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なんでそうなった!?オナニー動画を拡散された男

ナイトライフ

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山崎アオイ


リベンジポルノ、あるいは復讐ポルノとは、別れた元交際相手が相手への復讐に性行為や裸の写真を無断でネット上に拡散すること。以前から問題視されているこのリベンジポルノですが、「オナニー動画をセフレに拡散された」という、何ともイタすぎる経験をした男性がいます。一体どういうことなのでしょうか......。話を聞いてみました。

あまりにアイタタな話

都内に住む斎藤カズマさん(仮名・31歳)は、セフレと揉めたことをきっかけにリベンジポルノ被害にあった経験を語ってくれました。


「セフレといっても彼女は既婚者なので、不倫関係といったほうが良いかもしれません。知り合ったのは会社の同僚が開催してくれたコンパなのですが、顔が超タイプでその場で僕からアピールしました。


連絡先を交換して同僚に自慢したら『お前、よく交換したな......あの子の手首見た?』と言われたんです。後から彼女と撮った写真を見たら手首には自傷行為の後がビッシリ。まぁ、そこまで最近の傷には見えなかったし、顔がタイプなのでとりあえずエッチできればいいな程度に思っていたんです」


それから、ほどなくしてその女性=A子さんとセフレ関係になったカズマさん。何度か身体を重ねて、ときにはこんなことまでしてしまったというのです。


「コロナで外出自粛が騒がれた頃、A子も旦那が在宅勤務になったのであまり会えなくなるかもと言われたんです。そこで会えない間、寂しくならないようにA子が僕のオナニーしている姿を動画で撮りたいと言ってきたんです。


でも、さすがに僕1人でオナニーをするのは恥ずかしいのでA子にも見せてくれるように頼みました。結局、2人で見せ合いながら動画を撮影して、その時はすごく良かったんですよね笑。それが、まさかあんなことになるとは思いもしませんでしたね......」


自粛中、A子さんと会うことはなかったというカズマさん。そして自粛があけた頃、再びセフレ関係に戻ったそうですが、ささいなことから疎遠になったといいます。


「僕の仕事が忙しくなって、A子に対して適当に接するようになったんです。連絡も以前のようにマメに返さなくなりセックスも眠かったので適当になっていました。そしたら彼女がだんだん不満を漏らすようになり、さらに連絡がしつこくなってきたので、面倒になって相手にしなくなったんですよね。


そしたら、なんとA子は僕と不倫していることを周囲に漏らすようになったんです。さすがに不倫していることをバラされるのは勘弁してほしいと、彼女をラブホに呼び出して話し合うことに。最初は普通に話していたのですが、途中から彼女がヒスり出して。


ついには『アナタは私のこと全然分かってない!』と手をあげてきたので、反射的に手首を掴んだんです。そしたら『DVだ!!』と騒ぎ出したので、しばらく彼女を落ち着かせようと押し問答していました。しかし、話を全然聞こうとしないので僕も『もういいよ!』とキレてしまい、ラブホを後にしたんです」


そのときは頭に血が上っていたため、A子さんに対して怒りのLINEを送ったというカズマさん。しかし、これが後にトンデモ事態へと発展するのです。


「それから、しばらくして友人から『お前、A子と何かあったの? こんな動画が回ってきたんだけれど......』と言われたんです。何事だろうと友人から送られてきたLINEを見ると、そこにはA子が撮った僕のオナニー動画とともに『この男は犯罪者です! 私はこの男に監禁されて暴力を受けました!』という内容が書かれていたんです!


どうやら、A子が最初の飲み会メンバーにこの動画を拡散していたようなんです。しかも、話し合いで呼んだラブホのことも大袈裟に監禁とか書かれてるし、もうビックリですよ。しかも友人の話によるとA子は僕に暴力を振るわれたとして警察に行くと騒いでるとも言ってました。でも、リベンジポルノをされたのは僕のほうなので、このままでは埒があかないと警察に相談することにしたんです。友人には『リベンジポルノをする人はさらなる危険を侵す可能性があるので......』といわれて1日保護されることに。警察にはオナニー動画を見せないといけないし、動画が拡散された飲み会メンバーには『指かチンコなのか分からない(笑)』とバカにされるわ、散々でしたね……」


その後、僕が被害届を出すと言ったことでどうにか事態は収束したそうですが、それにはこんな裏話があったそうです。


「A子の旦那が謝りにきたんです。すごい気の弱そうな人で僕を責めるどころか『A子がご迷惑をおかけしました。どうにか被害届だけは......』と平謝りされました。結局、僕も被害届を取り下げて今後、お互いに2度近づかないことで和解しました。ちなみにA子は僕の会社にもオナニー動画を送ろうとしていたらしいのですが、そこは友人が間に入ってどうにか説得してくれました。本当に危なかったですよ。」


なんとも「アイタタ」な話ですが、最初に友人の忠告を聞かなかったカズマさんも悪いような気もします。セフレと別れ話をするときは揉めないことが「できるセフレの絶対条件」ですよね笑。


(山崎アオイ/ライター)

(オトナのハウコレ編集部)

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