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ヤッた数を競って自慢する男たちの特徴と心理【居酒屋トークあるある】

ナイトライフ

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松本ミゾレ


たまに大衆居酒屋で、変な盛り上がり方をしている集団の声のでかさと会話の内容の薄さに辟易するみたいなこと、経験しませんか?


以前、若い男女グループの合コンをしてるテーブルのすぐそばで知人数人と飲んでいたとき、ほんとひどかった……。会話のほとんどが「それな」と「やばい」なのに、それでも会話が成り立つという驚異の世界。


日本語を愛し、日本語に愛された筆者は泣きながら酒をあおったものでした。


さて。酒で気が大きくなって過剰に中身のない話を大声でやっちゃうイキった子たちって、しばしば自分がセックスした人数を自慢しあうという、ゴミみたいなトークを繰り広げることがあります。


共通の話題がセックスしかないんでしょうね。相当アレな話ですが、実際こういうのがいるにはいるのです。

特に娯楽の乏しい田舎だと、この手の会話で盛り上がる男性って、おっさんにもいます。


今回は、なぜ男たちはヤッた数を競うのか。その理由について色々と話をしていきたいと思います。

居酒屋でヤった数自慢をする男の心理とは?

まず、そもそもなぜ居酒屋で自分の経験人数を自慢しあうのかについてですが、その深層心理に肉薄しようにも、こういう話をしちゃう人って、こういう話しかできないってだけなんです。


やっぱりさっきも書いたように、セックスぐらいしか共通の話題がないグループなんですよね。


会話の引き出しの中にろくな話題がなく、共通の話で盛り上がれるとなると、猥談ぐらいしかない。こういう終わってるグループって実在しまくってますからね。


戦後教育の敗北ですね(笑)!


ときには、そのグループに女性がいてもお構いなしにそういう話をする男性ってのもいますし、大抵そういうグループに属する女性もだいぶイタいから、本人も姉御肌キャラ気取りだったりして「お前しょうがねえな!」とか「絶対あたしのほうが○○○の締まりいいんだけど!」とか言ってたりしますよね。


俯瞰で見てるとだいぶキツいです。

ライバルに経験人数で勝ちたい! モテアピールしたい!

10代、20代の男の子って、ちょっとまだ恋愛のよさを知らず、先にセックスのよさを知ったことで優越感をおぼえちゃうという時期を迎えることがあるんですけど、それがこじれちゃうと、経験人数自慢をしてしまう傾向が見えるようになります。


要はセックスイキリしたがる年頃というか。それで下手に周りが羨ましがったりすると、余計に調子こいてヤッた人数を自慢しあうようにもなるわけですね。


ときにはその人数を競ってのモテアピールだの、イカせた人数自慢だのに発展する場合もありますが、これがなんとも不毛。


普通に生きていれば普通に恋愛のチャンスも、セックスの機会も訪れるのに、その当たり前のことを生き急いで数を稼いでしまうわけですから、これを不毛と呼ばずして何をそう呼ぶのでしょうか。


でも、大抵の男性は、若いうちはこういう話で盛り上がっちゃうところがあるので、僕も実はあんまり強く言えないという……。


それでも、20代のうちに「すげえイタいなこれ」って自覚して、だんだんそういう話題は避けるようになりますけどね。

非モテのコンプレックスがあるから、ヤッた自慢をする悲しい男たち

それとですね、こういう話題につきものな人種として、非モテ男子ってのがどうしても欠かせません。


周りが恋愛をし、セックスをしている中で相手がいないというような非モテの男性はいつの時代にもいますが、こういう男性って「周りを見返したい」みたいな気持ちに染まる傾向が結構高いです。


僕の周りにも、若い頃はそういうのが多かったですね。


そんな彼らは、しかし実際モテないのです。


だからそれこそ昔の話ですが、出会い系サイトなんかでとにかく数をこなして自尊心を満たしていたんですよね。相手も相手で、とにかくいろんな男性と経験を重ねて実績を積みたい、みたいなタイプだったんでしょうけど。


そういう非モテの男性が、自分のコンプレックスを解消したと思い込んで、飲み会なんかで意気揚々と「俺、さっきまで女抱いてたんだよね」みたいに切り出す瞬間に何度か居合わせたこともあります。


最後にそういう場面に出くわしたのが、もうアラサーに差し掛かっていたとき。さすがに「お前、まだそんな話してんの?」と周りから冷めた目を向けられていました。


なんでしょう、周りがプレステで遊んでいたとき貧乏でスーファミしかなかった子が、プレステ2が出た頃にやっと中古のプレステを買ってもらって、それを自慢してるような悲しい印象を抱きました……。

女性はヤッた回数を自慢するような男性を避けるにはどうしたらいい?

ちょっとここで、女性の立場に立ってモノを考えてみたいと思います。やっぱりどうせセックスするなら、ヤッた回数を自慢するような男は極力避けたいところですよね。


だって複数の知人の前で、自分とのセックスについての話をしちゃう男なんて、嫌でしょう?


そこで、こういう男性を避ける方法。パートナーにしない方法を伝授しましょう。ぶっちゃけて言うとこの手の男性は基本的に、陽キャもしくはバカです。


陽キャだと学歴が高くても結構このような話題を飲み会で披露して「ウケた」と勘違いしがち。なので、陽キャのことを好きになったら、セックスする前に何度かデートを重ねたり、その陽キャの交友関係が派手かどうか確認しましょう。


いい大学に在籍してても、いい会社に入ってても、セックスの話で笑いを取ろうとするヤツは実際おりますし、そういう話が一番つまらないことに、残念ながら自分も周囲も気づいてないパターンってあるものです。


もちろん、ちゃんとした陽キャのほうが多いでしょうから、「陽キャ=地雷」ってわけではないです。地雷は普通に陰キャに多いので……。


もう一つ、バカについてですが、これはもう説明不要ですね。


バカと付き合うと色々苦労しますし、自分とのセックスについても勝手に喧伝されることが実際あります。ひどい場合、彼女の喘ぎ声のパターンや、ハメ撮り画像とかも周囲にバラしちゃうバカっていますし。

もしもヤッた回数を自慢するような浅い男性と関係を持ってしまったら?

しかしながら、ヤッた人数を競う種類の男性を避けようと思っていても、うっかりそういうのと寝ちゃうことってあるものです。気づいたときは後の祭りってのもあるあるですからね。


こういう場合は残念ながら、自分のセックスについてすでに相手からある程度、仲間内に言いふらされているのを耳にして赤面するという事態も珍しくありません。


が、そこで泣き寝入りすると駄目だと思うんですよね。


すぐに相手に「私との行為について二度と口外するな」と釘を刺すことが、余計な被害拡大を抑えるためのポイントではないでしょうか。


ほんと、ろくでもない男の場合はこっそり行為を撮影していて、それを見せびらかすような奴もいます。ネットで販売する奴もいるし、採算度外視で無料公開するケースも。


こういう男性は女性とのセックスを「カウントすべき数字」、「コンテンツ」ぐらいにしか考えていませんから、ちょっとでも事後に悪い噂を聞いた場合は、かなり強めに追及したほうが安心です。


10年ぐらい前でしょうか。


ある女優さんが出会い系で知り合った男性とのセックスを無断で撮影されて、それがネットに流れ、本人が警察に相談したという話もありました。


ほんと、今の時代バカが便利なツールを使ってとんでもないことするわけで、本当にこの手の男性とセックスしたことに気づいたら、泣き寝入りする前にやるべきことをやっておかないと、デジタルタトゥーの原因になりかねませんね……。(松本ミゾレ/ライター)


(オトナのハウコレ編集部)


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