アイコン 浮気相手と結婚した元カレの結婚式に突撃! 本当にあった、浮気の復讐方法5選

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浮気相手と結婚した元カレの結婚式に突撃! 本当にあった、浮気の復讐方法5選

みなさんは、浮気をされたことはありますか?

僕は、バチクソにあります。認識してるだけで5回はあるんで、実際はもっと多いはず。勘も鈍い男だし。

しかし何度経験しても、交際相手が浮気していたって事実を知ると凹むんですよねぇ。やっぱり、自分以外の相手とセックスしていたなんてことを知らされたら、凹むしかないじゃないですか。

僕は「来るものは拒まず、去る者は追わず」の人間なので、浮気されたら割とその時点で相手への執着も愛情も無くしちゃうんですけど、それでも20代前半ぐらいまではそうも割り切れず、結構つらい思いをしたものです。

ただ、相手の浮気が発覚しても、復讐したことはなかったなぁ。もう浮気された時点で自分の出る幕なしと思っていたので。

でも、世の中にはそういう人間だけではないのです。

今回は、パートナーに浮気され、見事に復讐を果たしたという男女の話を紹介したいと思います。

やっぱり「復讐は何も生まない」ってのは間違いみたいで、彼らの話を聞くと「ちゃんと復讐するのもアリなのかな」って思っちゃいますよ。

まずは、見ていってください。
これはもう10年以上前のこと。同級生の結婚式の二次会でカラオケ店に出向くという機会があったんですよね。

僕は当時25歳かそこらでしたが空気が全く読めない人間だったので、結婚式の二次会なのに中島みゆきの「わかれうた」っていう、女性が男に捨てられる歌をのんきに歌っちゃって。

でも新郎側(つまり僕の古くからの友人たち)は僕がそういう人間だって分かってるから新婦側にも事情を説明してくれて、なんとか理解してもらえたんです。

まあ、僕って自分で言うのもアレですが愛嬌があるので、明るく歌ってたから問題なかったと思います。次にマイクを握った幼馴染はシャ乱Qの「シングルベッド」とか歌っていたし。そっちよりは多分マシ。

が、事態はその少し後に起きました。突然「結婚おめでとう!」と絶叫しながら、両目を見開いた見知らぬ女性が突入してきたのです。

一同「誰?」という表情をしていたのですが、実はこの女性、新郎の元カノ。

浮気され、その浮気相手と結婚までされて、復讐心を募らせて二次会にカチコミを掛けたのです。

ところがその後が問題で。

この女性、浮気された意趣返しとばかりに「私にも何か歌わせて~!」と強引にマイクを奪うと、意気揚々と1曲入れたのでした。

ほどなくして流れる寂しげなイントロ。

そう。それはまぎれもなく、数分前に僕が入れた「わかれうた」のイントロだったのです。

ここで一同、苦笑い。

困惑するのは新郎だけ、という状況にさしものこの女性もちょっと戸惑っていたので、もう1本のマイクを握った僕が「ごめん、それさっき俺が歌っちゃった」と白状。

そのままもう1回僕が歌い出し、なんか知らないけどその女性も一緒に歌うものだからデュエット状態に。

2番に差し掛かる頃には女性もおいおい泣き出して、僕は肩を抱きながら「残されて戸惑う者たちは~追いかけて焦がれて泣き狂う♪」と歌う他なかったのでした……。

ちなみにその女性は歌い終わった後もずっと号泣していたので、手の空いていた女性陣数人に連れられて退室。
静まり返った室内で、新郎だけが顔を真っ赤にしていたのがとにかく面白くて「ああ、ある意味であの女の子の復讐は果たされたな」と確信したのでした。

ちなみにそういうことがあったけれども、その同級生は今も奥さんとラブラブなようです。
知ってる方は知ってると思うんですが、某有名縁切り神社ってのが京都にあるんですよね。

