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コロナ禍で増えた!? 相席居酒屋需要。その実態を聞いてみた

ナイトライフ

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結城


世間では新型コロナウイルスにおける緊急事態宣言の延長が決定し、飲食店からは悲痛な声が上がっています。しかし、某飲食店にはある変化が訪れているといいます。

それは……、相席居酒屋。筆者が住む街にも相席居酒屋があって店の前には入店している男女人数を表す看板があるのですが、コロナ以前に比べると明らかに人数が増えているのです。


一体、どういうことなのでしょうか? 相席居酒屋事情に詳しい男女に話を聞いてみました。

なぜ緊急事態宣言中に相席居酒屋に行くのか

まず、話を聞いたのは最近、相席居酒屋によく出入りするようになったという20代の女性。

「緊急事態宣言で飲食店が時短営業になって以来、相席居酒屋によく行くようになりました。仕事が終わって夜8時を過ぎると夕飯を食べる場所がないんですよね。


たまに空いている居酒屋は格安のチェーン店しかないし、しかも混んでいて並ばないと入れないんです。格安居酒屋に並んで自腹を切るくらいなら、相席居酒屋で奢ってもらうほうが全然よいですね。


店内も広いので居酒屋のように密にはならないし、感染防止対策もちゃんといています。行かない手はないですよね」


この女性は、コロナの感染拡大前にも相席居酒屋に何度か出入りしていたことがあるといいます。しかし、食事目当てで来るいわゆる「タダ飯オンナ」が増加したことで男性客の足が遠のき、入店してもマッチングできない日が続いたといいます。


「ひどいときは、女70人に対して男10人なんて日もありました。男性と相席をしなくても店内に入れればレディースシートでお酒が飲めるのですが、そこも満席なんです。


女性専用の待機室で飲まず食わずでひたすら入店できるまで待つのですが、まさに売れないキャバ嬢達の待機場のようでした……。


でも、今は男女客の比率は1:2くらいなので、待たずに飲めることができます。お互いに気に入らなければチェンジもできるので、回転率はかなり早くなりましたね」

オンライン相席もサービス開始!

また、別の常連という女性客からはこんな声も。

「コロナの感染拡大が広がりはじめた頃は、お客さんが全然いなかったんです。そこで、新しくサービスが開始された『オンライン相席』を試してみることに。


いわゆる、リモート合コンのようなものなのですが、女の子に奢らなくていいので男性利用者は多かったようです。


でも、こっちからするとそこまで出会いを求めてないし、ご飯も奢ってくれない男に興味もない。結局、オンラインはすぐに飽きてしまいましたね。でも緊急事態宣言になってふたたび混みだしたということは、やっぱりみんな異性と飲みたいんだなと思いましたね」


男性が相席居酒屋に行く理由

一方、男性客の意見はどうなのか。一時は足が遠のいていたが、最近また利用しだしたという男性に話を聞いてみました。

「会社の飲み会が禁止になって1人で食事をとりたくないという理由から、相席居酒屋に行くようになりました。料金は1~2時間いて大体6000円~10000円くらい。


普通の人から見れば『キャバクラに行けばいいじゃん』とよく言われるのですが、キャバクラはその後も営業されるし店に通わなければいけなくなるから面倒なんですよね。毎回、違う女性と適当に楽しめるほうが気がラクですね。


それに、キャバクラのように高額なシャンパンを入れなくても、多少お金を遣えばワンチャンあることも。相席居酒屋ではどんなに若いイケメンでも金払いが悪いと女の子にチェンジされてしまい、早く帰る羽目になるんです。僕のように、お金を使える30代後半~40代男性のほうが確実にモテますね」

昼間の1人プランも人気

さらに最近は、昼間営業される「1人プラン」というのも人気だといいます。利用しているという女性に話を聞いてみました。

「密を避けて、早い時間から飲める1人プランを設けてる相席居酒屋があるんです。今は友達ともなかなか会いづらい時期なので、誘うのも気がひけますし。


1人なら気が向いたときにフラッと行けるし、本気で出会いを求めているときにはよいですね。そこでイイ感じの人がいたら、そのまま2軒目に行くこともできますからね(笑)。


今はコロナ禍で人数が集まるイベントはすべて中止なので、出会いを探す場所といえばオンラインしかないんですよね。


効率はよいのですが実際に会うまでどんな人かわからないし、すぐに会うことができないので。相席居酒屋なら、1人で寂しいときでも気軽に行けるのがよいですよね」


コロナ禍でふたたび人気が再燃してきている相席屋居酒屋。しかし、感染者が急激に減少しない今は何をするのにも自己責任だといえるでしょう。(結城/ライター)


(オトナのハウコレ編集部)


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