【ヤリチンが語る】「愛情」と「執着」の違い
恋愛
PRやうゆ
今回は「愛情」と「執着」の違いについて解説します。
最近、「愛情と執着の違いが分からないよ!」というお悩みを女性から相談されることが多いのですが、ダメな恋愛をしてきた人って総じて愛情と執着をゴッチャにして考えてて、相手に「執着」してるだけなのを「愛情」と言い張るんです。
そんな様子を見るたびに「“愛情”という言葉を使って自分の“執着”を正当化してるだけだろ!」とツッコミを入れざるをえません。
愛情と執着がごっちゃになる人が多いのは「私にはこの人にしかいない……!」と思いこんでしまうからだと思うんですよね。
愛情には「与える意識」がある
愛情は「この人しかいない」と思う中に与える意識が存在するので、「好きな人を尊重すること」や「好きな人を理解すること」を忘れません。
愛情を持っている人は、自分が恋人をどれだけ喜ばせたかで愛情を確かめます。
一方で執着は「この人しかいない」と、思うがままに恋人に求める意識だけが大きくなるため、相手にしがみついたり、自分の考えを押し付けたりと、恋人が自分のためにしてくれたことで愛情を測ろうとします。
このように愛情と執着の違いは「相手に与えるか」or「相手に求めるか」にあります。
ここで断言しますが、あくまで愛情は求めるものではなく与えるものなので、執着からは愛情は決して生まれません。
誰かに自分を好きになってもらうには、自分の存在や自分と過ごす時間に価値を感じてもらえないといけませんからね。
「傷つきたくない症候群」では幸せになれない
しかし「愛情は求めるもの」だと思っている人って、愛される保証がないと人を好きになれない性格なので、先に見返りをもらえないと恋愛できないんですよ。
ダメ恋愛をしてしまう人って、恋愛で傷つくたびに自分に対する自信を失ってきたこと、傷つくたびに被害者意識や警戒心が強くなり、男への理想が高くなったことで「裏切られない保証」がないと人を好きになれないんです。
僕はこのような求めてばかりの恋愛傾向を「傷つきたくない症候群」と呼んでいます。
この病にかかると本来は好きな人に「愛したい・色々してあげたい・喜ばせたい」と思うものが、ダメ恋愛をしてしまう人は傷つきたくない思いが先行し、好きな人に「愛されたい・色々してほしい・喜ばせてほしい」と思うのが先にくるので、執着が強くなるんですよね。
相手にあれこれ求めたり執着したりすれば、自分は何も考えなくていいし。相手の足りない部分を責めればいいだけなので楽です。
しかしまずは自分から相手に与えることを心がけないと、相手に自分の価値を感じてもらえないため愛されることはありません。
「愛情」と「執着」の違いが分からないのは、あなたが執着してばかりで好きな人に愛情を与えられていないからです。「愛情は求めるもの」と考えると執着に繋がり、「相手が自分に何をしてくれたか」を大事にするようになります。
しかしあくまで「愛情は与えるもの」ですよ。
幸せな恋愛をするには、相手にしてもらったことより、「相手をどれだけで笑顔にしたか」で愛情を深めていくことが欠かせません。(やうゆ/ライター)
(オトナのハウコレ編集部)