セックス中、ピストンが鬼のように下手な男性を傷つけずに指摘する方法
ナイトライフ
PR松本ミゾレ
筆者は物心ついたときから、あんまり自分に自信がないタイプでした。セックスをしていても、相手が言う「気持ちいい」とか「イク」とかいうワードに対しても「え~? これで気持ちいいはずがないじゃないの」とついつい自分の力量を客観視してしまうというか、相手が気を遣っているような錯覚を感じるばかりでした。
で、実際世間には、そういう気遣いのできる女性って確実にいるでしょう? そんな優しい女性って、やっぱり男性がいくら鈍感でも、何度かセックスするうちにわかってしまうんですよね。
とくに筆者が自信ないのが、ピストンでした。体力もなければリズム感もなく、なんかぎこちないのが自分でも溜息が出るぐらいに把握できていました。
あるとき男友達にそんな悩みを吐いてみたところ「は? 女の子はどんなピストンでも気持ちいいべ」とIQが2ぐらいしかない返事が返ってきて「コイツぐらい単純な考えが出来れば人生は最高だな」と思ったものです。
筆者に限らず、セックスが下手な男性って、肝心要のピストン運動が、なんかリズム悪かったりするものです。
おそらく今このコラムをご覧になっている方々の中にも、へたくそなピストンをかましてくる男性にイラついた経験を持つ女性もいるはず!
そこで今回はここに焦点を当ててみようと思います。
ピストンがなんか冴えない。センスが感じられない。そんな男性たちを傷つけずに、いい感じのピストニストになってもらうにはどうすればいいのか。
その方法を“指摘されても男性が傷つかない”ことを大前提に紹介したいと思います。
痩せ型だとあるある……骨盤同士が当たって痛いピストンには
せっかくのセックスで痛い思いをするのは勘弁ですよね。ただこういう時に「痛い!」とあまりにストレートに言ってしまうと、男性はそれはそれで傷ついてしまいます。
面倒ですが、このような下手ピストンをしてくる男性には「ゆっくり出し入れされるのも好き」だと言うことを強くオススメします。
「痛いから〇〇するな」よりも「こうされたほうが気持ちいい」と言われるほうが、男性は小さなプライドも傷つかずに向上心を見せたセックスをするようになります。
リズム感ゼロピストン男子にはこう対処すれば大丈夫!
この項目では、それらの男性をひっくるめて「リズム感ゼロピストン男子」呼ばわりしておきたいと思います。便宜上。
この手の男性たちはそれぞれにいかんともしがたい問題点を抱えており、場合によってはそれが影響してセックスがフラストレーションの温床となってしまうこともあるでしょう。
そのようなときに男性側がとにかく助かる対応が、“女性にリードしてもらう”です。
要は自分からいい具合の角度やスパンでのピストンをいざなってくれる女性が相手だと、男性はもう本当にメッチャクチャ「ありがてえ!」って思っちゃうんですよね。
この際には「一緒に動こうね」とか「私に任せて」とか言って自分からリズムをリードするだけでいいでしょう。
これによって救われた男性は、筆者の周りにも数名います。本当にピストンのセンスがない男性は、まずこういう対処をしてもらい、ピストン運動そのものの経験値を彼女主導で稼いでおくのが一番だったりするんですよね。
自分のピストンが下手だと察してるっぽい男性への対処
さてさて。世の中には「ああ、こんなピストンじゃ彼女を満足させられてないなぁ」と考えながらセックスをしている男性も少なからずいます。冒頭でも書いたとおり、筆者もそういうタチです。
この手の男性は自分がやっていることが正しいのか間違っているのか、よく理解できていません。それでなくても相手になる女性が変われば、最適なピストンの形というものも多少変化するので、中央値を知らない男性は余計に困惑しているのです。
そのような場合、まず男性の心の枷を外してあげることが大事になるかもしれません。
「私はこれでも十分気持ちいいけど、あなたをもっと気持ちよくしたいから交替するね」と言って騎乗位でピストンのリズムの手本を見せるというのは、なかなか優しい対応ではないでしょうか。
これをされたら、男性は相手のピストンのリズムをラーニングし、今度は自分が主導する際にそれを真似てみようという自発的な動きを見せるようになります。
やってみて、言って聞かせてさせてみるってことですね。
おわりに
ですので、もしも「あ~この人下手だなぁ」と思えるハズレの男性に当たっても、アプローチを工夫して接してみていただけると、きっと彼らは非常に安心するし、助かるし、感謝をすることでしょう。
もちろん、最初からその辺の調節がバツグンに上手い、セックスの申し子みたいな男性もいますけどね。
そういう男性とばっかりセックスできる環境にあることが、一番面倒もなく、幸せなのかもしれません(笑)。(松本ミゾレ/ライター)
(オトナのハウコレ編集部)