男が別れを決心する瞬間 「浮気相手に本気になる」「急に1人になりたくなる」等……
ナイトライフ
PR松本ミゾレ
恋人との関係を清算したくなる。こういう思いって誰しも何度か頭をよぎるものではないでしょうか。
先々の関係性を考えると、どうしても楽観的になれなかったり、相手がろくに自分を顧みてくれなかったり。
離別するに足る理由ってのは人それぞれにいろいろと抱えるものです。
男性も、彼女に対して思うところがあったりして、それで別れを決断する傾向も決して珍しいものではありません。
今回は、男たちが「あ、もう無理だな」ってなっちゃう瞬間。別れを決断したくなる瞬間について、いくつかのパターンを紹介したいと思います。
まあ、いちいち説明するまでもないような例も含まれてはいますが……でも読んでください。
文章って、ちゃんと読むことで認知症を予防できるっていいますし。僕は誰一人として認知症になってほしくないんだ!
目次
浮気相手など、別の女性に本気になって……
まずはよくあるパターンから。
やっぱり一番多いのって、浮気とか、別の女性に目移りするとか、そういう感じだと思います。
浮気はしていなくても、彼女がいるのに別の女性に一目惚れしてしまって、にっちもさっちもいかなくなって「これでは今の彼女にも失礼だ」とかいって、なんか正当っぽい理由を自分の頭の中で作って別れを切り出す男性はいます。
言われたほうも「あ、私より好きな人いるんだ」と思うと結構これ、ショックでしょうね。でも、彼女に黙ってこっそり浮気しちゃうよりはまだマシっちゃマシなのかもしれません……。
なんか急に恋愛がめんどくさくなって……
休みのたびに恋人と会ってデートだの食事だのするのが当たり前みたいに思ってる、陽キャメンタルの人。いますよね。
ああいう人は、同じ属性の人同士でくっつくのが一番だと思います。
筆者は陰キャなのですが、あるときうっかり陽キャメンタルの女性と付き合って、まぁ~何をなすにもいちいち外出して、映えるデートを強いられて結構キツかったという思い出があります。
外出るにしても、女性客が多いオシャレなレストランとかより、その辺の川沿いをとぼとぼ歩いてたい人間だったので……案の定数か月もしないうちに「もう無理」ってなって別れようと決断したのですが「デートを嫌がる男とかありえない」みたいなことを言われました。
ま。それもそうなんですよね、苦笑いしか出ませんでした。いわれてることは当たってるので。
でも無理だ! 世の中にはディズニーランドで盛り上がれる人と、ああいう場所に行くとしんどくてめまいがする人間がいて、両者は決して相容れないのです。
相手の家族の人となりを知り過ぎるとしんどくなって……
付き合いが長くなると、恋人の家族や親戚と顔を合わせるときが来るものですよね。あれが嫌って人、多いんじゃないでしょうか。
以前付き合っていた彼女が家族仲のいいタイプで、付き合って1年ぐらいで両親を紹介されたんですが、そのままみんなで食事に出向いたりして、結構精神的にしんどかったのを覚えてます。
一応こちらもニコニコしてなきゃいけないし。
あと、彼女とその両親と4人で行楽地に行ったりとか。これもすっごいしんどかったです。帰って寝たかった。
向こうの、こう、娘の彼氏と仲良くしたいとか、フレンドリーで歓迎してまっせ感みたいなのはすごく伝わるんですが、こっちは「お宅の娘さんと付き合ってるんであって、皆さん方と仲良くするつもりまではないんですよ」と感じましたし、何かこう、どんどん結婚までの足固めをされちゃってるよなって気がして。
その当時まで20歳なったばっかりとかだったし、結婚願望マジでなかったので、もうこれで「別れよう」と思うようになっちゃいました。
結局それからすぐに別の女性が好きになっちゃって、それを理由にして破局したんですけどね。
一挙手一投足全部にイライラするようになり……
付き合っている相手の言動に、だんだんイライラしていく。そういうことって、あるんですよね。
知人はワンルームで彼女と同棲した瞬間からこれを発症してしまいました。
