セックスが嫌いなのに彼女をほしがる男性心理とは
ナイトライフ
PR松本ミゾレ
理由は様々あるんでしょうが、人によっては苦手を通り超えて、嫌いだと公言する場合もあります。
で、実のところ僕もセックスってあんまり得意でも好きでもなくて、どっちかと言えば嫌いだったりするんですよね。
こういう話を女性にすると「え、でも男ってセックスできれば誰でもいいんじゃないの?」みたいな反応をされることもありますが、そういう男性ばかりでもないんです。
そこで今回は、セックス嫌いな男性がそもそも何故セックスをしたくないのか。そしてそういう人でも彼女を作る理由はどこにあるか。
これについて、ちょっと説明していきたいと思いますね。
セックス嫌いの理由は色々
まず最初に、セックス嫌いの男性。そのような男性がなぜ発生するかについて、考えうる限りの理由を挙げてみようと思います。
最初に思いつくのがセックスにトラウマがある、ですかね。たとえば過去のセックスで傷ついたことがあるとか。相手に心無い一言を言われたら、誰だって傷つきます。男性だってそうです。
それから、自分の裸にコンプレックスのある男性もまた、セックス嫌いの傾向があります。そのコンプレックスのせいで、それこそ「風俗なんてとんでもない!」と委縮する男性さえいるほどです。
あとはアレですね。セックスそのものについて、どうしても生まれつき生理的嫌悪感を抱いてしまう人もいます。後天的にそうなっちゃう男性もいます。
僕の場合は子供のころに母親が知らないおじさんとセックスしているのを目撃しちゃって、それがトラウマになっちゃって、特に20代の半ばから30代にかけてはかなり苦しい思いをしました。
ちょうどそのぐらいの年齢が、セックスをしていた母親の年代に差し掛かってて、どうにも気持ちが悪くてたまらなかったのです。相手が親とダブって見えちゃって。
まあこのように、セックス嫌いになる男性ってのはしばしばいるわけですね。
セックス嫌いなのになんで彼女を作りたがるのか?
さて。セックス嫌いを公言している男性の中には、彼女を作ることにはさして抵抗のない人もいます。
一体これはどういう風の吹き回しなんでしょう。
彼女がいればセックスはすることとなるし、セックスが嫌いなら彼女を作るのは道理に反しているようにも感じられるところでしょう。
これはもう、こういう男性は「それはそれ、これはこれ」と自分の中で都合よくセックスと恋愛を振り分けているだけのことです。
恋愛とセックスを自分の中で勝手に分離させちゃってるってのは、付き合う相手からすると「そういうの事前に言っておいてよ」って話なんですが、これがまた男性自身自覚がないというか、付き合う前はこの点についてほとんど失念してる男性っているんです。
「恋に恋して~」状態と言いましょうか。
自分がセックス嫌いなことを棚上げして、好きになっちゃったもんだからその女性をどうしても落としたいと考えるんですね。
そんで矢も楯もたまらず「付き合おう」と告白しちゃう。
そうして後になって「あ、セックス嫌いだったんだ。どうしよう」って困るようなバカ。実はそこらにいます。
僕もそのバカの一人で、彼女に大変迷惑をかけているところです……去年なんて1回しかセックスしてないし。
セックス嫌いだけど恋愛はしたい。その本心を男性たちに聞く!
少し前にオンライン飲み会をしたんですが、そのときに聞き出したものです。
「セックスっていちいち汗かくし汁出るし、寝具が汚くなる。セックスしなくても恋愛はできるんじゃないでしょうか(潔癖症)」
「どうせラブラブなカップルも夫婦もいずれ枯れるわけで、セックスレスは当たり前に誰にでも起きる。だったら最初からセックス嫌いな人間がいても不思議じゃないんだろうけど、なぜか風当たりが強い」
「正直、30後半から40代ぐらいになったら男性はセックスするのもしんどい。勃起もしなくなるし、体も続かない。そろそろそっち方面は店じまいでいいような気がする」
「アレが小さいと指摘されてから、セックスが怖くなった。怖いし嫌い。それだけ」
などなど、まあこういう考えの男性もいるってことはおぼえておくといいかもしれません。
誰しもが女性とのベッドインにときめくわけではないってことですね。
しかしそういう人でも恋愛願望がある。ここがややこしい。
おわりに
だけどなまじセックスがしたくないから、付き合っても年間で数回程度しかベッドインもしないんです。
理由はここまで挙げたとおり様々なものがあるわけですが、やっぱり一度苦手意識を持つと克服は困難。僕だって、今ものすごいタイプの子が登場して「セフレになろう」とか言われても、100%遠慮しますね。
それぐらい、男性の抱えるセックス嫌いって重篤になりがちなんです。(松本ミゾレ/ライター)
(オトナのハウコレ編集部)