irohaのいいところは全部残した、待望の挿入型アイテム

これまで、irohaのアイテムはローターバイブ形式のものが多かった。

たしかに、ローターバイブはサイズの小さいものが多くて、持っておくにも目立ちづらくて助かる。それにあまり汚れないので、夜一人でするにも手軽。メリットはいろいろある。

でもやっぱり大人になればなるほど、挿入できるタイプのグッズを求めるようになったのは事実かもしれない。ローターバイブでの外イキは、快感に慣れすぎてしまうとパートナーとのエッチの時に感じづらくなる。私も大好きな彼氏ができた時、心から「彼で中イキしたい」と思ったことがある。

そんな時やっぱり、挿入型のグッズを買った。1人でいる時も、少しでも近い形で彼を感じたいと思ったし、中で感じることに慣れたかった。

でもやっぱり、挿入型バイブの方がシンプルなデザインが少なくて。海外製品はサイズが合わないものも多いし、ローターバイブと比べるとかなり選択肢が少なくなる。

ほしかったのは、持っていても恥ずかしくない挿入バイブ。それでいて、安心できるサイズ感、安心できる使用感のもの。

だから、あのirohaから挿入型バイブの新商品が出た！ と知った時はうれししかった。

irohaならでは、目からウロコのデザイン性

これまで、ラブグッズに付属する収納アイテムは巾着が定番だった。その巾着も、あんまりかわいくないものが多くて結局は使わないものがほとんど。自分で買った別の巾着にいれて収納していた。

だからiroha FITのこの外箱、ある意味目からウロコだった。巾着以上に、これなら何が入っているか全く分からない。ベッドサイドに置いてあっても、この中にバイブが入っているなんて、誰も思わない。

目からウロコと言えばもう一つ。なんとこれ、外箱から充電ができちゃう。

まさにこれを求めていた人、たくさんいるはず。ラブグッズって普段隠して置いておくとしても、一番野ざらしにせざるを得ないのが充電の時。

私もよく、充電したまま忘れて友達や彼氏を家に呼んでしまうこともあったから、仕方なくタオルにくるんで充電したりしていたけど……もうそんな心配もない。女性にしか分からないこの悩み。救ってくれたiroha FITには、感謝しかない。

もちろん間違えて箱から出しておいてあったとしても、irohaならではのシンプルデザイン。これなら女友達に見つかっても彼氏に見つかっても、あんまりエロくない。

オナニーがここまで恥ずかしいと感じるのは、日本女性ならではの悩みなのかもしれない。でもそこに共感してくれるのが、国産ブランドirohaってわけです。

ふわもち、サラサラ。やさしい使い心地

まず、私が持っている全てのラブグッズの中で、一番柔らかい。指で押すと少し沈むくらいの柔らかさで、なんというか……ふわもち、サラリって感じ。ふわふわ食感のグミみたいな触り心地といえばいいだろうか。

機能はシンプルで、バイブレーション機能だけ。ぐるぐる回るバイブも気持ちいいのは分かるんだけど、あの手のバイブは全部見た目が、どう見てもバイブのものばかりだから……このくらいがちょうどいい。

つけてみると、バイブ機能はゆるめから強靭まで、幅広く楽しめそう。ゆるやかにしなった形状のおかげで、ローターとしてもきちんとフィットする。あ、だからiroha FITなのかな。MINAMODUKIは波形状になっているので、フィット感もより感じる。

先が細めの構造のおかげで、挿入もゆるやか。あと、世の中によくあるシリコンムチムチプリップリなグッズたち、たいてい挿れる時肌に引っかかって痛いんだけど、iroha FITは全くその感じがない。めちゃめちゃ保湿された太めの指がはいっているような、そんな感覚。

「刺激MAXです！！」という感じではないんだけど、ゆるやかな気持ちよさに包み込まれていく。そうまるで、水面月のように……うーん、いいネーミングだなあ。

時も場所も選ばない、白米のような

ちなみにirohaのローションも、和柑橘のゆるやかな香りでとっても使いやすいので推せる。持ってても恥ずかしくないシンプルなローションも増えているけど、セット購入だと1000円切るのでお手頃価格。こちらもベッドサイドで「いや、スキンケア製品です！」とすまし顔で鎮座してくれるのでとてもいい。

最近思うのだけど、セルフプレジャーにしろ何にしろ、せっかく使うなら自分のテンションが上がるものがいいよなと思う。私は、でっかくて快感がすごいバイブはたまにでよくて、毎日使うなら、iroha FITのような女性らしいアイテムがいいなと、そう思った。

irohaの行き届いた心遣いと、女性の「パートナーとイキたい」という心遣いは似ている。だからiroha FITは、いま女性に必要とされているのだろう。

（オトナのハウコレ編集部）