風俗に行かない男性=誠実とは限らない! 風俗嫌いを自称する男性の心理
ナイトライフ
PR松本ミゾレ
風俗店を利用する男性って、結構多いんですよね。みなさんはそんな男性たちのことを、どういう目で見ていますか?
「別に構わない」という方もいれば「汚らわしい」と思ってしまう方もいるでしょう。
中には、彼女がいるのに風俗に出向く男性に対して、強い嫌悪感を抱いてしまっている女性もいますよね。
もしかすると今、このコラムをご覧の方の中にも、自分の彼氏が風俗に行くことに抵抗をおぼえる方もいるのかもしれません……。
「風俗を肯定する女性と否定する女性、どっちが正しいのか!」みたいな話をする気はないのですが、しかし一方で、風俗に行かない男性や、風俗嫌いであることを自称する男性のことをことさらに信頼するのも、筆者はどうかと思います。
だって、たとえば風俗嫌いが浮気や不倫をしないってわけでもないですからね。
風俗嫌いな男性=誠実とは限らない
筆者は男性向けのアダルトコラムなんかも書いているのですが、やっぱり定期的に、風俗についての記事を求められることがあります。
その中には「彼女に風俗の利用をバレたくない人たちへ」みたいな趣旨のコラムもあるのですが、割とこれが読まれているんです。
……やっぱり風俗を利用する男性たちは、基本的に彼女にその事実は隠したいと思っているようですね。
では、何故風俗を利用している事実を隠したいのでしょう。こう考えてしまう男性がいる理由としては、やっぱりそれを知った彼女が傷ついたり、怒ってしまうのがめんどくさいから。これが主たるもののはずです。
とくに若い女性にこの手の傾向は強く見られますが、そのリアクションの一切が、男性にしてみればなかなかウザいのは事実です。
でも、そういったことで怒ったり泣く女性に限って盲目的というか、一部分しか彼氏を知れていないということも、決して珍しくありません。
風俗嫌いを公言する男性が、果たして本当に風俗が嫌いなのか。それは誰にもわからないんですよね。
それなのに、「風俗嫌い」を掲げる男性を彼氏に持った女性が、なんの根拠もなく安堵するケースの、多いこと多いこと。老婆心ながら「おいおい、どうせならもっと疑いの目を向けようぜ」と思ってしまいます。
実際、わざわざ彼女に風俗好きをアピールする男性なんざいませんし、風俗に行くことについては、へそくりを隠し持つ程度のことという認識しかないから、平気で「風俗? 行かないよ」と言ってのける男性もいます。
そして現にそういう男性は知人にも数人いますが、その彼女たちって、やっぱりその事実になかなか気付けません。
男性のライフハックとして、風俗のことは嫌いだと言ってさえいれば、「ああ、そうなのね」と彼女も安心してくれるという考え方はたしかにあります。
「風俗なんか興味ない」発言をする男性の本質
もちろん、男性の中にはしばしば「彼女一筋じゃないと駄目! 風俗なんて行く奴は駄目!」みたいに言うタイプもいますし、本当に「風俗に興味もないもん」と考えている男性もいます。
こういった男性を彼氏に持つと、関係もかなり長持ちしそうですね。まあ、その男性本人にそれなりの魅力がないと、それもむずかしいことですが……。
そういえば筆者も、これまで風俗を利用したいと思ったこともありません。だって純粋に、お金が勿体ないんですもの。そんな、知らない人とのセックスにお金なんか投じてられないですよ。
あ。そうそう。こういった発言をする男性の中には、たまに「風俗なんか行かなくても、俺は浮気相手いるからそっちで性欲解消できちゃうもんね」というタイプもいます。
たしかに、浮気相手がポンポン見つかる男性にしてみれば、わざわざ風俗に出向くメリットなんて、そんなに多くないんですよね。やっぱり、風俗って女性とあんまり肉体的な接点がない男性のほうが多くお世話になるお店ですし。
浮気に苦労しないような男性なら、別にそこまで重宝もしないでしょうから。
同じ「風俗に興味がない」という言葉でも、男性の立場によっては全く異なる意味合いを含んでしまうというのは、なかなかに奇妙な話です。
別に気にしなければいいじゃない
物事って、うまく誤魔化そうと思えば誤魔化せるものです。
風俗に出向く彼氏に嫌悪感を抱いてしまう女性って割とそこら中にいますが、そういった女性たちが、本当に自分の彼氏が風俗に出かけていないのかを調査しようとすると、かなりの労力を要することになります。
筆者なんかはついつい「じゃあもう疑うのも止めて、彼氏が風俗に行ってようが何しようが、別に気にしなければいいじゃない」と思ってしまうところではあるのですが、これは筆者が男性だからでしょう。
でも、悩んでもしょうがないことに疑心暗鬼になるのも、ストレスの元になるし、体には毒です。
どうせ一概に、風俗にまったく興味のない男性が彼女に誠実かと言えば、必ずしもそうではないわけですし。(松本ミゾレ/ライター)
(オトナのハウコレ編集部)