アイコン 女流官能小説家が女性用SM風俗店『Lotus』に行ってみた【前編】

2018.11.15

女流官能小説家が女性用SM風俗店『Lotus』に行ってみた【前編】

突然ですが、私はSMが好きです。

なにしろ、官能作家になったきっかけも団鬼六賞(故団鬼六先生はSM小説の巨匠です)、受賞作の内容も「平凡な主婦がネットでのSMプレイにのめり込んでいく」というものでした。

特定のパートナーがいる場合もありますが、SM系のマッチングアプリや出会い系サイトで当面のお相手を探すことも多いです。何を公衆の面前でおもむろに性癖をご開陳しているのかと言われると思いますが、問題なのは、こういった性嗜好を持っていると、その解消には常に危険が伴うということです。

基本的にSMとは「痛いこと」や「危ないこと」が多いわけですが、いくらメールやLINEでやり取りをしても、実際に会うまではどんな人が来るかわからないのです(まあ、そこがスリルがあって愉しいという説もありますが……)。

また、固定の相手が見つかってパートナーとなったとしても、身勝手なS男性の移り気に苦しんだり、お金を貢がされたり、望まぬ怪我をさせられたりといった話は枚挙に暇がありません。

ああ、でも、変えたくても変えられない性嗜好。安心安全だけどスリルも味わえる、女性用の風俗があったらいいのになーー!!

……というわけで、長い前振りになりましたが、以前「オトナのハウコレ」でも紹介されていた、元女王様の芙羽忍(ふわしのぶ)さんがオーナーの女性用SM風俗店「Lotus(ロータス)」を利用してきました。

私と同じようにSMが好きな人、または少し興味があるかな、一歩踏み込んでみたいなという方のためにレポートにまとめてみましたので、ぜひご活用ください。

まずはネットで予約

まずは利用したい日の2日前までに、「Lotus」の公式サイト(http://lotusxoxo.xyz/)からネットで予約をします。

サイトには各キャストさんのお写真やプロフィール、得意なプレイなどが書いてありますので、じっくり読んでお好みの方を選びましょう。男性は怖いという方には、現在女性キャストさんも研修中とのことです!

ちなみに、日本の法律では挿入を伴う風俗業の営業は禁止されていますので、プレイ内容はもちろん挿入ナシです。そもそも「SMには挿入は必要ない」と考えてらっしゃる人は多いので、日本の風営法とSMはもしかしたら相性が良いのかもしれませんね。

※挿入は禁止ですが、性的に快感を与えて貰うプレイはもちろん可能です。ただし、基本的に女性器に触れるプレイグッズは衛生面を考えて使い回しはNG。お客様の持ち込みのみ可ということになっているそうなので、いわゆる「快楽責め」のようなことをして欲しい場合にはご自分で道具を持ち込みましょう。

ご指名したいキャストさんが決まったら、「ご予約の流れ」の中にある「メールフォーム」から予約をしてください。日時と場所の指定のほかに、して欲しいプレイや嫌なことなど、好みを細かく聞いてくれるカウンセリング表があります。

初回は20分のカウンセリングタイムがつく

今回、私は90分のコースを予約しましたが、初回はこれにプラスして必ず20分のカウンセリングタイムがつくそうです。プレイ時間以外にも自分がシャワーを浴びる時間なども必要なので、十分に余裕を持った時間で予約をしましょう。

メールフォームを送ると折り返しに予約確認メールが来ます。私はここで「ホテルの選び方などよく分からないのですが」と問い合わせをしたら、ホテル情報を載せたLotusのブログを教えてくださいました。

あー、いよいよ予約してしまったぞ! この時、既に緊張していましたが、あとは当日まで、好みのホテルを探したり着ていく服を選んだり、なんならスキンケアに気合いを入れたりしてドキドキワクワクの楽しい時間を過ごせました。

