「体の相性がいい」ってそもそも何? 合わせるために必要なこととは
ナイトライフ
PRtsuta
SとMの相性
攻めたいのか、攻められたいのか。いわゆるSとMの相性は、すごく初歩的なことですがとっても重要なポイントです。
たとえば、ふたりともドSのカップルがいたとして、そのふたりのセックスは、お互いに満足できないかもしれませんよね。
“ひたすら攻めまくって、相手をMに目覚めさせる”という荒業もひょっとしたらできるかもしれませんが、Mに目覚めさせるよりも「私たち、あんまり相性よくないみたい……」と思うのが先でしょうね。
腰を振るときの呼吸が合う
騎乗位や正常位など、男性も女性も腰を動かせる体位をしている最中、相手とリズムが合わずちょっと冷めてしまったことがある人は少なくないでしょう。その反対に、呼吸がピタリと一致すれば、気持ちよさはどんどん増していき、「私たち、相性最高…!」という気持ちになれますね。
この腰を振るリズムって、けっこう簡単に合わせることができます。まずは、自分の気持ちよさを優先せず、相手の動きに合わせてみましょう。
合わせ方のコツですが、最初から腰を大きく動かすのではなく、まずは小さい可動範囲で小刻みに動いて合わせてみてください。相手のリズムと合ってきたら、だんだんと大きく動くようにするといいでしょう。
キスの心地
キスをしたときの感触、香り、また、激しいキスをするまでのステップなど、キスの心地よさも体の相性のひとつです。感覚的なことですが、キスをしたとき心がとろけてしまうような気持ちになれたら、相性バッチリと言えるでしょう。
キスによる相性をよくするには、相手の行動を真似するのがおすすめです。キスの最中、相手が身体を触ってきたら、同じように身体に触って、舌を入れてきたらそれに合わせて舌を絡めていきましょう。
味、香り、感触そのすべてでキスの質を上げてくれるので、キスのテクニックに自信がない人でも、男性を喜ばせるキスを演出できるでしょう。
彼女すぐに濡れた
これは、男性が「俺たち、体の相性いいかも!」と思うポイントです。性器を刺激する前戯よりももっと前の段階、ハグやキスだけで、下着の上からでもわかるくらいにしっとり……。
これって、男性は体の相性がいいと感じるだけでなく、「俺のテクニックで気持ちよくなってくれた!」と喜んでくれます。
その反対に、キスやハグをしても全然濡れていないと、「あんまり相性よくないのかも…?」とか、中には「ひょっとして嫌がっているのかな…?」「俺ってそんなに下手なの…?」というふうに、勝手に落ち込んでしまうことも。
体調によっては濡れにくかったり、中にはもともと濡れにくい女性もいますよね。男性も、頭ではそうわかっていても、けっこう落ち込んでしまうことなんです。
なかなか濡れにくいと、身体の相性が悪いと思われかねないですし、男性は落ち込んでしまうこともあるので、濡れやすい体づくりってけっこう大切なことです。時間がある人は、日頃から膣トレをしてみるといいかもしれません。膣トレによって血流がよくなり、濡れにくい膣を改善する効果に期待できますよ。
ニオイ
セックス中に相手のニオイを嗅いだとき、いいニオイがするともっと気分が高まりますよね。実はこれって、単なる感覚的なことではなくて、「HLA遺伝子」というのが関係しているんです。
HLA遺伝子とは、簡単に言うと、「人間は相性の良し悪しをニオイで嗅ぎ分けている」ということで、心地よいと感じるニオイを持つ相手は、本能的に相性がいいんです。
遺伝子云々ではなく、いいニオイであれば、単純にセックスに思いっきり没頭できるのは間違いありません。その反対に、嫌な臭いがしたら冷めてしまいますよね。
性器の相性
「ペニスを挿入したとき、奥までしっかり入る」とか、挿入したときのフィット感など、性器同士の相性も重要なポイントです。セックスの最中に「膣の中の気持ちいいところにペニスが全然当たらない……」というふうに、イマイチ気持ちよくなれなかったときは、あまり相性がよくないのかも。
この対策として、ペニスを入れてすぐに動くのではなく、挿入してから数分止まってみましょう。すると膣がペニスに合わせるように形を変え、密着度がアップします。
性器のかたちは人それぞれ違うので、必ずしも改善されるわけではありませんが、イマイチ気持ちよくないときにはぜひ試してみてください。
合わせるのは意外と簡単
身体の相性は産まれ持ったものだけではなく、テクニックを磨いたり、ちょっとした工夫で意外と合わせていくことができます。ご紹介した内容を参考に、パートナーに「俺たちって、体の相性いいよね」と言われる女性を目指してください。(tsuta/ライター)
(オトナのハウコレ編集部)