アイコン セックスレスカウンセラーが伝授! 夫とセックスしたくない5大原因と対処法

2018.09.08

セックスレスカウンセラーが伝授! 夫とセックスしたくない5大原因と対処法

セックスレスカウンセラーの私のもとには、様々な相談が寄せられます。夫にセックスを拒まれて悩んでいる方。夫に求められるが「したくない」と悩んでいる方。セックスはあるが満足度がイマイチなどなど……セックスの悩みは多岐に渡ります。

さて今回は、求められて悩んでいる方の中でも「このままではいけない」「夫と再び繋がりたい」と感じている方に向けたお話です。夫としたくなくなる代表的な例と、再び夫への愛とエロスを復活させるポイントをご紹介します。

“夫としたくない”は自然の摂理

付き合いたてのカップルは、ドーパミンや恋愛ホルモン(フェニルエチルアミン)がドバドバ分泌されるため、暇さえあればムラムラ、イチャイチャします。あなたもこれらのホルモンの影響を受けて当初は夫とセックスしていました。

しかし、ホルモンが分泌される期間は数ヶ月から3年。「長く一緒にいると萌えなくなる」が近年の医学と脳科学で証明されています。「夫とセックスしたくない私はおかしいのでは?」と自分を責める必要はありません。ひとまず現状を受け入れ、セックス以外の部分で夫婦関係を良好に保つ工夫をしましょう。

妊娠~産後のホルモンバランスの変化

「妊娠したら性欲がなくなった」「産後は子どものお世話でそれどころじゃない」という声もよく聞かれます。妊娠中から産後は、女性の体の中でジェットコースターのようにホルモンバランスが変動するため、一時的にセックスに関心が向かなくなる人もいます。さらに、産後の女性の状態を男性に例えるなら「仕事でほぼ3日間徹夜したうえに、失業し、友達もいなくなった状態」。

身体的なダメージが大きく、場合によっては仕事のキャリアも中断され、友人もなく孤立してしまうような状態です。このとき夫や周囲のサポートがなければ、夫にムラムラ・キュンキュンできるはずがありません。夫がなかなか家事や子育てに参加できない場合は、家事代行や、食材の宅配サービスを利用したり、信頼できる託児施設やシッターに子どもを預けてリフレッシュしましょう。

食器洗い乾燥機やお掃除ロボットがあれば、家事の負担を減らすこともできます。こうして心身のゆとりを確保すると、徐々に夫へのムラムラが蘇ってきます。

会話レス・スキンシップレスがセックスを遠ざける

八つ当たり厳禁!セックスレスは「ふれあいの12段階」で焦らずじっくり解消」でご紹介したように、男女が性的な関係を持つには12の段階が必要であるとされています。つまり、これらを疎かにしている夫婦はセックスレスになりやすいのです。

声から声のコミュニケーションである“会話”が減ると、心理的に距離を感じるようになります。また、手から手・腕から肩・腕から腰といった“スキンシップ”が無くなれば、身体的にも距離ができます。その結果、夫が性的な関係の対象ではなくなり、親兄弟や同居人のような存在になる。

性的な事柄に対して、気恥ずかしさや嫌悪感を抱いてしまうのです。 「夫としたくない」と感じるあなたは、昨日、夫とどれくらい会話をしましたか?夫に触れたり触れられたのはいつでしょうか? 

心理的・身体的に距離を感じる人とのセックスは不安を感じて当然。さらに人は基本的に「長く一緒にいると萌えなくなる」のですから、何もしなければセックスレス一直線です。性的な関係を復活させたい場合は、会話レス・スキンシップレスから解消しましょう。

会話とスキンシップが一度にできるコミュニケーションとしておすすめなのが“カップルマッサージ”。お互いに日頃の働きを労ってマッサージし合いましょう。会話が続かなくても構いません。

「あ~そこそこ、気持ちいい」「ちょっと右」「ありがとう、よかったよ」「またしようね」これだけ言えたら十分です。むしろこの会話、セックスのときの会話と似ていませんか?セックスは日常のコニュニケーションの延長なのです。

セックス=フルコースという思い込み

1日が終わり家族も寝静まった頃……。シャワーを浴びて身を清め、セクシーなランジェリーをまとい、夫婦でベッドに入ったら、まずはキス。お互いに愛撫しあって、オーラルスキンシップをして、いよいよ挿入したらオーガズムを目指して激しくスイング!

……こんなフルコースセックスも悪くないですが、毎回では飽きてしまうかも。準備も大変ですよね。セックスは、挿入やオーガズムがゴールではありません。夜でなくても構いません。私が開催する講座では「ベッドに寝そべらなくても、裸にならなくても、キスしなくても、セクシーでドキドキしてアソコがうずうずしたら、それはもうセックス!」とお伝えしています。

男女ともに忙しい現代の日本人は、セックスの枠を広げるくらいがちょうどいい。セックス=夜にいただくフルコースという思い込みは卒業して、夫婦でセクシーな気分を楽しみましょう。その過程で「夫としたい」「繋がりたい」という気持ちが目覚めたら、しめたものです!

セックスしても気持ち良くない…と諦めるのはまだ早い!

「そもそもセックスが好きじゃない。気持ちいいと感じない。だから夫としたくない……」というお声もよく聞かれます。この場合の多くは【性的感度の未発達】です。ピーマン嫌いな子どもを例に考えてみましょう。

子どもの頃はピーマンが嫌いでも、成長の過程でさまざまな食材に触れることで味覚が発達し、ピーマンが好きになることがあります。辛子やワサビも味覚が発達した大人にはアクセントとなります。このように人は、経験を積み重ねることで感覚が発達・成熟し、今まで不快だったものも「快」と感じるのです。

セックスも同様です。セックスをすることで感度が磨かれ、新たな快を引き出します。もちろん、強引で暴力的なセックスは論外。どうしたら気持ち良くなるのか?夫と一緒に宝探しをするつもりで触れ合ってみましょう。

夫任せにするのではなく、自分で感度を高める=マスターベーションをすることも大切です。人生100年時代が到来した現代! 楽しみが多い人ほど健康寿命も長い傾向があります。「セックスは気持ちよくない」と諦める前に、セックスについて夫婦で率直に話し合い、時間をかけて夫婦のセックスを取り戻し、育んでいきましょう。

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まとめ

夫とセックスしたくなくなる代表的な例は、恋愛ホルモンの分泌が減少したことによる興奮の低下。妊娠~出産によるホルモンバランスの乱れや心身の疲労。会話・スキンシップレス。セックス=挿入・オーガズムという思い込み。性的感度の未発達などです。「このままでいいのかな?」と少しでも思ったなら、それは「このままじゃいけない」の裏返し。

1人で抱え込まず、パートナーと一緒に改善していきましょう。パートナーの理解が得られない場合は専門家に相談を。人生100年時代到来です! セックスも含めて元気で長生きなおばあちゃんになりたいですね。(三上かすみ/ライター)

(オトナのハウコレ編集部)

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