顔射は本命にはしない!?男性が彼女にぶっかけない理由
ナイトライフ
PR松本ミゾレ
僕、あんまり下ネタが好きじゃないんですけど、メニューを見ていると「ぶっかけうどん」ってのがあって、それを見た瞬間に無意識に「ぶっかけだって。エッチくない?」みたいなことを口走りそうになったんですよね。
っていうかそもそもぶっかけうどんのほうが言葉としては元祖なので我ながら「何言ってんの?」状態で、本当に自分の浅はかな部分が実感できて自己嫌悪に陥りました。
他人の前でわざわざぶっかけというワードを使うなんて、よほどの馬鹿か性欲の強い男か。
このどちらかですよね。きっと。
男性同士の飲みの席でエロい話をしていると、たまに「俺、ぶっかけ好きなんだよね」みたいなことをいうやつがいます。
女性の顔に精液をかける行為をぶっかけと呼ぶわけですが、個人的にはそういう人の気持ちが分かりません。
あんなのやってもやらなくてもいいわけですし。
でも、ぶっかけ大好き派の人々曰く「相手の顔にぶっかけをして、そのビジュアルに興奮して続けざまに第二ラウンドに突入する」とのことなので、それが本当に可能ならば意味がないわけでもないってことになるんでしょう。
ただしそんなことをいう男性たちも、自分の愛しい彼女にはぶっかけをすることは少ないそうです。ではなぜ、男性は彼女にはぶっかけないのか。誰であれば、遠慮なくぶっかけることができるのか。
このあたりの話を、今回はしていこうと思います。
セフレに対してはぶっかけるけど、彼女には…
セックス中はゴムをしてる前提なので、イキそうになってからわざわざゴムを外して顔に出すってのも面倒です。
そんな手間を、最後に慌ただしくやりたくないってのが個人的な本音。
でも、そういう手間を押してでも顔にぶっかける男性はいますが、実のところそういう男性であっても、積極的には自分の彼女にぶっかけたりはしないんだそうです。
なぜなら、男性にとって自分の彼女というのは、既に手中におさめた女性だから。いわゆる所有欲を満たされているから、ですね。
これについては、ぶっかけ好きな同級生からも、「自分の彼女にはぶっかけたりしない。もう自分の彼女なわけで、独占しているので」という言葉を引き出したこともあるので、恐らく多くの男性に共通している認識なのかもしれません。
ではどんな女性に対してぶっかけをしちゃおうと思うのか。
これについては、前述の同級生は「一夜限りの相手とか、セフレ」と答えていました。
まだ自分のものではない相手に対して、イク寸前に猛烈な所有欲が芽生えて、ぶっかけたくなっちゃうってことなのかもしれませんね。
犬の散歩中のマーキングみたいなものでしょう、きっと(笑)。
優しい彼氏も、一皮むけばぶっかけ魔という事例も
以前、よく一緒に遊んでいた友達もそういうタイプで、真夜中にお持ち帰りした女の子の顔にぶっかけたという報告を、よくLINEでしてきたものでした。
そんな報告されても……って気分でしたが、ぶっかけがマーキングのようなものだとしたら、あれは暗に僕に対して「お持ち帰りしたあの子はもう俺のお手付きだから、手を出すなよ」というメッセージだったのかもしれません。
しかし、そういうやつにも彼女はいるんですよね。
で、実際に彼みたいなタイプも、やっぱり彼女とのセックスではぶっかけなんてしないということでした。
やはりぶっかけの対象というのは、会ったばかりの女性とか、セフレとか、そういうタイプばかりってことなんでしょうね。
可哀想なのは、件のマーキング男の彼女が「私の彼氏は優しくて、エッチしてるときも優しい」みたいな話をしていたんですよね。
つい「その彼氏がめちゃくちゃワンナイトの女性にぶっかける性癖持ちだよ」ってことを伝えたくなったけど、武士の情け。喉まで出かかったその言葉を無理やり飲み込んだものでした。
同じように、彼女にだけは優しいセックスをしておいて、セフレとかに対しては割と過激なことをしたがる男性なんて昔から大勢いますよね。
彼女にはしないぶっかけ、首絞め、緊縛あたりをセフレには強いるみたいな男性は山ほどいますし、同じ男としてその気持ちも分からないでもないところです。
男ってバカなので、そういう二面性のあるセックスをしている自分に酔ってしまうところがあるんですよ。
バカってすぐ二面性に惹かれるじゃないですか。
おわりに
既に自分のものになっている彼女にはしないという男性が多いのも、その証左ですね。
なので、男性からフィニッシュの際にぶっかけをされたということは、つまりその男性から「俺の所有物にしたい」と思われているということがいえると思います。
それをどう受け取るかは当人次第ですけど、僕がもしもぶっかけられる側だったら、そういう思惑をもってぶっかけてくる人はイヤっすね。
というか顔に液体をかけるな!
(松本ミゾレ/ライター)
(オトナのハウコレ編集部)