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19歳のAV女優・小泉ひなたインタビュー「オタクで変人な自分を認めたくて」

ナイトライフ

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久留米あぽろ


オトナのハウコレ読者の皆さんは、普段AVをよく見る人もいらっしゃるのではないでしょうか。私たちの日々のおかずAV、見るのはいいけど「出よう」と思ったことはありますか?


2018年9月20日。星の数ほどいるけれど、また1人の女の子が「AV女優」としてデビューしました。現在19歳。彼女の名前は、「小泉ひなた」。

やりたいことは、まだない。でも、エッチなことに興味はあった


今回は新人AV女優としてデビューしたばかりの19歳、小泉ひなたさんに、女性だからこそ知りたい「なぜAV女優になろうと思ったのか」のホンネをインタビューさせてもらうことになりました。

――では早速。ひなたさんは、高校生の時からAV女優を目指していたんですか?

小泉ひなた(以下、ひなた):目指していた、というのは違うかも。まだ、何になりたいとか、よくわかっていなくて。ただ、エッチなことにすごく興味があったんです。同年代の女の子よりもセックスに。それで、学費の足しにもなるしちょうどいいな、と思ったんです。


――すごい好奇心! エッチするのが好きなんですか?


ひなた:いや、経験はまったくなくて。今まで1人としかセックスしたこともなかったんです。だから、1人でオナニーばっかりしていて。エロゲやエロ漫画が大好きで、AVならそういうアブノーマルなプレイも、経験できるんじゃないかなって……。


――エロゲって、女性向けのですか?


ひなた:いや、男性向けです。ちょっと異常性癖なところがあって……、ハードな陵辱物とか、集団痴漢やマッサージ店系の、リアルじゃありえないシナリオがすごく好きなんです。作品として、そういうハードなエロがすごい好きで。そういう自分を認めたかったんです。ずっと自分に自信がなくて、こんな風にデビューできるなんて思ってなかったです。

AV女優に自分で応募して、なりたくてなった

――じゃあ、自分から「なりたくて」、AV女優になったんですか?

ひなた:そうです。自分で応募して、なりたくてなりました。


――すごいなあ。自分に自信がないということでしたが、人前で露出する、たくさんの人に見られるというところに不安はなかったんですか?


ひなた:正直、今は軽い気持ちで考えています。「なんとかなるでしょ」って。親にも友達にも、言ってないんです……。みんなきっと、AVにいい印象を持ってないと思ってるので。でも、私は本当にAVが好きなので、責任感のある発言ができるようになったら、周りにも言っていきたいです。

カルチャーとしてのAVを、もっと広い市場にしていきたい


――AV女優の活動を通してがんばりたい目標はありますか?


ひなた:もともと、芸術がすごく好きなんです。寺山修司とか、江戸川乱歩のような、「エログロ」が自分のエロ好きのルーツなんですけど。私は、エロってそういう「アートのひとつ」だと思っているんです。だから私は、カルチャーとしてのAVを、もっと広い市場にしていきたいんです。


――すごくこだわりのあるエロ好きさんなんですね。男性をお客にしようと思うと、なかなかそういうディティールが伝わらないというか、ただの「エッチな女の子」と思われてしまう不安はありませんでしたか?


ひなた:おじさんたちからそういう目で見られるというのは、仕方ないのかな、と思ってます。私がエロいのはたしかだし。でも、私は「仕事は仕事」って割り切っています。


それに、私はエロはアートだって思ってるんです。そう見られないことが多いのはわかってるけど、エロってそんなに軽々しいものじゃない、そういう思いは常に発信していきたいです。


――そういう女優さんが増えたら、もっと女性が性にオープンになっていけるのかもしれませんね。


ひなた:AVかモデルか、と言われたら、私は絶対にAV女優になりたかったんです。有名になりたいとかじゃなくて、自分の興味のある分野だったから。こんなふうにポジティブにAV女優になる人もいるんだっていうのは、みなさんにも知って欲しいな。

「エロい=ビッチ」とは限らない


ひなたさんは「自分はエロい」ということを、自分自身で認めてあげたくてAV女優になったといいます。男性に比べて女性は、「エロい」ということを取り沙汰されて見られることがよくあります。


「エッチ好きなんだ。俺ともやってくれんの?」

「オナニーする女って、エロそうだよね」


そんなのっておかしいと思いませんか? エッチ好きにもやりたいエッチがあるわけで、「エロい=ビッチ」とは限らない。男性だってみんなオナニーするわけで、「だからエロそう」って、じゃあお前ら全員ドエロいんかいって。


女性はまだまだ社会で性に関して発言権が弱いところがあるけれど、ひなたさんは「自分は自分。やりたいエロを追求する」と笑って言っていました。


風俗嬢もAV女優も、なりたくてなる人もいるし、やりがいのある1つの職業なんです。オトナのハウコレを読んでくれている読者さんたちは、性に関心のある方たちだと思いますが、私たちも性に関心があることに、もっとオープンになれる社会を切り開いてくれるのは、ひなたさんのようなAV女優たちなのかもしれません。(ミクニシオリ/ライター)


小泉ひなたツイッター:https://twitter.com/koizumi_hinata

(オトナのハウコレ編集部)


▼小泉ひなたさんのデビュー作 雪国育ちの奥手なむっつりすけべボインちゃん


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