「マスクあげるから飲まない?」 コロナをネタに濃厚接触しようとするナンパ師の目撃談
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PR松本ミゾレ
僕はもともと在宅で仕事をしているので別になんにも変わらないし、インドア引きこもり野郎なので一切ストレスも感じないところです。
陰キャはこういうとき強いですね。
しかし、明るい性格の、アウトドア派な方々にとってはしんどい思いをしているかもしれません。今、下手に外出してると「最近の若いもんは」とマスクを買い占める高齢者に後ろ指を刺されかねませんからね。
ただまあ、外出する若者が皆無になったというわけでもありません。今も首都圏だけじゃなく、日本中の歓楽街では若者たちが出歩いています。
中には、平時と変わらずナンパに精を出している男の子なんかもいますよね。そして今、そのナンパの手法がいつもとちょっと違っているようなのです。
今回は、新型コロナウィルス禍をネタにナンパする男性たちの、その言い分や手口紹介したいと思います。
マスクをしていない子を積極的に狙う!
この“一族の恥”は、こざかしいことにマスクをしていない子に積極的に話しかけるそうです。
そして「こんなとこマスクなしで出歩いちゃ危ないよ」というわけですね。
そうして反応が悪くない女性に対してスイッチを入れて口説くんだとか。
「いきなり『今空いてる?』って声かけてもこういう時期だから相手にされないだろうし、最初に心配してる素振りを見せるのが大事なんだよ」と自慢げに主張していました。
ちなみに全然関係ないですが、彼はひどい包茎です。(仮にナンパに成功したところで……)
で、実際の打率はどうなのか聞いたら「100人中3人ぐらいはお茶してくれる」とのこと。世の中には優しい女性が多いみたいですね。
でもダメですよ、こんなご時世です。ナンパなんぞ無視してさっさと帰って手洗いうがいです。
「マスクわけてあげるよ」と声かけ、ほとんど不審者ナンパ男
次に、これは4月1日に僕が某駅前繁華街で目にした光景です。
信号待ちをしている女性に対して、田舎のイモ大学生みたいなルックスの男の子が近寄り、なれなれしく話しかけているのを後ろからぼんやり眺めていたんです。
あまりにもなれなれしいので、最初は恋人同士かと思ったんですが、さにあらず。
女性はしきりに「結構です」を繰り返すので聞き耳を立てれば「マスク余ってるからあげるよ、そのかわり飲もうよ」とか「マスクいまどこにも売ってないっしょ? お茶しようよ」みたいな言葉で口説いている男の子。
「うわ、ダッサ」と思いつつその様子をじっと観察していたのですが、最後には女性が完全無視モード。男の子はバツが悪そうなにやけ顔で、そそくさと定位置に戻り、次の獲物を探している様子でした。
なんかこう、同じ男として悲しくなりますね。ナンパしたいのは女の子と飲んだり、セックスしたいからです。
それなのにマスクが余ってると言って恩を売ろうとするなんて、なんか卑怯というか浅はかというか。
「マスクで女の子をホテルに誘うつもりかよ」と愕然としちゃいました。
そんなことやってると、いつか天罰が下るぞ!
医療従事者と偽ってナンパする男まで登場?
かなり大勢に話しかけてたので、もしかしたら読者さんの中にも「そいつ知ってる!」という方もいるかもしれませんね。妙に声が大きいのでかなり目立ってました。
医療従事者がこの非常時に好き勝手出歩いてナンパするかよって話なので、もう少しちゃんと設定を練って欲しかったなぁって思います。
おわりに
もちろんこんな事態ですのでナンパにホイホイ付いていく女性も少ないはずですが、一応ご忠告。
非常時に感染症を引き合いに口説くような、そういうデリカシーのない男性と仮にセックスしたところで底が知れているようなものです。
それに……どうせ包茎でしょ、そんな連中。ナンパをするような男性は包茎だと相場が決まっています(唐突なレッテル貼り)。
不要不急の、誰とも分からんような男性と今この時期にセックスするというのは危険すぎるので、事態が落ち着くまではナンパも無視してさっさと引きこもりましょう!
手洗い、うがい、ナンパ無視! これが今年のトレンドです!(松本ミゾレ/ライター)
(オトナのハウコレ編集部)