あ~こういうの凄い久しぶり……そういえば私、男性とのデート、最近全然していないな……! という悲しいことに気付きましたが、とりあえずそれは忘れることにします。

当日はホテル内で待ち合わせ

当日は2時間前までにお店へ予約確認のメールを送ります。

折り返しのメールを確認したら、1人で先にホテルへ入るのですが、シャワーを浴びたり化粧直しをしたりという時間も必要なので、ある程度余裕をもって早めの時間に入っていた方が良いと思います。

ちなみに私は指定駅のお祭りの日にぶちあたってしまい、ホテルが激混みで予約15分前というギリギリの入室時間になり大変焦りました。事前確認、大切ですね……。

ともあれ、お部屋に入ってゆっくり支度して気持ちを落ち着けたら、予約時間の10分前までにお店へ部屋番号などをお知らせするメールを送ってください。

「ホテル内で待ち合わせってどうするの?」という部分ですが(一般的に、女性はあまりひとりでラブホテルに入る機会がないですよね……)、入室時にフロントへ「待ち合わせなので後から人が来ます」と伝えておくと安心です。

また、女性1人でホテルに入ることはどうしても抵抗がある……という場合は、予約時に相談してみてくださいとのこと。基本的に推奨はされていませんが、ホテルの前で待ち合わせをしてキャストさんと一緒に部屋へ入ることも可能だそうです。

実際私もホテルに1人で入ることに一番緊張して抵抗があったので、「ホテルに1人で入りたくないから利用できない!」と思う方はぜひ相談してみてください。

ただ、ホテルを探して彷徨うなど不測の事態があると予約時間を過ぎてしまう可能性もあるので、その場合は予約のできるホテルをあらかじめ探しておいた方が無難かも?

いよいよキャストさん登場

私は今回、初回ということもあり、初心者のお客様からリピーターが多いという薫(くゆる)さんをご指名させていただきました。

フロントから「お客様がきていますが、お部屋に案内していいですか?」と電話があって、お時間丁度に部屋にいらした薫さん。

「初めまして」と体面しての第一印象は……せ、背が高ーーい! 顔小さいーー! スタイルいいーー!

か、かっこいい。チャラさや浮ついた印象はなく、優し気で余裕のあるたたずまい。さすが、元女王様という厳しいオーナーのお店だけあって、信用できる……!!

「す、すみません。これ思ったより緊張しますね!」

緊張して変な笑いが漏れる私に比べて、薫さんはソフトで落ち着いた物腰です。

「みなさんそう仰います、大丈夫ですよ~」

私の挙動不審を優しく流しつつ、薫さんは「どっちがいいですか?」と2人ぶんのジュースを差し出してくれました。や、優しい。しょっぱなから気遣いが半端ありません。

そしてジュースをいただきながら、まずはカウンセリングタイムです。予約時のカルテを見つつ、本当にこういうことをしても大丈夫か、逆に書けなかったことなどはないかなど、丁寧にお話を聞いてくださいました。

「予約の時は混乱してしまって、全部『好き』にしてしまったり、その逆で好きなことを書けなかったという方もいらっしゃいます。なので、最初と違っても大丈夫ですから遠慮なくお話してください。嫌なことは絶対にしません」

紳士的に、親身になって私の性嗜好を訊いてくださる薫さん。正直内容が内容だけに恥ずかしい話もあるけれど、とても話しやすい印象です。

たしかにこれだけ最初にしっかりお話し合いができると、女性としては安心だと思います。でも……でもでも。
え、私、これからSMをするんだよね……? こんなに優しい男性にサディスティックなことができるのかしら!?
 私、こう見えて結構ガチでアレなんですけども!!

この時点では、そんな一抹の不安があったことは否めません。しかしそんな私の考えがいかに甘かったか、プレイ時間が始まると同時に思い知ることになるのでした……。

いよいよSM開始の後半に続きます!(深志美由紀/ライター)

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