アイコン 「体を交渉材料にされても困る…」 セックスをご褒美扱いする女に対する男の本音

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「体を交渉材料にされても困る…」 セックスをご褒美扱いする女に対する男の本音

いきなりですが、男性はセックスに対して、そこまで強い願望や幻想を抱いてはいません。いくら性欲バカというたとえが当てはまるような男性でも、割とオナニーだけしてればそれなりに満足してしまうというケースは多いんですよね。

セックスをするチャンスがあっても「なんかめんどくさいし、オナって寝るべ」を優先してしまうような男性は決して少なくない、といったところでしょうか。
全員が全員というわけではありませんが、そんな男性がゴロゴロいるのが実情です。

そんな男性たちに対して、実はあまり意味がなかったり、あるいは反感を買う女性からのアプローチというものがあります。それが「私とセックスしたい?」という趣旨の質問です。

もうね、中学生じゃないんですから、いい大人がこんな発言を受けても、そこまで嬉しくないしときめきもしないし、なんならちょっと「失礼だな」ぐらいのことを思ってしまうものなんですよね(笑)。
何年か前に、19歳の女の子とイイ関係になりました。
当時すでにアラサーだった筆者の立場を考えると、実に男冥利に尽きる展開だったと思うのですが、この関係はほんのわずかな期間で破綻しました。

理由は、セックスについての考え方のギャップが大きかったという点にあります。
筆者はたいして精力もなく、能動的なセックスもあんまりやってこない半生を送っていたんですが、件の女の子は、ことあるごとに「こんな若い子とセックスできて嬉しいでしょ?」みたいなアピールが多く、それが鼻についたんですよね。

自分とのセックスを最高のご褒美扱いする女性だった、とでも言いましょうか。
こういうタイプって、若くてかわいい女の子や、美人だったりスタイルがいい女性にも、結構多いように見受けられます。

「セックスはご褒美」この考え、正直嫌いなんですよね。セックスを対価にしてしまうのは、なんか寂しくないですか? セックスってコミュニケーション手段の一つですし、なにか引き合いに出して相手を誘惑するようなものじゃないと感じてしまうんです。

そしてそんな男性は、おそらく筆者だけとも限らないでしょう。
前述のように、セックスをご褒美として扱い、男性を上手くコントロールしようとする女性というのは、決して少なくない割合の男性からは「ん~、ちょっと違うなぁ」と思われがちです。

性欲がかなり強い男性であれば「セックス=ご褒美理論」が当てはまるのですが、ほとんどの男性は毎日セックスをしたいというほどに性欲を持て余しているわけでもありませんし、そんな体力もありません。

とくにアラサー以降の男性のする恋愛になると、加齢に伴って確実に精力も落ちてしまっているので、物理的に毎晩セックスをするのがキツく感じられるところです。

どんなに好きな相手から求められても「あ~ごめん」と断るようになってしまいます……情けないことですが。

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このコラムを書くにあたり、筆者の周りにいる同性の知人友人から、セックスをご褒美扱いする女性に対して、率直にどう思うかについて質問してみました。その回答結果をいくつかご紹介しておきたいと思います。

「あまり自分の体を武器にされても、これまでの恋愛姿勢が透けて見えてキツい」
「単純に毎日セックスできる体力がないので、ご褒美が体罰に感じられてしまいそう」
「溜ってるとき以外は多分ウザい」
「10代の頃に出会いたかった。今そんな女の子と知り合っても身体も心もついていけないと思う」

と、消極的というか、後ろ向きな意見がいろいろと並ぶ結果となりました。
おそらく、ネガティブな声が多いのは、今回意見を聞いた男性たちがほとんど30代半ばであることも関係していることでしょう。

ただ、自分がまだ20代前半で精力も今より数倍はあった頃のことを思い起こしてみても、やっぱり過剰にセックスをご褒美として提供したがる女性に対しては、そこまで劇的にがっつくことはなかった記憶があります。
自分とのセックスをご褒美扱いしている女性自体、きっと割合的にはそうそう多くはないんでしょう。ほとんどの女性は、セックスを彼氏やセフレとのコミュニケーションの手段として活用していますし。

ただ、こういう女性もいることは事実で、そういうタイプが男性からのウケがすこぶるよろしくないのも事実。
正直この手の女性に対して素直に喜べる男性って、よっぽどセックスが好きか、都合のいいセックスができる相手を探している男性ぐらいのものではないかと思うんです。

やっぱりどうせ仲良くする以上は、セックスだけに焦点を当てる関係はもったいなく感じられます。せっかくならベッド以外の場所でも一緒にいることがご褒美に感じられるような女性と仲良くしたいものです。

事実、恋愛関係は身体だけの結びつきだけではなかなか進展もしないし、長続きもしませんよね。男性はセックスも好きなのですが、それよりもパートナーと行動を共にしたり、普通のデートをしているだけの時間もまた、強烈に欲しているとことですね。(松本ミゾレ/ライター)

(オトナのハウコレ編集部)

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