どこからがセックスしすぎ?カラダへの影響やデメリットはあるの?
ナイトライフ
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私のもとにも「こんなにセックスしてしまう私は変でしょうか?」「セックスしすぎて病気になることはありませんか?」と相談が来ることがあります。
世間にはセックスの頻度にまつわる悪い噂もたくさんあるので、その真偽についてお話しつつ、実際にセックスしすぎると体に悪いのかどうか、注意点もあわせてご紹介します!
どこからが【セックスしすぎ】なのか
コンドームの会社【ジェクス株式会社】が2020年に全国の満20-69歳の男女を対象として行ったインターネット調査、ジャパン・セックスサーベイ2020によると、女性が調査前1年間で行ったセックス回数は、以下のようになっています。
■20代女性
毎日 0.2%
週4~6日 2.2%
週2~3日 15.5%
週1日 12.5%
月2~3日 21.5%
月1日 14.5%
年数回 17.3%
1年以上なし 16.3%
■30代女性
毎日 0.4%
週4~6日 1.5%
週2~3日 9.2%
週1日 8.8%
月2~3日 19.0%
月1日 11.6%
年数回 18.3%
1年以上なし 31.2%
20代30代女性では、1年以内にセックスした人のうち、月に2~3回セックスしたと回答した人が最も多く、頻度が上がると人数がグッと下がります。
週に4日以上となるとさすがに一般的な女性よりもセックスの頻度がかなり高く、聞こえは悪いですが【セックスしすぎ】に当たると言えそうですね。
ここからは、「セックスしすぎると〇〇に悪い」といわれる世間での噂についてひとつずつ解説していきます。
セックスしすぎると体に悪い?
でも性欲が旺盛で、したい相手と楽しくセックスできているのであれば、何の問題もなさそうです。
むしろセックスすることで心地よい疲労によってぐっすり眠ることができたり、ストレス解消になったりと、いい効果もあるんですよ。
セックスしすぎるとアソコが緩くなる?
アソコの締め付けは骨盤内にある複数の筋肉(骨盤底筋群)の動きに左右されます。筋肉なので男性器程度の大きさのものに拡げられてゆるむようなことはなく、セックスをたくさんしたからといってアソコがゆるくなることはありません。
セックスした直後には力が抜けてゆるくなったように感じても、時間がたつとまた元に戻ります。
セックスしている時には、ふたりで気持ちよくなるために筋肉を使ってアソコを締める動きをしますよね。
しかし通常時には意識して使う機会の少ない筋肉なので、そのまま使わずに放置していると徐々に筋力が弱くなってしまいます。そういった意味では、セックスやオナニーを全くしない人の方が、筋力が衰えてゆるくなってしまうリスクがあると言えるでしょう。
セックスしすぎるとアソコが黒くなる?
個人差もあるので、生まれつき色素が薄くピンク色の人もいれば、茶色や黒色の人もいて、どの色が普通ということはありません。
それでも色素沈着が気になる人は、股間が擦れる服(スキニーパンツなど)を避けたり、トイレで拭く時にゴシゴシ擦らないように気をつけるといいと思います。
セックスをたくさんするとキレイになる?
ホルモンの量はもともと決まっていて、セックスが原因でどんどん出るようなものではないそうです。実際にセックスを頻繁にしたからといって、美肌になったり胸が大きくなったりしたこともありません。セックスをたくさんしただけで美人になるのならみんなもっとしているはずですよね?
しかし、素敵なセックスをすると気分がよくなるので、自然といい表情になるという意味ではキレイになったように見えるのかもしれませんね。
気をつけること
まずは清潔にすることが大事です。粘膜が擦れて小さな傷ができると感染症のリスクが上がるので、セックスの前後にシャワーを浴びて清潔にすること、セックス後に尿を出して尿道から菌が入るのを防ぐこと、コンドームを必ず装着することなどを心がけてください。
腟の粘膜を保護するためにデリケートゾーン用の潤滑剤をたっぷり使うのもおすすめです。
回数が多いとその分妊娠の確率も上がるため、避妊にも気を付けましょう。
また、セックスしたいという気持ちがない時は、相手に求められても断ることができます。望まないセックスをするのは心にも体にも負担がかかり、健康にもよくないです。いくらパートナーであっても、したくない時にはしたくないとハッキリ言うようにしましょう。
セックスしたいと思っていないのに寂しさからしてしまう、セックスしたことで罪悪感を感じてそのストレスでまたセックスしてしまうという人は、依存症の可能性もあります。心療内科や精神科を受診して相談してみましょう。
まとめ
(オトナのハウコレ編集部)