アイコン 上司からの「リモハラ」がウザい!オンラインセクハラの撃退法とは

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上司からの「リモハラ」がウザい!オンラインセクハラの撃退法とは

どうでもいいことでいちいち連絡してくる、どうでもいい男性っていますよね。

LINEのアイコンを変えただけで「アイコン変えたの?」とかいう、クソどうでもいい連絡を飛ばしてくる男性って何考えてるんでしょうか。

「変えたの?」って変えてるからあんたも気付いたんだろって話だし「変えたよ」って返事したらしたで「なんで変えたの?」とか質問してくる奴なんてのもいます。

こういう男って十中八九普段から女性に相手にされていないので、オンナというものへの執着心もマシマシ。どうにかして会話をしたい、つなげたいって思っているのでしょう。

まあでも、そういう男性とは普通はあんまりつながりなんてないもの。夜の世界で働いている女性であれば避けられない無駄なやり取りですが、普通に暮らしている分には、この手のどうでもいい男性と知り合うことは、そう多くないでしょう……とか思っていたのですが!

いやはや、怖いですねぇ現実は。

昨今は新型コロナウィルス禍のせいでリモート環境でのやり取りが仕事の都合上増えちゃったという人が大勢いますが、とくに女性の場合、このリモート環境が仇となってどうでもいい男性からのどうでもいい連絡に苦しむようになったという事例が報告されています。

これをいわゆる“リモートハラスメント”と呼んでいるそうですね。
リモートハラスメントとは、つい最近になって表面化した問題です。

まだ実像がよくつかめていなかったので、今回は知人女性数人に「もしもお時間があって、リモハラについて何か実体験あったら教えて。お礼はAmazonギフトコードです」と持ち掛けたところ、割と「そんなことがあるのか」って話を聞くことができました。

ある女性は大阪在住のOLさんなのですが、彼女はここしばらく、オンライン会議のために自宅でパソコンを使うことが増えていました。

会議では一度に数人の同僚や上司とつながって会話をしていたのですが、すべて仕事のためのやり取り。

ところがあるときから彼女の、別にそこまで親しくもないし、直属でもない上司からマンツーマンの、本当にどうでもいいビデオチャット要求が始まりました。

話の内容は最初の頃こそ仕事に関するものばかりでしたが、この上司は彼女のオフの服装や髪型について「かわいいね」とか言うようになり、やがては彼女の家の中の内装にまで「いい部屋だな、僕もそういうレイアウトにしたいな」なんてことも言及するまでに至ったのでした。

いわゆる典型的な、モテない男からの立場を利用したリモートハラスメントと言えるでしょう。こんな生産性のないビデオチャットリモハラに付き合わされる人が不憫でなりません。

「どうでもいい用事でチャットを要求されて辟易している、最近はパソコンを立ち上げるのもしんどい。いっそ口説いてくれれば『迷惑なので会社に報告します』って言えるのに。辞めたい」とは彼女の弁。

そのお気持ち、お察しします……。
実はリモートハラスメントについての話を数人に聞いてみたものの、挙がってきた被害報告って意外と前述の事例とそっくりと言うか、ほとんど同じようなものでした。

なので、こういう被害に苦しんでいる女性って潜在的な数は今かなり多いのかもしれないと考えています。

ところが、中には既にリモートハラスメントを一蹴して跳ね返す術をおぼえた女性もいまして、その女性にコツを聞くこともできました。

これ、割と有効かもしれないので、シェアしておきたいと思います。

まずリモートハラスメントから身を守るため、一番最初にすることは“かわすこと”なのだとか。

要は一度でもめんどくさい、どうでもいい男性からのリモートでの会話を希望され、それを了承してしまうと「イケる!」と思われ、付け込まれるってことなんだそうです。

そう思わせないためには、具体的に1対1でのやり取りを徹底して断ること。これしかないのだそうで。

たとえば文字ベースのやり取りをしていた相手の男性から「リモート会議の機能で会話をしたい」とか要求されたという場合には「すみません、カメラも外付けだしマイクを用意するのもしんどいし、仕事での会議目的以外では使わないって決めてるので」ときっぱり言うことは有効だそうです。

これはいち男性として意見を言わせてもらうと、やっぱりここまでガッツリ断られてしまえば、男性は二の手は出せない気持ちにはなりますね。したがって有効です。

あるいは「彼氏と同棲してて、今は部屋にいて寝てるので」と言ってみるのも効果的。男の影は、どうでもいい男をあしらうには十分な威力を持ちますので。

しかし、中にはそれでも食い下がる男性ってのがいます。そういうのが上司とかだと、本当にめんどくさいですよね。

件の女性は、「かわすこともできない場合、“撃退する”というフェーズに移行する」と話してくれました。

その方法は先ほどよりもかなり過激です。

もう直球でめんどくさい連絡をしてくる男性に「仕事の話は文字に残るメールベースでお願いします。仕事に関係ない話をされるのもしんどいですし、重要な話を聞き逃したらこちらの手抜かりにもなるので」と言ってしまうことをお勧めしていました。

まあ、これを言われてしまえばもう芽がないってことは、普通ならわかりますよね。男性も。

さらにはそれでもしつこい男性には「上に報告します。リモートハラスメントは迷惑です」って言っちゃうのもアリだとか。

これについては会社があまりことを騒がせたくない気風の場合は「う~ん、有効かなぁ?」って気にもなってしまいますが、抑止力としてはアリかもしれませんね。

というか、そもそも上司もそんなことを女性に言わせるなよって話ですが。
実はこういう話って今、男性にとっては割と深刻なようで、リモートハラスメントというワードが登場して以降はたとえ仕事に関与する話だとしても「こういう連絡をすると、俺もリモハラ上司って思われるかもしれない」と、まともな男性ほど躊躇するようになっちゃってるみたいです。

僕の同級生の1人も「このリモート環境に移行してから、女性の部下にはLINEですら雑談を送るのは止めてる。ハラスメントって大体当人にその意識がないって言うし、そういう男にはなりたくない」とか話していました。

僕も男性なので、リモーとハラスメントの加害者にならないよう、女性に対しては1対1でのリモート会議の要求は送らないように注意しているのですが、そもそも会社員でもないし友達も少ないので、全く不要な心遣いです。本当にありがとうございます。(松本ミゾレ/ライター)

(オトナのハウコレ編集部)

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