生でセックスをする男性心理とは?女性ができる自己防衛と断る方法
ナイトライフ
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皆さんはセックスするときにコンドームを使用しますか?それともゴムなしの生派ですか?
男性の中にはコンドームをつけずに生でエッチしたがる人も多いと思います。
しかし、女性からしてみると生でエッチをされるのは妊娠や性感染症などの不安は常に付き物。「彼がコンドームをつけてくれない」「生でセックスしてしまったけれど不安」など、女性の生セックスに対する不安は様々あると思います。
男性が生でセックスをしたがる心理、生セックスのメリットやデメリット。さらに、女性が生セックスを断る対処法などをご紹介します!
目次
生でセックスするのは気持ちいい?
男性はなぜ、生でセックスをしたがるのでしょうか? 生セックスが好きな男性の本音を聞いてみたところ、「コンドームは乾いてしまうから苦手」「体温を感じられて気持ちがいいから」......といった回答が返ってきました。
確かにどんなに薄いコンドームだろうと、生で挿入する感触には叶いませんよね。ちなみに筆者もコンドームが苦手なので、このような男性の考えは非常に分かります......。
また、中にはAVの影響で生セックスに憧れるという男性も多いと思います。AVの人気ランキングを見てみても生中出しモノって常に上位に入っています。
しかし、AVでは女優がピルを飲んでいたり、AVで使われる精子は本物ではなく作り物がほとんどです。他にも「1度、生の感触を味わってしまうともうゴムありセックスには戻れない......」という声も。それほど、男性にとって生でするセックスというのは気持ちがいいものだそうです。
生でセックスするメリット
また、女性にとって生でするセックスはこのようなメリットがあります。
子どもができる可能性があがる
子供がほしいと考えている女性は生でセックスをしても良いと思います。今の時代、できちゃった婚は「さずかり婚」ともいわれ、子供ができたことで結婚のきっかけになったという人もたくさんいます。
また、どうしても子供がほしいと考える女性は、結婚してから夫との相性などで不妊に悩むことを避けるために、先に子供を作ってから結婚しようと考える人もいるようです。ただし、「授かり婚」は両親の理解は得られないかもしれないため、確実に両親から気に入られたいのであれば結婚→妊娠という順番は守ったほうが良いのかもしれません。
ゴムでの摩擦がなく痛くない
女性の中にはコンドームの摩擦で痛みを感じてしまうので生でセックスをする......という人もいるようです。摩擦による違和感を我慢していては、オーガズムを感じたりリラックスした状態で快楽に身を任せられませんよね。
この問題を解消するために、ローションを使用するなど、色々試してみるのも1つの方法かもしれませんね。
生でセックスするデメリット
女性が生でセックスするメリットがある一方で、こんなデメリットも存在します。
望まないタイミングで子どもができる可能性が
当然ですが、生でセックスをするということは妊娠の可能性が高まります。安全日といわれる生理日の前後であっても必ず妊娠しないというわけではありません。
25~30歳前後の女性で排卵日付近では25~30%の確率で中出しによる妊娠の可能性があるといわれています。週に2~3回のセックスで生中出ししているカップルは、常に女性の体内に精液がある状態となります。
いつ排卵しても妊娠できる状態なので、そうしたカップルが妊娠する確率は1年間で85%といわれています。子供を望まないカップルであれば、中出しはやめておいた方が無難でしょう。
性病感染リスクが高まる
生セックスには妊娠のリスク以外にも、性感染症にかかる可能性が高まります。性感染症の感染源は精液、膣分泌液などの体液です。中出しによって精液を体内に取り込むことは、当然感染リスクも高くなるのです。
性病はかゆみやおりものの異常だけではなく、重症化によって不妊に繋がってしまう恐れもあります。少しでも膣に異常を感じたときは、早めに婦人科の診察を受けることをおすすめします。
生でセックスする男性心理
では、生でセックスをしたがる男性にはどのような心理が隠されているのでしょうか?
自分の欲望が先行している
生でセックスをする男性のほとんどは、自分の欲望を先行している人がほとんどだと思います。その理由は「生のほうが気持ちいいから」「ゴムを付けるのが面倒臭いから」と様々ですが、相手の女性の妊娠や性感染症リスクを考えている男性はほぼ皆無といえるでしょう。
もし、そんな男性と真剣な交際を考えているのであれば少し考えもの。自分の欲望だけではなく、あなたの体のことをきちんと考えてくれる男性とお付き合いすることをおすすめします。
夫婦の場合、子どもが欲しい場合も
すでに結婚している夫婦の場合、子供がほしいと考える男性は生でセックスをしたがることもあるでしょう。しかし、子供を作るタイミングは夫婦間の問題です。
女性の中には仕事の都合などで、このタイミングではないと考える人もいると思います。相手の希望に合わせるのではなく、子作りのタイミングは2人で話し合って決めるべきだと思います。
「生でしていい?」と確認されたときの返し
男性に「生でしていい?」と聞かれた場合、どんなふうに対処するのが良いのでしょうか? 単に断るだけでなく、男性に生セックスのデメリットもやんわり伝えられる方法をご紹介します。
「子どもが出来ても大丈夫?」
もっとも、相手に効果的な言葉は「子供ができても大丈夫?」です。これを一言伝えるだけで、相手の本気度も分かりますよね。ただし、「子供ができてもいいよ」と軽々しく言う男には注意が必要かもしれません。妊娠が発覚したあと、急に音沙汰がなくなる男性も少なからず存在するからです。自分の身を守れるのは自分だけ!
