージする。こうしたスキンシップだけでも、2人の距離は保ちやすくなります。
スキンシップも、今のあなたが望む場合だけで十分です。断ったあとに代わりのことを提案しなくてもかまいません。夫には、再開を急かさず、体調や気持ちを尊重してほしいと伝えましょう。
(3)健診の内容を一緒に共有する

健診で聞いた話を、夫にもそのまま伝えてみましょう。「今は問題ないって言われた」「この時期は控えてと言われた」と共有すれば、2人で同じ目線に立って考えやすくなります。夫が健診に付きそえる日は、一緒に話を聞くのもいい方法です。
妊娠中に限らず、産後もセックスへの気持ちは変わりやすいもの。ホルモンの変化など、夫とのエッチに気持ちが向かない理由についてはどうしたらいい?旦那とセックスしたくない5大原因と解決法【セックスレスカウンセラーが伝授】も参考になります。
不安なときは無理せず、ふたりで話しながら過ごそう
妊娠中のセックスは、するのもしないのも、2人で話し合って決めていいことです。不安なまま我慢するより、気持ちを言葉にして、できることを一緒に探していきましょう。
そして、体調に少しでも気になる変化があれば、いつでも主治医に相談してください。自分の体と赤ちゃんを守ることを、いちばんに考えてくださいね。
乾燥や痛みが気になるなら、肌にやさしい潤滑剤の選び方を知っておくと安心です。
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