
既婚女性が独身男性と…。経済的に自立した、イマドキオンナの愛人事情
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山崎アオイ
「愛人」という言葉を聞いて、何を思い浮かべますか?昼ドラの修羅場、週刊誌のスキャンダルなど、一昔前のドロドロとしたイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。
かつての愛人といえば、男性が女性を「囲う」一方的な構図が主流でした。
マンションを用意して、生活費を渡す、いわゆる"囲われ女"の存在です。でもそれは、女性が経済的に自立しにくかった時代の話。現代ではずいぶん様相が変わっています。
経済力を持つ女性が増えた今、愛人関係はより対等に、そしてより多様になりました。
お金のやりとりがない愛人関係も珍しくないし、女性側が既婚者で独身男性を「愛人的なポジション」に置くケースも増えています。
今回は、“愛人になる女性”と“愛人を持つ女性”。イマドキ女性の“愛人事情”を調査してみました。
"愛人になる"女たちの事情
愛人関係でいちばん多いのは職場での出会い。毎日顔を合わせる上司や取引先と、気づいたら特別な関係になっていた…というパターンです。
最近はマッチングアプリやSNS経由も増えていて、プロフィールに「既婚」と書いてある男性にあえてマッチする女性も。「最初から深い関係を求めていたわけじゃなかった」という声もよく聞かれます。
お金のやりとりも関係によってさまざまで、全額出してもらうケースもあれば割り勘も。「お金をもらうと違う気がして」と感じる女性も多く、現代の愛人関係は金銭的な依存より情緒的なつながりを重視する傾向があります。
やめられない理由も共通しています。多くの女性が揺れ続けるのが、「本命になりたい」vs「このままでいい」の葛藤です。
「都合のいい女」との違いはまさにここで、「この人だから会いたい」という深い感情と互いの心のよりどころになっている点が核心です。
【体験談】愛人歴10年・Cさん(38歳・フリーランス)
「関係が始まったのは、20代後半のころです。仕事でお世話になっていた年上の男性から、ある夜『少し話せないか』って連絡が来て。
最初は仕事の相談かなと思っていたんですけど、会ってみたら雰囲気が違って。気づいたらホテルにいました。
彼には奥さんがいて、夫婦仲は表面上は問題なし。でも長年セックスレスで。仕事柄、そういうお店にも行けない立場だから私が唯一の逃げ場になっている感じなんです。会う場所はいつもホテルで外でのデートはほとんどありません。
お金というよりも仕事で贔屓してもらったり、身の回りの服とか食事代とか。もはや恋愛っていうより、信頼関係に近い気がしています。でも彼がいなくなったら、やっぱり困るかなとは思います」
"愛人を持つ"女たちの事情
愛人を持つ既婚女性のきっかけで多いのは、夫への不満や倦怠期です。会話がなくなった、セックスレスになった、頑張っても見てもらえない…そんな積み重ねが心の隙間をつくり、「ちゃんと見てくれる誰か」が現れたとき、気持ちが動いてしまう。
一方で意外に多いのが、夫婦関係は悪くないのに踏み出すケース。不満の解消ではなく、純粋な「ときめき」を求めてしまう…これもまた、人間の感情のリアル。
相手に選ぶのは独身男性がほとんど。関係は生活リズムの中にさりげなく組み込まれていて、「子どもが寝てから連絡する」「ランチタイムだけ会う」など、それぞれのルールで動いています。スマホの通知オフや支払いを現金にするなど、バレないための工夫も自然と身についていきます。
しかし、どれだけ関係が深くなっても「家庭は絶対に壊したくない」という本音は揺るぎません。愛人と家庭は自分の中で完全に別物と、当事者にとっては“どちらも本当のこと”。最初は強かった罪悪感も、時間とともに薄れていく女性がほとんどです。
【体験談】愛人歴5年・Dさん(41歳・会社員)
「実は、夫と結婚する前から彼とは関係があったんです。夫のことは好きだし、結婚したかった。でも彼のことも、どうしても切れなくて。結婚してからも、ずっと続いています。
夫とはもう何年もレスです。嫌いじゃないんですが、そういう気持ちにならなくて。一緒にいると安心するんですけど、ドキドキはもうないんですよね。
でも彼とは、5年経った今もレスにならない。夫は淡白だけれど、彼は性欲も強いし私も強い方なのでバランスがいいんですよね。
罪悪感がないといえば嘘になります。でも、夫への気持ちと彼への気持ちは私の中では全然別のものなんです。多分、彼が彼女を作ったり結婚しない限り、関係は続くんじゃないんですかね」
愛人を囲う女性の心理とは…
「愛人になる」も「愛人を持つ」も、根底にある気持ちは意外と似ています。特別な自分でいたい、日常とは違う時間が欲しいなど、毎日がんばっているからこそ生まれてくる感情です。
もちろんリスクはゼロじゃないし、傷つく可能性もあります。それでも「愛人関係」を選ぶ気持ちを持つ女性は案外、多いのかもしれないのです。(ライター/山崎アオイ)





















