アイコン 「セックスが怖い!」 性的なコンプレックスを持つ男性の心をほぐすには?

2018.12.31

「セックスが怖い!」 性的なコンプレックスを持つ男性の心をほぐすには?

性的なトラウマやコンプレックスを抱えてしまうと、なかなか後を引いてしまうものですよね。高校生の頃、付き合っていた女の子は、キスはOKでもセックスは絶対NGでした。

「なんで一生のうちの一番性欲が旺盛な時期に我慢せんといかんとですか!」と問いかけたところ、その女の子は、元カレに無理矢理セックスを強いられてトラウマになっているのだという旨の話をしてくれました。

さすがにそんな話をされて、無理強いはできず……結局すぐに別れてしまったことをおぼえています。

が、こういうことって女性だけが苦しむものではないようで、男性の中にもしばしばそういうタイプがいるんですよね。

性的コンプレックス、トラウマに苦しむ男性は案外多い!

セックスをするには単純な話、自分の性欲がその瞬間に最優先されていることが、基本的な条件になります。

オナニーの場合はムラムラしたらすればいいので気軽ですが、しかしこれが性的なコンプレックスを抱えている男性となると、単純に性欲だけを最優先することは難しくなります。

というのも、性欲よりもさらに強い不安、懸念といった感覚が湧き上がってきて仕方がなくなるのです。

では具体的に、男性が性的なコンプレックスやトラウマを抱いてしまう原因とはどういうものがあるのか、ここについても軽く触れておきましょう。

たとえば元カノに浮気をされた上に「あなたとのセックスはつまらない」と決定的な三行半を突きつけられるとか、あるいは男性器のサイズが小さいことを相手に笑われる、体毛が濃いことを指摘されるなどが、よくある主要因でしょう。

他にもコンプレックスを抱える理由となるものはいくつかありますが、ともかくこうなるとセックスに消極的になるばかりか、下手をすると新しい恋愛にも支障をきたします。

性的コンプレックスを持つ男性を“抱く”ために一番大事なものとは?

過去に性的トラウマを作ってしまい、新しく彼女ができてもセックスが怖くてずっと拒んでいた男性と結婚した友人女性がいます。

詳しくは聞いていないのですが、この男性の抱える性的なコンプレックスは、元カノの強引なSMプレイにあったようです。人によってはご褒美にも思えるかもしれないシチュエーションも、どが付くほどノーマルだったこの男性にしてみれば、耐え難い屈辱だったということかもしれません。

さて、以前この友人女性に「件の男性とどうやってセックスまでたどり着いたの?」と聞いたことがあったのですが、その返答は「とにかく焦らずに相手が自分を受け入れるまでひたすら待った。時間はいっぱいあったし」というものでした。

交際から結婚まで3年ほどの期間があったものの、セックスをしたのは交際から2年半が経過していた頃だったといいます。

その間彼女はずっと、相手にセックスを強いるようなことはせず、ただただ相手のコンプレックスの理由を詮索も否定もせず、時間が関係を進展されてくれるのを待っていたということです。

もちろん最初からそうしようと決めたわけでもなく、こういう解決方法にいたるまでには、エッチな下着を着たり、一緒にアダルトビデオを観るように要求するなどしたようですが、どれも失敗に終わったそうで、結局「時間だけが有効な武器」だと語っていたのが印象的です。

言われてみれば、冒頭で紹介した筆者の元カノも、いつの間にか結婚して子供を作っていましたし、時間の経過ほど人間を前向きにする有効策は、結局存在しないのかもしれませんね。

おわりに

性的なコンプレックスやトラウマを持つ男性は、やっぱりセックスに対しても強い嫌悪感を抱くことが多いようですね。

セックスが「怖いもの」であると認識している男性の考えを即座に一変させるなんてことは、なかなか難しいもの。

人によってはオナニーにすら抵抗を感じるようになるケースもある、なんて話も小耳に挟んだことがあります。

しかしそういった状況にある男性に対して、しっかりと恋人が支えてさえいれば、じっくりと時間をかけて関係性を強めることで、いつしか解消される可能性はあるわけです。

何事もそうですが、嫌がる人に無理に迫ってもあんまり良い結果は待ってないんですよね。

それより長く一緒にいて、相互の心の距離を縮めることを気長に実践すること。この気の遠くなるような努力こそが、唯一コンプレックスに苦しむ男性の気持ちをほぐすための近道なのかもしれません。

もちろん、それをする場合には相手の男性のことをとにかく好きで好きでたまらないという気持ちがあって、たとえ相手がこの先何年もセックスを求めなくてもかまわないという覚悟が必須でしょう。

まあ……個人的には絆を深めるとか、心の距離を縮めてトラウマを乗り越えるという話は美談ではあると思っていますが、しかし一方で「そういう努力をして耐え忍ぶよりも、性的な観念に問題のない別の男性と幸せになる道を選ぶのも悪くないのでは?」という気持ちにもなってしまうところです。

なんだかんだ、セックスが楽しめる時期ってあっという間に過ぎてしまいますし。(松本ミゾレ/ライター)

(オトナのハウコレ編集部)

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