「キスができない!」 潔癖症の彼氏がセックス中に冷めてしまうこと
ナイトライフ
PR松本ミゾレ
潔癖症。世の中には、この潔癖の習性を持つために、普通の恋愛やセックスにおいて相手に制限をかけてしまっている人がいます。
そしてこの潔癖の性質を持つ人というのは、女性にも男性にも、一定数いるものですよね。
たとえば男性の中には、潔癖症のせいで過激なキスが好きではないというか、可能なら避けたいが相手のことを考えて我慢して対応しているといったような人もしばしばいます。
厄介なことに、それらを外見から見抜くのは難しいものです。実際筆者も酷い潔癖症ですが、ルックスが小汚いのでそのことを初対面で見抜かれることはありません。
いつだって度が過ぎた潔癖であると気付かれ、失望されるのはセックスの前後のタイミングです。
この手の男性って、キスにすら抵抗をおぼえるタイプが少なくないものです。だけど、なぜ潔癖症の男性って、こんなに相手をガッカリさせるレベルでキスを拒むのでしょうか。
今回は、筆者を含めた潔癖な男性たちが、具体的にどんなキスが苦手なのかについて、その事例を紹介していきたいと思います。
潔癖でキス嫌いな男性って、人並みに恋愛をしていればいつかのタイミングで巡り会ってしまうこともあるはずですので、是非その際の参考として役立ててみて下さい。
目次
耳の中に舌を入れられると辛くなる……
潔癖のきらいのある男性が苦手に感じるキスはいろいろとありますが、まずその筆頭として、耳の中に舌を入れられるタイプの激しいキスを挙げたいと思います。
やっぱりこういう男性にとって、耳の中を舌で愛撫されるというのは、気持ちいいとか悪いとかの次元ではなく「あ~またそんなとこ舐めて。洗いにくいんだよなぁ」と思ってしまうものなんですよね。
筆者もこの手のハードなキスは苦手です。というのも、過去に念入りに耳舐めをされたせいで一度中耳炎になったことが影響しているのかもしれません。
潔癖症が嫌がるキスの主軸って、洗い流しにくい場所に唾液が付着することではないでしょうか。
鼻を舐めないで! 乾くと唾液の匂いがするのがそもそも嫌
ときたま、顔全体をキスしたり、舐めたりする情熱的な女性っていますよね。される側も情熱的なタイプなら、きっとこれに大興奮することでしょう。ただ、潔癖の性質を持つ男性がこれをされると、かなり複雑な気分になります。
とくに、鼻を中心とした顔全体をべろべろされるのが嫌いというケースは多いですね。なんせ乾くとツバ臭くなって、不快感が込み上げてきますから。
潔癖症の男性は、たいてい相手が愛しい彼女であっても、やっぱりこういうキスには「うわあ」と思うものなんですよね。
全身リップをされると、念入りにシャワーをしなければならない
人によっては、相手の性器や乳首、性感帯にキスをするという方も多いはずです。このいわゆる“全身リップ”が本当に無理という男性も、少ないながら確実に存在しているんですよね。
筆者の知人は、この行為をされるのがどうにも苦手で、それだけの理由で彼女を作ったりもせず、たまに付き合う相手ができても、セックスをしないという約束事を用意し、徹底してこのシチュエーションを避けようとしています。
ここまで行くと、もう「心の均衡がどこかおかしいのではないか?」と思えてくるレベルですが、彼にしてみればそれだけ体にキスをされるのは勘弁してほしいということなんですよね。
しかし何故ここまで拒絶するのでしょうか。以前これについて質問したら、「せっかくセックスの前にシャワーしたのに、終わった後に全身を再度シャワーで洗い流さないと、なんか嫌。眠れない」という答えが返ってきました。
彼にしてみれば、潔癖症ゆえにセックスの前には念入りにシャワーを浴びているのに、セックスであまりに激しい全身へのキスをされると、そのままではどんなに疲れていても決して眠れないというわけですね。なんとも奇特なタイプです。
「俺って潔癖症なんだよね」と言われたときに注意すべきこと
ハードなキスは前戯の王道ですが、その王道の行為になんとなく「いやだなぁ~」と思ってしまうのが潔癖症の悲しい性(さが)。
本人たちもそれが異端の考えであることはわかっているので態度にこそ出しませんが、とはいってもセックス前の段階で、こういう男性たちはほぼ確実に「俺って潔癖症なんだよね」ぐらいのことは伝えています。
彼らからすれば、そこである程度察して欲しいと思っているのですが、現実にはなかなかそこまで意思疎通もできません。まさかハードなキスが苦手だなんて、考えもしない女性の方が多いのは、これははっきり言っていないぶん、仕方のないことです。
ともあれこういう男性は、できればディープキスだってしたくないという場合もあるほど、そもそも人の唾液に抵抗感を抱いています。(松本ミゾレ/ライター)
(オトナのハウコレ編集部)