アイコン 【壮絶】多産DVで離婚したエピソード 毎晩のセックスを断ると怒鳴られ……

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【壮絶】多産DVで離婚したエピソード 毎晩のセックスを断ると怒鳴られ……

結婚は永遠の誓い……といいますが、様々な事情でダメになってしまうことがあります。離婚した夫婦、関係が破綻しつつも結婚生活を続ける夫婦など……、ダメになった結婚生活にはどのような原因があるのでしょうか。「結婚がダメになった夫婦」の実態を聞いてみました。
関東の某県に住むMさん(30歳)。バツイチで若くして4人の子供持ち。現在は水商売で生計を立てながら4人の子供と母親とともに暮らしています。

Mさんが4人も子供を出産した理由……それは、元夫の行き過ぎた束縛が原因だったといいます。

「最近、テレビ番組で多産DVという言葉を知ってハッとしたんです。もしかして私も夫にそうさせられていたのではないのかなと思い始めて……」

多産DVとは、女性に望まぬ妊娠を繰り返させて心身共に負担を与えること。経済面や時間面で拘束し、子どもを産むか産まないかという女性側の意思決定権を侵害するDVのことをいいます。

昔は子だくさんなんて言われていましたが、近年はDVに当たるのではと問題視されることも増えています。Mさんが4歳年上の元夫にされた多産DV経験を聞いてみました。

「夫と出会ったのは私が18歳の頃、最初の出会いはいわゆるナンパでした。夫はしつこく声を掛けてきたんですが、私は全然興味がなかったんです。でも翌日に同じゲームセンターに行くと、また夫に会ったんです。それから私が行く度に会うようになり、私も心を開いていきました」

元夫の最初の印象は「仲間内のリーダーという感じで頼りがいがあった」と語るMさん。しかし、この表向きの顔がいい夫こそ結婚した後に壮絶な束縛&DV男へと変貌するのです。
「結婚したのは19歳のときで私の妊娠が決め手でした。最初はかわいらしかった夫のヤキモチはだんだんと激しくなっていき、長女を出産してからは外出することも許されなくなりました。

夫が仕事に行っている間は常にスマホのGPSを使って監視され、位置情報が少しでも家からずれると鬼電してくるんです。買い物に出かけていると言っても信じてもらえなくて『嘘つけ! 浮気してるんだろ!』と何度も罵倒されました」

それでも夫のことを疑わずに、言うことを聞いていたMさん。若かったことと夫以外の男性経験があまりにも少なかったこともあり盲目になっていたのかもしれません。しかし、夫の行動はさらにエスカレートしていくのです。

「子育ての傍ら、セックスは毎晩のようにさせられていました。断ると夫は怒鳴ったり物に当たるんです。その音で長女が泣いてしまうので仕方なく付き合っていました。でも、夫は毎回避妊をしてくれなかったんです。

避妊するように言うと怒るので結局、いつも中出し……。その結果、長女を出産して1年ほどで2人目を妊娠しました。しかし、2人目を出産しても夫の性欲は変わりませんでした。続けて妊娠し26歳になる頃、4人目の子供を出産しました」
永遠に終わらない子育て……。Mさんが夫に不信感を抱き始めた頃、ついに別れを決意する決定的なことが起きるのです。

「夫の浮気が発覚したんです。それも1人じゃなく2〜3人。さすがに私も目が覚めて離婚を突きつけると、夫は烈火の如く怒り狂いました。

怖くなった私は夫が仕事に行っている間に家出を計画したのですが、それもすぐにバレてしまいました。私の計画を知って怒り狂った夫は後輩や友達を使って私を監視させるようになりました。

子供の幼稚園のお迎えやスーパーに行くにも常に夫の後輩が付いてきて監視され、頭がおかしくなりそうでしたね……」

地獄のような束縛の日々を送ったMさん。解放されたのは最初に離婚を切り出して1年後のことでした。

「母親の助言もあって夫の束縛やDVを相談窓口に連絡していたんです。そこで一時保護を受けることができ、その後、引っ越すことができました。

夫には実家も知られていたので母親とともに引っ越しをするのは本当に大変でした。それからしばらくして離婚が成立し、今の仕事を始めることに。でも、夜の店なのでいつ夫と出くわすのかわからないんですよね。店で夫に似ているお客さんを見かけると今でも怯えてしまいます……」
Mさんのように若くして結婚して、知らず知らずのうちに夫に支配されてしまう……というケースは決して少なくありません。まわりに結婚している友人などがいれば、違和感に気づいてアドバイスを受けることもできるかもしれません。しかしMさんの場合、周りの友達も若かったため相談できる相手もいませんでした。

母親が親身になってくれたこともあり相談窓口で一時保護を受けることができましたが相談が遅ければ今も多産DVの被害に遭っていたかもしれない……とMさんは声を震わせます。

夫が強制的に性行為を要求してくる、避妊に協力してくれないことを当たり前だと思わずに、少しでもおかしいと感じたら専門の相談窓口に相談することをおすすめします。(結城/ライター)

(オトナのハウコレ編集部)

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