最低! やたらナマでしたがる男性の脳内を徹底解剖
ナイトライフ
PR松本ミゾレ
みなさん、ちゃんとコンドーム使ってますか~!
気持ちいいことをする際のお供であるコンドームは、ちょっとの手間で多くの災難を防いでくれるアイテムです。性病の感染を防いだり、望まない妊娠だって予防してくれます。
避妊率は100%ではないものの、つけてセックスするのとナマでするのでは、安心感は雲泥の差。
さて、話はちょっと変わるのですが、自分がやりたいことなのに「君だってそう思うでしょ?」みたいな口ぶりで賛同を誘いつつ、さも全体の総意かのように話を誘導する奴、社会にはいっぱいいますよね。
ああいう人たち大嫌いなんですけど、これってマジでどこにでも現れます。
そう、たとえベッドの上であっても「俺コンドームしないけど、いいよね? そっちの方が君も気持ちいいでしょ?」みたいに言うバカは少なくありません。
ナマでのセックスは危険なのに、それでもあんまり深刻視せずに「だってゴムつけてると気持ちよくないもん」みたいなことを言う男性が多いのです。
なかには「俺、ナマじゃないとダメなんだよね」と強引に迫る人も。
男性が勝手に気持ちいい、気持ちよくないの二択でコンドームをつけないかどうかを決めるというのもなかなか横暴です。
今回は、セックスの際に女性の意見をほとんど聞くことなく、当たり前のようにナマでセックスしようとする男性の思考回路について解説していきたいと思います。
彼らは一体どうして、コンドームをつけないで挿入しようとするのか。
そもそもこういう男性は、どういう考えでこんな発言をしているのかということを、彼らの自分本位な主張の事例として、筆者が以前マジで耳を疑った発言の中からいくつか紹介しましょう。
「コンドームしないほうが女性を気持ちよくさせられる」と信じている
前述のようにコンドームにはリスク回避という大きなメリットがありますが、それを無視してナマ挿入したがる男性というのは、根本的にセックスを読み違えています。
筆者の高校時代の同級生は「コンドームしないほうが女性を気持ちよくさせられる」と豪語していましたが、その根拠は「俺の兄貴がそう言ってる」というものでした。
こんなガバガバ論理をマジで信じてしまう単純な男って、実際いるんです。さすがにもう20年も前の話なので、その同級生も「あれは間違いだったなぁ」と気づいていると信じたいのですが、風の噂では高校卒業後にすぐできちゃった婚をし、直後に離婚したそうです。
やっぱりああいう男性は“伸びしろ”もないようです。
「コンドーム? 使ったことないからわかんない(笑)」
世間にはそもそもコンドームを使ったことすらない男性がいるのです。
筆者が若いころ働いていた飲み屋のお客さんのひとりが、「コンドームを使うなんてオカマのすること」と豪語する問題児でした。
なんでも彼は、生まれてこの方一度もコンドームを使ったことがないので、ナマでするのとコンドームをつけてするのと、どっちが気持ちいいかわからないというのです。
しかも彼、40代ですからね。居合わせた女性たち、さすがに苦笑いしていました。
でも、この手の男性って苦笑いや愛想笑いを「俺の話がウケてる」って誤変換しちゃうんですよね。このときもっと信じられない話も連発していましたが、今回のテーマと関係ないので省略します。
ともかく、この世にはいい年齢をしてもコンドームをつけたことすらないおかしな人、女性の体を労われない人はいるというわけです。
「性病? 大丈夫だよ心配ない!」
また、これは筆者の元友人の女性(後に喧嘩して思いっきり絶縁しちゃいました)が過去に付き合っていた男性から投げかけられた言葉なのですが、これもまぁ酷い。
「性病かかったことないから俺は平気。むしろ相手が性病持ってそうだけど、親切心でナマでしてあげてる」
えらくお高くとまっている発言ですが、聞けばこの元カレがホストだそうで、枕もバンバンやるタイプだったのだそうです。
枕をやって客を繋ぎ止めるということは、そこまで売れるような人材ではなかったということでしょう。
実際この発言も人をバカにしていますし、普通に無礼ですよねぇ。親切心でコンドームを付けないという理論も、ちょっと理解できないところです……。
こういう人の言う気持ちいいセックスって、基本的にコンドームが邪魔なんでしょうね。
おわりに
これは男性側のよく使う手であり、これに押されてなし崩し的にナマでやっちゃう女性がいるのはちょっと問題ですね。
ちゃんと断るべきです。それで嫌われたら、それはそれでよかったと思いますし。
「彼氏に嫌われたくない」という気持ちまでは否定しませんが、だからと言って言いなり状態でナマでセックスするなんて、その女性自身が可哀想ですよ。
ご飯には味噌汁! 面接にはスーツ! 猫には愛情! セックスにはコンドーム!
これが日本のあるべき姿です。(松本ミゾレ/ライター)
(オトナのハウコレ編集部)