あるとき彼氏に浮気をされ、さらにちょっとお金に関するトラブルで揉めちゃったという女性が僕に相談してきまして。

最初は普通の色恋沙汰の愚痴を聞かされるのかな? と思ったらさにあらず。

彼女は「あんまりムカついたから、今度あの縁切り神社行ってみようと思うの。返事は聞いてない」と発言し、実際に休日を利用して参拝。彼氏との縁切りを強く願ったのでした。

……あの神社って効果てきめんみたいですが、縁切りを願った側にもそれなりの悪いことが起きるんだそうですね。

彼女の場合は一時的な体調不良に見舞われたそうですが「私にこういう異変があるということは、相手にも相当の天罰が下るんだ」と前向きに捉えたそうです。

女性を怒らせると怖い。

それから数日後。浮気をしたその彼氏はバイクでの移動中に自損事故を起こして骨折。詳しくは特定につながるので書けませんが、ルックスに大きく影響する怪我を負ったのでした。これによって浮気相手からも敬遠され、当然自分を縁切り祈願した彼女と元サヤに戻ることもできず。

今では事故後の見た目が災いし、会う女性会う女性、みんなに避けられるようになったんだとか。浮気の復讐譚としては、これが個人的には一番怖い話だと思っています。
パンチが効いた事例なんですが、これは僕がまだ若く、ハツラツとした新入社員だった時代の話です。

当時僕の上司に、下唇が超デカい男性がいまして、名前は忘れちゃったので“唇”と呼びましょう。その唇がバイトの女の子に手を出して、そのまま付き合うようになったんです。

ところが唇は気が多いもので、他のバイトさんにも手を出し、速攻で彼女に浮気がバレたのでした。

この彼女がなかなかの曲者で、唇の浮気を察知していても、それを態度に出すこともなく、そのまましばらく付き合いを続けたのです。

理由は、唇の弱点探し。

どこか弱みがないか徹底的にリサーチし、もし弱点を発見したらそれを突いて復讐しようという算段なのでした。

そしてあるとき、ついに唇が甲殻類アレルギー持ちだと突き止めた彼女は、唇にお昼ご飯として手作りのおにぎりを差し入れ。そのおにぎりの具はエビマヨでした。

唇は油断して、中身を確認せずにおにぎりを頬張りました。即座にアレルギー反応が出て、唇が普段よりさらに2倍ぐらいに腫れてしまい、その姿を周りの社員やバイトさんに見られてしまうという醜態を晒したのです。

さいわい彼の甲殻類アレルギーは軽微だったので大事には至りませんでしたが、この直後に唇は彼女に「浮気した天罰だよ。これ以上甲殻類突っ込まれたくなかったら土下座して」と要求したのです。

結局唇は「それはできない」みたいな逆切れムーブをかましたものの、それが原因で別の事務所に飛ばされてしまいました。
ちょっと箸休めに、割と普通の復讐エピソードも紹介しておきましょう。

僕の高校時代の友人に、今井君っていう男の子がいまして、その今井君が社会人になって数年経った頃に、女子大生の彼女ができたんです。

今井君よりちょっとだけ年下で、なんかかわいらしい女性だったんですけども、親元を離れて学生寮住まいをしていたこの子はちょっと羽目を外し過ぎたのか、大学のサークルで姫扱いされて舞い上がっちゃったみたいで、大勢の男友達とカラダの関係になっていったのでした。

今井君はそれを人づてに聞いてしまい、彼女に直接「お前、サークルの仲間とヤリまくってるんだってな」と詰問。

すると彼女は彼女でその頃にはとっくに今井君に飽きていて、嘲笑いながら「こんなにモテる私が付き合ってあげてるんだから、文句言わないで」みたいなことを言ったのでした。

これに今井君は激昂。

浮気された挙句バカにされたことが相当悔しかったのか、その瞬間に彼女と決別を宣言。その上で大人気ない復讐に及びます。

周りの男性たち(僕含む)に「とにかく超かわいくて頭いい子紹介して」と土下座行脚に出向き、その結果連日色んな女性を紹介され、デートにデートを重ね、一切の妥協なく完璧に、元カノとなった生意気な女子大生の完全上位互換のような容姿と学歴の女性と、ついに出会ったのでした。

