「下心がある相手とのデートでは、かなり早い段階で明日の予定を聞きます。『何もないよ』と言われると、がぜんその気になるしテンションが上がる」（21歳／学生）

明日の予定を聞くのは必須です。「ある」と答えたときに落胆した表情を見せるか、すぐ自然に「へー、どっか行くの？」と会話を続けてくるかどうかでも、見極めることができます。

（２）「今日は全部任せて」

「『今日は俺に全部任せて』と言うときは、ご飯を食べる場所や会計、その後の行く先も含めて『任せてほしい』ということ」（28歳／コンサル）

男らしいだけの言葉ではないんですね。もし深い関係になるつもりはないのであれば「今日は23時には帰らないとだめなんです」などと言って、意思をしっかりアピールしましょう。

（３）「今日は本当に幸せだなぁ」

「あえて『一緒にいられて幸せ』『本当に楽しい』と口にするのは、『帰したくない』という気持ちになっている証拠。相手も同じ気持ちにさせようと、内心もくろんでいるわけです」（27歳／マスコミ）

こういう言葉をやたらと使うのは、巧妙なマインドコントロールである可能性も…？ただ、彼が本当に素直な性格であるだけかもしれないので、しばらく様子を見ましょう。

（４）「気があうね」

「『気があうね』って言いますね。あってなくても『あうね～』って言う。自分とキミは似ているんだよーと伝えることで、警戒心を解きたいから。言われて嫌な人はあまりいないと思うし」（25歳／コンサルタント）

あまり嫌な気はしませんし、否定もしづらい一言かも。「そうかな？」と、やわらかく流す程度にするのがよさそうですね。

（５）「ネコ飼ってるんだ～」

「気になっている女子が、ネコが好きだと言っていたので、コレだ！と思った。案の定、ネコを見たいとすぐに来てくれたし、その後も頻繁に世話をしに来てくれるようになった」（28歳／映像）

ペットを使っておびき寄せようとする男性は、けっこう多いようです。ちなみに映画やドラマが好きな女子が相手の場合は、「DVD持ってるんだ～」になるそうです。

（６）「料理できるんだぜ、オレ」

「『俺って中華料理、クックドゥ使わないで作れるぜ』この一言で、たいていの女子は興味を持ってくれる。料理を作れる男子ってそんなに魅力的なのな」（22歳／学生）

クックドゥを使っておいしい料理を作ってくれる男性もけっこう魅力的だと思いますが。料理を食べようとして、逆にアナタが食べられてしまわないように注意してください。

（７）「親からいっぱい野菜が送られてきたんだけど、いる？」

「実家から大量に野菜が送られてきたから、狙ってる子に『いる？』って聞いた。ひとり暮らしで料理が趣味って知ってたから、完全に下心しかない。けっこう重いし、俺がきみの家に届けに行くよー、って。無事に野菜も届けて、料理してもらって、お泊りして、帰りました」（21歳／学生）

あまり高価なものを「いる？」と聞かれても困ってしまいそうですし、軽いものだと「家まで届ける」のは断りそうですし…。そういう意味では、野菜はベストな選択なのかも。

下心100％の男はもちろんですが、ほかにも注意すべき「めんどくさい男」がいます。次に、そんな男を見分ける方法をご紹介します。会話中のクセに注目すると、かんたんに見抜くことができますよ。

話をしながら、手元にあるペンや紙など、目の前にある物をもてあそぶ男子というのは、現状に不満を感じていたり、批判的な考えを持っていることが多いようです。

最初はいい人そうに感じても、一緒に過ごすうちにだんだん本来の批判的な性格が見えてきて、不快な気持ちになってしまうかもしれません。

（２）腕組みをしている⇒疑り深いネチネチ男子

腕組みをしたり、背中をイスにつけてふんぞり返りながら聞いている場合、話を聞き入れていない、もしくは警戒していることがほとんどです。信頼関係を育むのに時間がかかるうえ、もしお付き合いをしてもしつこく浮気を疑われたりしちゃうかも…。

（３）目線をよく合わせる⇒束縛系かまってちゃん男子

じっと目を合わそうとする人は、常に誰かと一緒にいたいと思う「親和欲求」が強い人で、かなりの寂しがり屋なのだとか。「いま何してる？」「どこにいる？」と、やたら束縛してくる可能性があります。