何かあってからでは遅いのです。また、付き合って長いカップルであれば、その機会に将来のことを話し合うのも良いかもしれませんね。相手に結婚する気があるのか、子供ができても育てていけるのかなど。つい、流されて生でセックスをしてしまうという女性は、特にしっかりと話し合うことが大切です。
「私のことが好きならゴムをつけて欲しい」
こちらも相手を試す回答の1つです。男性なら自分の欲望ではなく、好きな女性を第一に考えるべきだと思います。
もし、これが恋人同士ではなくセフレ関係だったらどんな言葉が返ってくるのか気になりますよね。セフレ相手だからこそ、リスクの伴うセックスは避けたいところ。安全に安心して遊べる相手なのかをきっちり見極められるようにしましょう。
「今産婦人科にかかってるけど大丈夫?」
このセリフには様々な意味が捉えられると思います。もしかして性病なのかな?、とも捉えられるかもしれませんし、あまり深く考えない男性もいると思います。
でも、このセリフを言われた男性は何となく、コンドームを付けようかなと思うはず。たとえ、本当に婦人科にかかってないとしても嘘も方便というやつですね。
生セックスをされてしまったら
では、もし生セックスをしてしまった場合、どうすれば良いのでしょうか。ここでは最終的な対策法をご紹介します。
アフターピルを処方してもらう
アフターピルとは緊急避妊薬のことです。性交後、72時間以内に服用することで80%の確率で避妊効果があるといわれています。
アフターピルは産婦人科で処方してもらうことができます。中出しをされたり危険日に生でセックスをしてしまった......と不安に思う方はアフターピルを服用するのも1つの方法です。
性病検査をうけよう
性交後に膣に痒みや匂いなど何らかの異常を感じた場合、性病検査を受けることをおすすめします。女性の性感染症は放置すると、妊娠しづらい身体になるなど様々なリスクを伴います。不安だと思う方は定期的に検診を受けることをおすすめします。
定期的に性病検査を受けよう
ピルで妊娠は防げても、性感染症は防ぐことができません。パートナーが決まっていれば、お互いに検査をして性感染症がないことを確認してから避妊具なしのセックスを行ってくださいね。
▼STD研究所(性病検査の郵送宅配キット)
プライバシーを重視しており完全匿名での検査が可能です。HIV/エイズ検査・梅毒検査・クラミジア検査などの性病検査を手軽に受けることができます。
・プライバシー保護を重視
・コールセンターやメールでのサポートが充実している
・万が一感染発覚場合のサポートも充実
・初めて検査を受ける人でもわかりやすいラインナップのキット
ゴム無しセックスは性病のリスクが上がります。こまめに検査するようにしてくださいね。
セックスを生でする時は2人でしっかり話し合いをしよう
カップル感で生セックスをするときは、お互いの了承が必要です。次のことを話しあって2人で決めてから行いましょう。
ピルを飲むことを検討する
生でセックスがしたいけれど、子供がほしいタイミングではない......という女性はピルの服用を検討するのも1つの方法です。ピルの料金は様々ですが月1000円〜3000円ほどが平均的です。筆者も以前、ピルを飲んでいたことがあるのですが、PMS(月経前症候群)が和らいでイライラすることが減り、日常的にも気分も安定して生理痛も軽くなりました。
同じような症状に悩んでいる方は、試してみるのも良いかもしれません。しかし、ピルを服用し続けていると太りやすくなる......という作用もあるようです。ピルを飲むことを検討している方は1度、産婦人科で相談してみると良いでしょう。
二人とも子どもを望むタイミングなのかどうか
結婚を考えているカップルは子供を作るタイミングなのか、考えた上でセックスを行うことが大切です。自分の都合や彼の仕事、さらに経済的な面まで......。「子供を作る=生でセックスをするだけ」ということだけではありません。
また、結婚前のカップルや若いカップルであればお互いの親の了承が必要になることもあると思います。自分達だけの問題と考えずに、親や親族に相談してみるのも良いかもしれませんね。
低容量ピルで避妊はしっかりと!
妊娠を希望しないのであれば必ずピルを服用しましょう。ピルは、体を妊娠しているような状態にして、排卵をさせないようにする避妊法です。
流されて生でしないよう自分を守ろう
正直、生でセックスすることは男女ともに気持ちがいいものです。特に男性は直接刺激を感じることができるため、生セックスをしたいと言うのは仕方ないことなのかもしれません。
しかし、女性が男性と同じように、生セックスを楽しめるかといわれると様々なリスクを伴います。生でも危険日を避けたり、外に出せば妊娠しないというのは大きな間違いです。そんな勘違いをしたまま、生セックスを続けるのは非常に危険なことです。
大切なのはお互いが話し合って理解した上でセックスを楽しむこと。それでももし、生でしかできないと男性に言われてしまったら、彼があなたのことを本当に大切にしているのかもう1度よく考えてみるのも1つの方法です。
また、ピルを飲むなど互いに合ったセックス方法を考えてみて。その場の雰囲気に流されないで自分の身は自分で守るということをよく覚えておきましょう。
(結城/ライター)
(オトナのハウコレ編集部)