出会いはあるけど彼氏ができない女性たちの共通点
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PR松本ミゾレ
今の時代、異性と出会うチャンスって多いですよねぇ。
なんでもかんでもスマホでやれる時代です。マッチングアプリを使えば、あの板っぺら1枚でまだ会ったことのない人と会う段取りを組むことも可能なのですから。
これによって出会いがなかった人は出会う機会に恵まれ、もともと出会いが多かった人は、輪を掛けて出会えるようになりました。文明の利器様々ですね。
ただ「じゃあ出会いの敷居が低くなったことはよいことなのか」って考えてみると、これは決してそんなことはないというのが実情です。
言葉は悪いですが、マッチングアプリなんてよほど見た目が悪くなければ誰でも出会えるツールでしかありません。
そのため、“出会うこと自体はできるけど、ただそれだけ”という虚しい状況を漫然と繰り返しているだけの人も結構いるところ。
今回は、男性と出会うことができても、関係を長続きさせることができない。彼氏を作ることもできない女性たちの共通項を紹介していきたいと思います。
目次
出会えることと、モテることは違うって気付いてない
当たり前の話をしますが、マッチングアプリを使う・使わないにかかわらず、あらゆる出会いのきっかけを手繰り寄せることは、誰でも努力すれば可能ではあります。
問題はその手繰り寄せた出会いを活かすことができるかどうか。この作業が極端に下手な人。みなさんの周りにもいませんか?
異性と出会った回数が多いことは、別にモテているという証ではないのに、それを混同してしまっている女性が身近にもいたことがあります。
その女性はとにかく、あまり深く考えずに男性に誘われてホテルに行き、しばしば騙されたり、いいように使われて損をするようなタイプでした。
何遍も「そういうのやめたほうがいいよ、目を覚まさないと」と忠告したのですが、基本的にそういう忠告が頭に残らないタイプだったんでしょうね。
あるとき知り合ったギャンブル依存症の男と同棲したはいいものの、DVを受けて憔悴し、しかし自分は相手に依存してるものだからどうしていいか分からなくなって僕に相談をしてきたのですが、どうせ何を言っても右から左なのでまともにアドバイスなんかせずに見切りました。
そこに至るまで、何度も口酸っぱく「ちゃんとして」といってきたのに、聞き入れてもらえない結果がそれだったので。
この女性はしばしば「私はモテるから、出会いの数も多くて、結果的にたまに変なのに引っかかる」みたいなことを主張していたのですが、出会いのチャンスが多い場所に自ら出向いて出会うのと、異性からモテるべくしてモテるというのは全然意味が違うことなんですよね。
これ、説明しても分かってもらえなかったけど。
穴モテを自分の魅力と誤解している
ところで、穴モテなんて言葉がありますよね。穴モテ。
要はヤリモクの男性が、すぐにホテルに連れ込める軽い女性を好んで集まってくるという、あのよくある状況です。
その穴モテを、「自分の魅力で以て男性を引き寄せている」なんて誤解をしている女性というのもいるところです。数は少ないんでしょうけども。
それこそ「オトナのハウコレ」で僕のコラムの編集を担当している女神が、先日「マッチングアプリで80人と出会ったのに誰ともうまくいかないという相談を若い女性から受けました」と僕に教えてくれたんです。
「80人と出会うなんてバカみたいに時間あるじゃん(笑)」って感じなんですけども、そんなに大勢と会って誰ともうまくいかないというのであれば、それはもう男性への接し方がおかしいんでしょうね。
そんなの、4、5人目ぐらいで気付けよって話ですけど、まあ世の中鈍感な人って多いですから。気付かない人は80人と出会おうが分からないのでしょうね……。
もっとも、穴モテはするので、ビッチみたいな生活は送れるのだそうですが。だから欲求不満を溜め込むことがないというのは、この点だけはメリットなのかもしれません。
でもなぁ~。こういう人って、何度効率の悪い、おかしな関係を構築してても一切の学習がないタイプが多いんですよね。
異性との距離感がおかしいとか、関係性の保ち方が自分勝手とか。
最初のセックスで相手の目を見ながら「好き」とかいっちゃう。そういう感じの、なんか浅くて薄い関係しか築けない。そういう印象を抱くんですよね。
まあ実際そんな人を見たことがあるので、そう書いているのですが。
「恋人ができない理由は、相手になくて自分にある」がわかっていない
出会いがあるのに恋人ができない人って、やっぱり出会い方もおかしけりゃ関係の深め方も間違ってるんですよね。
これがたとえば男性の場合ですと、あまりにもセックス目当てが顔に出ていたり、性格や言動の粗暴さが目立ったり、ブサイク過ぎたり、臭かったり、あとは話がクソつまらないとか、そういうのが原因として考えられます。
では女性の場合はどうでしょうか。
