アイコン 姑の嫌味で結婚生活が地獄に…。14年間耐えた妻が決断した選択とは

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姑の嫌味で結婚生活が地獄に…。14年間耐えた妻が決断した選択とは

結婚は永遠の誓い……といいますが、様々な事情でダメになってしまうことがあります。離婚した夫婦、関係が破綻しつつも結婚生活を続ける夫婦など……、ダメになった結婚生活にはどのような原因があるのでしょうか。「結婚がダメになった夫婦」の実態を聞いてみました。
話を聞いたのは関西に住む主婦のA子さん(37歳)。23歳のときに結婚して2人の息子に恵まれたA子さん。

夫は教育関連会社の人事を努めており、周囲からは「理想の夫婦」といわれることもあるといいます。しかし、実際は「地獄の結婚生活」と語るA子さん。一体、何が理由なのでしょうか。

「母を20代のときに病気で亡くし、結婚してからはずっと姑に虐げられてきました。夫の両親はかなり前に離婚していて、夫は女手ひとつで育てられました。

そのため、姑の夫に対する愛情はすごくて、長男を妊娠しているときから『息子をたぶらかした』『若いのに専業主婦になるなんて……』と散々、嫌味を言われていました」

結婚生活において姑とのいざこざはよく聞く話ですが、旦那さんはフォローしてくれなかったのでしょうか?

「夫は末っ子で長男と次女は姑の口うるさい性格に嫌気が差して、家を出てから音信不通になっています。そのため、夫は母親の面倒を見るのは自分しかいないという責任感があるのか、姑の肩ばかり持つんです。

私が姑の愚痴を言っていても『そんなに悪気はないんじゃない』と受け流す程度で全然、フォローしてくれません。さすがにそんな生活が続くと、夫には何も期待しなくなりますよね……」

姑の度重なる嫌味に耐えてきたA子さん。しかし、子供が大きくなるに連れて、さらに姑は口うるさくなってきたといいます。

「子供の塾や習い事、さらに子供の進学にまで口出ししてきたんです。夫と夫の父は同じ中高大一貫校なのですが、姑はそこに息子も入学させたいと言ってきたんです。

それも、息子が小学校低学年のときに。私としては息子が好きなスポーツで推薦入学を……と考えていたのですが、姑は猛反対。

『スポーツ推薦じゃ将来が不安』だと、低学年のうちから塾に通わせろと言ってきました。結局、夫は姑の言うことに逆らえず、クラブに通いたいという息子を無理矢理、塾に通わせました」
「それでも、息子の努力の甲斐もあり姑が望む中学に入学することができたんです。とはいえ、進学校なので息子は授業についていけてないようでした。

姑は入学当初は喜んでいましたが、息子の成績が落ちていくに連れて『母親の出来が悪いから……』と文句を言うようになりました。

姑が無理矢理、受験させたようなもんなのに……と私も言いそうになりましたが、夫はいつもそこで私を静止してくるんです。結局、姑に言いたいことが言えたことは1度もありませんでしたね」

そんな夫の態度にもついに我慢の限界が来たA子さんは、姑と距離をだんだん置いていくようになったといいます。しかし……。

「家の電話では姑の電話番号を着信拒否して、私は一切の関わりを断つことにしたんです。しばらくは静かな日常を送っていたのですが、今度は姑が息子に媚びるようになったんです。

息子には中学入学とともにスマホを持たせていたのですが、どうやら息子の番号を姑が聞き出したようなんです。私が留守の時間を狙って、姑が息子に連絡をして勝手に家にあがってくるようになったんです」

A子さんの留守中に勝手に部屋に上がり込み、A子さんの愚痴を息子に吹き込んだり夫の身の回りの世話をするようになったという姑。さすがのA子さんも開いた口が塞がらなかったと言います。
夫に相談しても取り合ってもらえない姑との関係。そんな結婚生活が14年間続いた今、A子さんは夫との離婚を考えるようになったといいます。

「今は、夫に対しては何の愛情もありません。ただひたすら、姑に洗脳されている夫が気持ち悪いと思います。家でも夫と話すことはほとんどありません。唯一、夫が毎年楽しみにしている家族旅行だけで繋がっているようなもの。

それも、長男が高校に入れば減ると思います。SNSには家族旅行の写真をアップしているので周囲からは『理想の家族』とも言われますが、それもあと1年あまりの辛抱です」

A子さんがいま、考えているのは「虎視眈々離婚作戦」だといいます。

「大学卒業後に就職してすぐ結婚したので社会人経験がほとんどないんです。専業主婦になって再就職なんて考えたことがなかったのですが、この先も結婚生活を続けていくのは無理だと思います。

今年、次男が中学に入学したのですが、子供たちが大学入学するタイミングで離婚しようと考えています。

私、本音を言えば子供を東京の大学に入学させてあげたいと思っているんです。息子たちも東京に何度か遊びに行って住みたいと言っています。そのためには私が再就職しないといけないんですよね。今は夫に離婚の意思を悟られないよう、再就職のために資格の勉強をしています」

夫婦関係は2人だけの原因が問題ではありません。A子さんの狙いは、夫には何の素振りも見せずにいきなり離婚届を叩きつけてやることだといいます。

姑のいない未来を想像すると笑いが止まらないというA子さん。A子さんが離婚大作戦を実行するのはあと6年後です……。

(結城/ライター)

(オトナのハウコレ編集部)


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