セックス中に彼のモノが萎えた・・・ 勃起できない理由と気まずくならない対処法とは
ナイトライフ
PR深志美由紀
若い男性相手では、あまりないことかもしれません。でも、30代、40代と歳を重ねてくると、わりとよく遭遇する現象です。また、若者でも緊張のしすぎで勃たないうこともあります。
先ほど「勃起してくれなかった」と受け身な書き方をしましたが、もちろん男性からしても悪気があるわけではなく、むしろ女性以上にデリケートでショックな問題。女性の体質にも濡れやすい、濡れにくいがあるように、男性の性的な身体反応もさまざま。
本人にはヤル気が充分あっても気持ちと体がうまく同期しないこともあり、どうしてもできないということがあります。けれどいざ「勃起しない場面」に対面したとき、頭ではそれをわかっていても、なんとなく気まずくなってしまいますよね……。今回は、そんな場合の男性への向き合いかたを考えたいと思います。
ショック! 4人連続非勃起
ちなみに私は20代後半~30代前半頃、なぜか勃起運がまったくなかったことがあり、連続4人非勃起という憂き目にあったことがあります。別に普段に比べて特に太っていたとかそういうことではないので、自分の容姿などの問題ではないと思うのですが……むしろ今よりはまだ瑞々しかったのになぜ……。
男性の方、もし読んでいらしたら、非勃起というのが無神経な表現だったらすみません。でも他にどう書いていいかわからないのです。無勃起? 勃起レス? ともあれ、なぜかみんな勃たないのです。そういう星回りだったのでしょうか。誰も悪くはないこととはいえ、さすがに私も少々落ち込みました。
いや、ここまで続いたということは、やっぱり当時の私に何か悪い部分があったのかもしれません。思えば、お酒を飲み過ぎていたこともあったし、相手にとっては少々不本意だったのかなと思うこともありました。
そのあたりを踏まえて、まずは、男性が勃起しなかった状況にはどんな背景があるのか、どんな場合に起こりやすいのか? ということを、私の体験談や友人から聞いた話を元に考えてみたいと思います。
勃起できない理由は、どんなパターンがあるのか
・恋人になれるかも? とお互い意識し、告白されて初めてのエッチ
・そこまで乗り気ではなかった男性を自分から誘ったとき
これは私の苦い体験談です。男友達とサシ飲みをしているとき、気分が盛り上がったのでつい誘ってしまいました。無理やりホテルに連れ込んだというわけではないのですが、恐らく、彼はあまり私に性的な興奮を持てなかったのでしょう。
「抱いてあげられなくてゴメン……」などと言われると気まずさが倍増で、私も余計に申し訳なく、最も反省している事例です。本当にすみませんでした。
・お酒を飲み過ぎてしまった場合や体調の問題
これは何度か経験があるのですが、完全にアルコールのせいですね。飲み過ぎはよくありません。エッチな気分は盛り上がるのですが、とくに年配の男性だと気持ちに体がついていかないことが多いです。また、体調不良や疲労などから起こることも多いので、その場合はともあれ休むことが大切です。
・前戯では勃起できるが、挿入しようとすると中折れしてしまうとき
このタイプにはいくつかパターンがあり、緊張している場合、相手に新鮮味を感じなくなってきたマンネリ型、体調不良、またはオナニー時の力の入れ過ぎ、膣圧に慣れていない場合などがあります。
前半部分はわかると思いますが後半2つはどういうことかというと、高性能なオナニーグッズの使い過ぎや、強く圧迫するのが癖になってしまい、生身の女性の膣の収縮力では感じることができなくなってしまうことがあるのです。
ちなみに、似たようなパターンで、女性の場合は電マなどを使ったクリオナニーに慣れてしまうと指や舌での刺激ではイケなくなってしまうことがあるそうです。また、たいへんに言いにくいことですが、男性のペニスのサイズが小さめで、相手の女性との相性によっては膣圧では圧迫しきれないという場合もあります。
前戯で勃起したものの、コンドームを付ける「間」に冷めてしまうという場合は、女性がつけてあげるなどの工夫で改善できることも。
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彼が勃起しなかったときの傷つけないフォローの仕方、そこからの進め方
このように、勃起できない状況にはさまざまな理由があることがおわかりいただけたかと思います。どのパターンでも共通しているのは、女性も男性も両方傷付いてしまいがちということです。
しかもこの時に対応を間違えると、男性を恒常的なEDへ導いてしまわないとも限りません。緊張パターンなどでは回数を重ねれば大丈夫ということもあり、お互いに焦らないことが大切。女性としては自分がショックを受けたことを隠し過ぎても不自然ですが、決して相手を罵ったり、逆に自分を卑下したりはしないようにしてください。
では、具体的に勃起しなかったあとにどうすればいいか、ということですが、すぐに服を着たりしてベッドタイムを終わらせることは避けた方がいいように思います。
「そういうこともあるよね。ただ抱き合ってるだけでも楽しいよ」とハグをしたり、たっぷりキスをしたりしてイチャイチャする時間を作ってください。
正直言って、こんな時、男性は「もうこのことには触れないで、放って置いてほしい」と思っているかもしれません。ですが、ここで終わりにしてしまうと「セックスを失敗してしまった」というイメージがお互いに強く刷り込まれてしまうのです。
こうなると、次の機会にもそのことを思い出してしまい、また同じ状態に陥る可能性も。とくにそれが2人にとって初めてのベッドインだった場合、気まずいまま再戦の機会なくお別れということになってしまうかもしれません。
なにより、女性的にはそのまま触れ合いを終えてしまうと、たいへん寂しい気持ちになるのではないでしょうか。彼と過ごす時間は、別に挿入がしたいわけではない。ただ触れ合ったり、可愛がって欲しいということも多いと思います。
ここでゆっくりイチャイチャし、お互い気分が回復してきたら、彼からの愛撫に「気持ちいいよ」ということを伝えてみましょう。
先ほども言ったように、好きな相手と触れ合っていたら、女性は挿入しなくてもうれしくて気持ちよくなれるもの。ですが、多くの男性はそのことを知りません。
なので言葉でしっかりとそれを伝えると、「彼女は自分といるだけで楽しいんだ、気持ちいいんだ」という自信の回復に繋がる可能性があります。
さらに、これはある程度信頼のある関係、かつ手慣れた女性向けの話ですが、ここから痴女プレイに転じて彼を射精に導くという手もあります。男性は勃起を持続しなくてもイケることがあるので、誘惑的な言葉責めや乳首責め、時には彼の手首を拘束してみたり、ローション手コキなどで挿入しないまま彼を感じさせるという荒業です。
この時大切なのは、彼が気持ちいいということを自分も心底楽しむこと。正直面倒だな、と思うようならしない方がいいと思います。お互いに気持ちよく、楽しい時間を過ごせれば、そこに挿入がなくても「セックスした」という成功体験になるはずです。
挿入ばかりがセックスではない
そもそも、性器の触れ合い、挿入するばかりがセックスではありません。まずはお互い幸せに、絶頂までいかなくとも気持ちよくなれることが肝心。場合によっては抱き合いつつ話をして、そのまま眠ってしまうのもいいでしょう。
勃起しないことを失敗だとは思わず、その日の触れ合いを大切にして、お互いに「いい日だった」と思えるようにしたいですね。(深志美由紀/ライター)
(オトナのハウコレ編集部)