出会いがあっても恋人同士になれない。その理由はもう、前述のマッチングアプリ80人斬りの女性を例に出すまでもなく、相手ではなく自分に大きな欠点があるから。
それしかないでしょう。
だからこそ80人もの男性から選ばれなかったのです。
たとえば一緒にいても相手の話をろくに聞かず、自分の好きな話題について一方的にしゃべっていたり。
思っていることを口に出すのが下手で、そもそも「あなたと付き合いたい」という言葉自体を相手に伝えていなかったり。
精神的にまだ子供のままで、恋愛どころではないのに恋人は欲しいものだから、ちゃんと順序立てて冷静に異性と関係を深めようという気持ちがさらさらなかったり。
自分がどういう恋愛をしたいのかについてのビジョンが不透明で、相手に求める要素も絞り切れないまま色んな男性と会ってしまい、しかも意思疎通もまだ十分ではないのにホテルでセックスすることを許してしまったり。
あとは、そもそも本気で彼氏を欲しいと思っていないのに、眠れない夜とかに手癖でマッチングアプリを利用しちゃったり。
こんな感じで、出会いがあっても彼氏ができない理由もいくつか思いついてしまうところです。
これらは、別にアプリ関係なく、昔っから彼氏を作るのが下手な女性たちがやらかしがちな言動ですね。
アプリじゃ彼氏もできないということがわかってない
個人的な見立てですが、何十人もの男性と出会って、それでも彼氏の1人もできないとか、彼氏はできたけど半年もせずに別れるといったような女性って、やっぱり努力の方向性と目的が一致してないのかな? という感じはしますよね。
やっぱりそういう状況っておかしいわけで、それに本人が気づいていないから、同じような間違った出会い方をずっと続けているんでしょうし。
マッチングアプリなんかに頼らなくても、出会えている人は大勢いるし、そもそもマッチングアプリで出会いを求めている男性の9割はただのヤリモクですからね。
プロフィールに何を書いていようが、あんなもんセックスできる相手探しのためのツールです。
そりゃあ、たまには運命の出会いもマッチングアプリが発端となるケースはあるでしょう。でも、そんな奇跡みたいな偶然をいつまで待ってるんですか? という話なんですよね。
出会う効率がいいのは間違いないけど、出会いの質ってもっと大事にしたほうがいいです。
極端な話、治安の悪い街にある単価の安い喫茶店とかって、いかがわしいセールスだとか、パパ活だとか、パチンコの話をするおっさんとかで客層も安っぽかったりするじゃないですか。
その出会い版が、マッチングアプリなんですよね。
安かろう悪かろう、24時間いつでも利用できて多くの異性を流し見することができる。そんなサービスを使って本気の彼氏探しなんかするもんじゃないです。ドブ川でイワナを探すようなもの。
「でも、それじゃ出会いのチャンスがないんだよ」という方もいらっしゃることでしょうが、マッチングアプリなんて出会えて当然なんだから、そんなものに頼ると彼氏探しの目がどんどん曇りますよ。
それで曇りに曇って80人ぐらいの男性とただただ会ってセックスして「彼氏できな~い」って凹んで、それをたまには周りに愚痴ったりとかしてね。
「どうしたら彼氏できるんですか~?」みたいに。そんなの悲し過ぎますよ。
おわりに
大体につけ、こういう人って彼氏持ちや旦那さんがいる人に彼氏作りのポイントに関して色々と質問するんだけど、やっぱりどんなアドバイスも右から左なんですよね。
聞いてるふりだけは上手くて。そんで「なるほど~」とかいって分かった感を出すのです。「なるほど~」なんていってるヤツ、マジで何も考えてませんからね。
それこそ、この手の女性からの相談ってたまに持ち掛けられるし、冒頭でもその事例をちょっとだけ書きましたけども、結局こっちが何をいっても参考にしないんですよ(笑)。
質問するだけで物事が解決した感を味わってるみたいなところ、ああいう人にはあると感じます。
そもそも論で、いい大人が恋愛について他人にアドバイスなんか求めても、もうすでに成人して人格も性格も確立されているんだから、100%完璧にそのアドバイスに従えるわけがないのです。
出会いや彼氏を大事にする女性のいっていることを、それができてない女性が聞いたところで、絶対トレースなんか無理ですもの。
出会い系で出会うことはできるけど、彼氏ができないという悩みを抱えている女性に対しては、外野が何をいっても意味がないのです。それが彼女らの、何よりの共通項。
言葉は通じるけど意思疎通ができないようなものです。
もしもみなさんが、そういった人から相談を受けても、どうか決して親身にならないでください。
「自分の恋愛のことぐらい、自分でなんとかしなさいよ」って伝えても良いレベルの話を持ち掛けられているようなものなのです。
(松本ミゾレ/ライター)
(オトナのハウコレ編集部)
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