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寂しくてセックスしたのに、セックスしたらもっと寂しくなってしまった人へ

ナイトライフ

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久留米あぽろ

寂しくて仕方ない時、同性より異性に会いたくなってしまうあなた。その寂しさ、異性に会ったらちゃんとなくなっていますか?

彼氏なりセフレなりを呼び出して、「一発ヤッたら次の日はケロっとしてます」という方はいいんですが、異性と会っても、抱きしめてもらってセックスしても、終わった時にどこか“虚無感”を感じる。


そんな人は、今のまま週末のセックスを続けても、その虚無感は埋まることはないでしょう。あなたはなぜ、自分が寂しい時セックスしたくなるか分かっていますか。それがどうしてかわかれば、もう今週末から、「悲しくなるセックス」をしないで済むかもしれません。

無償にセックスをしたい時は「自信を失って誰かに認めて欲しい時」?

あなたがもし欲求不満でセックスしたいだけなら、それはセックスさえすれば満ちる欲求。セックスしても満たされない感情があるなら、あなたはセックスに性欲処理以外の何かも求めているのです。


それはもしかしたら「認めてほしい」という承認欲求ではないですか? 私も自信をなくした時、よく「誰かに会いたい」と考えてしまいます。自分で自分を肯定できない時、他の誰かに自分を認めてほしくなるのです。


セックスはそんな時、手っ取り早く自分を認めてもらえる方法なのです。自信を失っている時、異性と会って体を開けば、受け入れてもらえる。それは「自分はオンナでいていいんだ」という1つの自信になります。「まだ誰かに抱きしめてもらえる。認めてもらえる。だから大丈夫だ」と思うことができるのです。

それでも悲しくなってしまうのは、「オンナとして」だけじゃ足りないから

でも、セックスしても寂しさが満たされない。そんなあなたは、きっと「オンナとして」認められているだけじゃ足りていないのです。


あなたは、「あなた自身として」を認められたくて、体を開いてしまっていませんか?


女性は、自分から望めば、比較的に簡単にセックスすることができます。ただ、闇雲に誰かとセックスしていても、「自分自身」の部分を見てもらえることはありません。


「たくさんいるうちのオンナの1人」として見られたくないのであれば、あなたはもっといいセックス相手を見つけるべきです。


少なくともワンナイトラブよりは、何度もやりとりするセフレの方がいいかもしれないですね。人間関係が成り立たないうちにセックスしても、自分自身を見てもらえるわけがないんですから。


セックスは体のコミュニケーション。自分の「体」ではなく、「内面」をわかってほしいのなら、内面を見てくれるような関係の人とセックスしないと、あなたがセックスで心を満たされることはありません。

セックス以外の「あなた自身が自分を認めてあげられる方法」も見つけてあげて

どうしようもなく寂しい時というのは、生理痛でお腹が痛い時と一緒で、もう自分ではどうにもならないから、セックスというその場しのぎの鎮痛剤を飲んでしまいます。


でも、それはその瞬間の対処療法にしかなりません。あなたがあなたを認めてあげるか、あなたのことをちゃんと認めてくれる相手を見つけるか、どちらかの方法でしかあなたが満たされることはないでしょう。


自分に自信がほしい時、あなたが努力できることは「体を開くこと」以外にもたくさんあるはず。ダイエットやスキンケアを変えてみるなどの自分磨きや、新しい趣味を見つけることなど。

あなた自身に必要なだけ、「必要なセックス」をしよう

「なーんか全部、どうしていいかわかんなくなった!」


と悩みを先延ばしにして、その場しのぎを続けるのは簡単ですが……根本解決しないと、いつまでもあなたは自信のないあなたのままです。


世の中には、「快楽としてのセックス」を楽しめる人と、そうでない人がいます。意味のないセックスで悲しい気持ちになってしまうあなたはきっと後者の人。


まずは自分が「本当はどうしたいのか」、悲しくないセックスってどういうものなのか、自分の中で答えを決めてみて。その上で、自分の身を削らないセックスの相手や頻度を、見極めていきましょう。(久留米あぽろ/ライター)


(オトナのハウコレ編集部)

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