部屋が1つだとプライバシーもへったくれもなく、想像以上にストレスになっちゃうみたいで、「相手のいびきもうるさいし、呼吸音すら腹が立つ」とか言い出したのでさすがに「それはもうダメだよ」と別離を勧めるといったことがありました。
恋愛は、物理的にも精神的にも、付かず離れずの状態が長続きしやすいというのが筆者の自論なので、知人がそこまでおかしくなっちゃったのも分からないでもないです。
部屋が2DKとかなら、全然大丈夫なんでしょうけどね。ワンルームって人1人が生きるための空間ですから。
結婚がチラつくようになってきて……
これもさっきの「相手の家族の人となりを知り過ぎて」に通じるものですが、男性って意外と彼女が結婚を持ち出すと引くタイプが多いんじゃないかって、周りを見てるとそう感じます。
そもそも日本の婚姻率が低下している現状は数字でも表れていますが、結婚できない人も多い反面、結婚したくない男性ってのも相当いますよ。
「今、自分1人を食わすのに精一杯なんだもん」みたいな感じで。
だからこう、たとえば彼女が「そろそろ結婚したい」とか言ってきたり、ゼクシィとか買ってきだしたら「そろそろかな」と別れの体制作り、きっかけ探しを始めちゃったりしますよね。
ノリと勢いで結婚なんかできませんし、授かり婚なんて不幸のるつぼになりかねませんから、これは正直お互いのための必要な破局ってことでしょう。
結婚願望ある男性なら、そもそも自分からそれを切り出してますし。
厄介な病気が発覚して……
利己的、自分勝手な理由で別れを選択したがる男性も多い反面、中には相手のことを想って別れたがる男性ってのもいます。
これはもうこの世にいない人の話なのですが、割と若いうちにガンを発症してしまい、今後の治療などでなかなか満足に彼女とデートすることも難しいと感じたために「これはもう別れるしかないな」と決断。
その理由については正直に伝えるのも相手にショックをあたえるかもしれないと感じ、「他に好きな人ができた」と伝えて別れたそうです。
その後、抗ガン剤の治療がスタートしたのですが、若いとやっぱり病状の進行も早いもの。本人も頑張ったのですが、結局別れてから2年ほどでこの世を去りました。
亡くなった男性は生前「これでよかったと思う」と繰り返していましたが、本当の最期を迎える頃には、自分が嘘をついて振った相手に会いたいと泣いていました。
個人的には、もし僕がその彼女の立場だったら、嘘なんかつかずに自分の病気を打ち明けてほしいと思うものですが……まあ、実際それが原因で距離を置かれるなんて例も世の中にはありますから、彼の判断は正しかったんじゃないかな? と思うところです。
ちなみに、彼に唐突に別れを突き付けられた女性はその後、割とすぐに新しい彼氏ができてそのまま結婚して幸せにやっているみたいなので、真相を知って余計なトラウマを味わうことがなかっただけ良かったんでしょうね、きっと。
男性が別れたがる理由、真相を知ったところで阻止できないパターン多し
まあ、こんな具合にですね、男性は「別れよう」と決断する瞬間ってのはいろんなパターンがあるものです。
一度「別れる」と決めてしまうと、もう取りつく島もないってのは女性も男性もあんまり変わらないところですね。
「悪いとこあったら直す」と言われても、もう腹は決まってるってのが大方のところです。
別れを切り出されるのはつらいところですけども、もうそうなった以上は「あ、コイツはもうここまでの男なんだな」と思うのが一番!
ひどい扱いを受けて、プライドやメンタルをズッタズタにされる前にしんどくても「わかった、バイバイ」といって離れましょう!
……とはいえ、そうそう気持ちは即座に切り替えたりできませんよね。
少し前も、女友達が「彼氏から完全に嫌われて、さっさと別れてっていわれてる」と僕に対して相談を持ち掛けてきましたが、まあ結構精神的にもヤバい状態に追いやられてて、なかなか悲痛でした。
こっちとしては「そういう状態から復縁できた男女知らないから、もう別れるしかないんです」とは主張しましたが、返事はなく、LINEのアカウント自体見当たらなくなっていました。
あれから数か月経過するので、今は吹っ切れてるといいなぁと思いますが……。(松本ミゾレ/ライター)
(オトナのハウコレ編集部)