（４）よく「つまり」と言う⇒強引な自己チュー男子

「つまり」「ようするに」が口グセの人は、物事をまとめるのが好きな仕切り屋タイプです。会話の中心が自分じゃないと嫌で、自分の言いたいことに無理やり話を結びつけたがります。恋人になってからも、自己中心的な面に悩まされてしまうかも…。

第一印象やインスピレーション、フィーリングも大切ですが、会話中のクセに注目してみると、彼の本心が見えてくるはず。彼との関係を考えるヒントにしてみてはいかがでしょうか。

でも、たとえ下心やめんどくさい本性を見抜けても「邪険にできない人」っていますよね…。学校の先輩や職場の上司、友達から紹介された人など、興味はなくても無視するわけにはいきません。

そういう人からのお誘いって、断るのもけっこう苦労しますよね。そこで、コミュニケーションマナー講師の吉井奈々さんに、「角を立てずに断る方法」を教えていただきました。

笑顔を見せるのは大事です。いくら自分の興味がない相手だからといって、仏頂面のツンケンした態度で悪い印象を与えてはいけません。

その悪印象は、巡り巡ってほかの友人や職場の人たちに伝わり、あなたの人間関係にまで悪影響を与えかねないからです。「彼」だけでなく、周りの人たちとの関係にも角が立たない断り方をするよう心がけましょう。

（２）「今度」「またね」は言わない

相手からのお誘いを「今度ね」などの社交辞令的な返事で、とりあえず流していませんか？

「今度」とか、「またね」「いつか」「あとで」といった言葉は、期待を持たせてしまう結果を導いてしまっているかも。「めんどくさい人」には、その言葉を信じてしまう人が多いのです。期待を持たせるような言葉は、なるべく使わないよう気をつけましょう！

（３）「楽しませよう」とは思わない

無難で面白味のない、ふつうの対応で構いません。「楽しませよう」なんて思う必要はありません。ただ、失礼にあたるような言葉づかいやしぐさはしないように心がけてください。ふつうの態度で、淡々と笑顔で対応することがポイントです。 

（４）絵文字やスタンプは使わない

メールやLINEなどで連絡を取るときは、絵文字や顔文字は使わないようにしましょう。使うと文章に表情がついてしまうので、相手は必要以上に好意を感じてしまうことがあります。

「その日は用事があるので行くことができません。ごめんなさい。誘っていただき、ありがとうございました」このくらいの内容で大丈夫でしょう。「じゃあ空いてる日を教えて」と言われたら「スケジュールが決まったら、連絡します」とだけ返してください。もちろん、本当に連絡する必要はありませんよ。

嫌われる断り方をするのではなく、つまらないと思われる断り方をすること。礼儀正しいけど、一緒にいてもつまらない子だなと思わすことができれば、相手のほうから、自然に興味をなくしてくれるはずです。

さて、下心男やめんどくさい男の誘いを断ったら、次は「イイ男」を見つけましょう！ぱっと見イマイチ男のなかにも、実はイイ男が隠れているかもしれません。見事にイイ男を見抜いた女性たちに、その方法を聞いてみました。

「独り暮らしだけど、アイロンかけたり、料理したり…いわゆる女子力っていわれる部分がきちんとしてる人は自立したイイ男だと思う。付き合っても色々とサポートしてくれるし」（26歳／販売）

身なりがきちんとしているか、バッグのなかが整理整頓されているかなど、いわゆる「女子力」はポイントになりそうですね。きれい好き、神経質な人という可能性もありますが、ズボラな人よりは断然イイ男のはずです。

（２）ひとつのことを努力し続けられる

「『ずっと野球やってました』みたいな、何かひとつのことを努力した人って、不器用だけどまっすぐなイイ男だと思う。それは別に勉強でも趣味でもなんでもいいんだけど。一途に何かを好きになれる、あたたかい人だと思う」（23歳／接客）

まずは「部活は何やってたの？（何やってるの？）」と聞いてみてもいいかもしれませんね。なんだか面接のようですが。

（３）きちんと否定をする

「やっぱり中身が大切だよ！ポイントは、相手によって態度を変えたりせず、ちゃんと肯定も否定もするかどうか。最初は否定されるとムカついたりもしたけど、いまは裏表がないイイ人だなって思う。なんかいい関係で付き合えてる。ずっと一緒にいたいのはこういう人だな～って思う！」（20歳／製造）

下心100％の男性は「気があうね」といった同調の言葉を（本当は気があっていなくても）使うそうですが、逆にきちんと否定できるのは「イイ男」の可能性が高いようですね。