焦らしながらのクリトリス吸引で絶頂に… “まるでクンニ”な「マイメアリー」
ひとりエッチ
PR大泉りか
メディアなどで女性の性感帯が語られる際、クリトリスで感じる“外派”と、膣にペニスやバイブを挿入することで快感を覚える“中派”を、「あなたはどちら派?」などとあおり、対立する図式にしているのをよくお見掛けします。
近頃は“中派”と一口に言っても、Gスポットを愛するGスポ派と、子宮頸部で絶頂するポルチオ派とにさらに細分化されてきいます。どちらにしても外派は、中派に比べると「身体が開発されきっておらずに未熟」とされがちなことが、ずっと不満でした。
そうして思うのは、「どっちが気持ちいい?」と問われた場合、相手への感情が上乗せされるセックスは別として、自分ひとりで完結するマスターベーションの快感に関して言えば、「それぞれの気持ちよさの感覚は少し違うけれども、どっちも気持ちがいい」というのが実際のところなのではないかということです。
クリトリスの痙攣するような気持ちよさ、膣内のじんわりと内側から震えるような甘い悦び、そのどちらも選び難い快感です。
だからこそ、クリトリスでエクスタシーを感じるためのアダルトトイに、どことなく初心者向けの雰囲気があることに、ずっと残念な思いを抱いていました。多種多様なデザインや機能が備わっているバイブに比べて、ローターの機能は、多少のバラエティはあろうとも結局のところ「振動」であり、「こんな感覚、初めて!」という驚きは得にくい……。
ところがそんな不満も過去の話。最近のアダルトトイは、クリトリス吸引ブームが到来しているというでないですか!
マイメアリーの吸引&振動の秀逸さにビックリ
『マイメアリー』の特徴は、「わずか数分で激しいオーガズムを実現する“振動と吸引を同時に体験できる究極の新感覚ラブグッズ”」というキャッチコピーの通り、振動と吸引、それぞ12種類の刺激を組み合わせて楽しめること。吸引モードとバイブレーションモードのふたつのボタンがあり、各パターンを変えて楽しむことができるのです。
最近は、マイメアリーのように振動パターンが変えられるローターも増えてきましたが、正直なところ「その機能、いる?」と思っていました。
だって、膣内ならばともかく当てる場所はクリトリス。自分で調節すればいいじゃないですか。けれど、マイメアリーの吸引&振動の全パターンを試してみてビックリ。「すみません、わたしが間違ってました」と頭を下げたくなるほど、秀逸なのです。
■時間をかけて焦らして楽しむのがオススメ
実は今回マイメアリーを試す際は、セクシーな気持ちが高まりに高まって、どうしようもなく使ったわけではありませんでした。このルポを書くために夫の留守を狙って、「よし、では使ってみるか」という心持ちで試しました。なので、ムラムラゼロからのスタートです。
ゆえに、最初は気分を盛り上げるために前戯感覚で、吸引は弱め、振動は長めの溜めの後にトントントンとノックするような強い刺激の組み合わせにしてみました。
当ててみると、二通りの刺激が同時に来て、かなり気持ちいい。「あっ、もうちょっと……」というところで刺激が止んでしまうのが焦らし効果となって、あっという間に気分が盛り上がってしまいました。
さすが「オーガズムに達するまで最短1分」を謳っているだけある。この気持ちよさをたった1分で手放すのはもったいないので、さまざまなパターンに身を委ねて、焦らしに焦らして、たっぷり時間をかけて楽しむことをオススメします。
わたしも以前、ローターをクリトリスに押し当ててマスターベーションをしていたところ、酔っ払っていてなかなかイケなかったこともあり、気が付いたらヒリヒリと痛い。見ればぱっくりと皮が割れてしまっていたことがあったのです。あれは怖かった。
安全に使えて、クンニのような快楽に導いてくれる
けれどもマイメアリーなら安心です。直接は触れず、空気圧と振動で吸引する仕組みなので、アクシデントに見舞われる可能性はとても低い。そういった心配事がないというだけで、気にせずに快感に浸れるのは嬉しいですね。
さらに付属しているローションを使うと、まるでクンニで、たっぷり濡れているところを吸引されているような感覚。腰奥に響きます。
クンニのときに「何をされているのかよくわからないけど、気持ちいい」ってこと、ないですか? 言うならば、まさにそういう「吸われてるのと、擦られているような刺激がいっぺんにきて、どっちがどうなのかわからないけど、気持ちいい」という感覚を味わえるのです。
マスターベーションのときは声を出さない派なのに、思わず「ううっ」と声が漏れてしまったくらいです。思わず声が出てしまうって、マイメアリーで「感じた」ではなくマイメアリーに「感じさせられた」ってことじゃないですか。
通常のマスターベーションは、「自分で快感に導く」ものですが、マイメアリーの場合は「パターンに身を委ねて快感の高みへと連れていってもらう」という感覚が強い。アダルトトイのくせに、憎たらしいヤツ! でも好き!(大泉りか/ライター)
(オトナのハウコレ編集部)