これで普通なら気が晴れるものですが、今井君はちょっと性格が悪い男で、わざとその彼女を連れて、元カノがよく出没するバーに出向くように。

そうしているうちにとうとう元カノと遭遇し、美人とデートをする自分の姿を見せつけて、大いに留飲を下げたのです。

もっとも、その今井君を見て、果たして件の元カノがどれぐらい悔しがったのかは判然としないところですけども。
復讐というものは、果たすことに意義があるという話を聞きます。

やっぱり、やられた以上は自分も同じぐらいの衝撃を相手に与えないと気が済まないって人は多いし、やられっぱなしじゃ気持ちの整理も付きませんよね。

僕も、浮気されたら自分も浮気していいと思っている立場です。実際それをやったこともあります。

で、そういう復讐を果たしてみると、たしかに心はスッキリするんですよね。復讐は何も生まないなんて嘘。復讐、ガンガンやるべきです!

僕の従姉妹に、あんまり可愛くない女の子がいます。

この子が20代前半の頃に、滅茶苦茶カッコイイ彼氏を作って、一族全員が仰天するという事態が発生しました。

もうほんと、若い頃の田村正和みたいな甘いマスクの男の子で、同性ながら見惚れる顔立ちだったんですが……残念なことにどう考えても釣り合わない2人。彼氏はほどなくして浮気してしまいました。

その事実を知った従姉妹は、目に見えて落ち込むように。

というのも、彼氏の浮気相手というのが、僕と従姉妹のさらに親戚にあたる、ものすごく素敵な女性だったのです。

残念なことに、従姉妹が調子に乗って親戚に彼氏を自慢したとき、その彼氏とたまたま居合わせた親戚筋の女性とが出会ってしまうという事態を招いたのでした。

ルックスではどうあっても敵わない。

そう思った従姉妹は、質ではなく量を以ての復讐を決心します。

なんと、短時間のうちに4人の男性とマッチングアプリを介して知り合い、彼氏も含む5股状態を構築したのでした。

……ところがこのケースの場合、あまり意味がないんですよね。

浮気した彼氏は既に従姉妹の親族にあたる女性にぞっこんで相思相愛。

だから従姉妹がいくら4人と浮気しようと「一切問題ないですよ」状態で、むしろ完全に別れるいいきっかけを、彼氏に提供したようなもの。

実際その4股復讐浮気を指摘されて従姉妹は彼氏から振られてしまい、残った4人の浮気相手を持て余す結果となったのです。

その4人も全員器量が悪い、全然モテなさそうな連中ばかりだったそうで、従姉妹は自分の暴走を反省し「復讐は何も生まないね」と僕に言ってくる始末。

当然僕としては「いや、復讐はすべきだけども、アンタのやり方が下手だったのよ」と返したのですが、ちゃんと伝わってなかったのか激昂され、以来この従姉妹の暮らす家から出禁扱いになっています。

別にいいけど。
という感じで、浮気が起点となった復讐エピソードってのは結構多いんですよね。他にも色々とあるんでしょうけどね、僕が知らないだけで。

たとえば刃物沙汰に発展したとか、裁判を起こして相手方から和解金をぶん取ったとか、そういうレベルの事態って、僕が知らないってだけで結構多いんじゃないでしょうか。

そういえば、先日50代の知人が「浮気がバレて彼女に殺されそうになった」と飲みの席で嘆いていました。
僕なんてもう今更そんな火遊びに気が向かないのに、年上のおっさんがまだそういう感じのエピソードを披露してくるものだから、呆れちゃいます。

このおっさんにも、早く僕のように、太平洋のように心穏やかで、猫とハイボールだけを愛する、立派なEDにランクアップしていただきたいものです。勃起しなきゃ浮気しようがないんだから。

(松本ミゾレ/EDライター)

(オトナのハウコレ編集部)

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