アイコン セックスレスでの八つ当たりは厳禁!「ふれあいの12段階」で焦らずじっくり解消

2018.07.25

セックスレスでの八つ当たりは厳禁!「ふれあいの12段階」で焦らずじっくり解消

彼や夫にスキンシップを断られたり、セックスを拒否されたとき、「何とかして距離を縮めよう」「スキンシップやセックスを取り戻そう」と相手に近づいたら、かえって反発されたり、関係がギクシャクしたことはありませんか?

こんなとき、パートナーに八つ当たりしては、セックスレス解消どころか2人の関係も危うくなります。イギリスの動物学者デズモンド・モリスは、研究の中で男女が性的に親密になるには「ふれあいの12段階」があることを提唱しました。

あなたとパートナーは今どの段階にありますか? セックスレス解消までに必要なのは、どの段階でしょうか? 現在の関係と照らし合わせてみましょう。

1:目から身体

デズモンド・モリスは「人との社会的な接触でもっとも一般的な形は“距離を置いて人を見ること”」と説きました。これは彼・夫との関係でも同じ。パートナーとの最初の接触は、アイコンタクトでも会話でもスキンシップでもなく、「自分の目でパートナーの身体(表情やしぐさ)を見る」ことです。

セックスレスを解消したいからといって、必要以上に相手の顔色を伺ったり、「また拒否されるんじゃないか」と怯えるのではなく、まずは相手の様子を冷静に観察しましょう。観察することで、「私を避けているのかと思ったけど、ただボーッとしているだけなんだわ」「不機嫌そうに見えていたけど眠いだけなのね」と気付くかもしれません。

2:目から目

観察の次は「アイコンタクト」です。目を合わせて相手を見つめます。これを、「認める」といいます。自分を認めていない相手と親しくするのは、誰だって難しいもの。よそ見をしたままコミュニケーションを取るのではなく、目を合わせてパートナーを認めましょう。

待ち合わせ場所で彼と会ったとき。朝、夫と顔を合わせたとき。アイコンタクトをするだけで、心の距離をぐっと近づけることが期待できます。ポイントは“さりげなく”。ジッと凝視したりジロジロ見ると、相手も不快に感じますのでご注意を。

3:声から声

いよいよ具体的なコミュニケーションが始まります。声から声のやりとり、つまり「会話」です。声の強弱やトーン、言葉に乗せられた思考や思いは、「この人は自分にとって魅力的かどうか」の判断材料になります。相手を否定する言葉や傷つける言葉はできるだけ避けて、肯定的な言葉を心がけましょう。

また、自分ばかり話すのではなく、相手の話も聞きましょう。もし反対意見を述べたいときは、「あなたの考えは分かったわ」と、いったん肯定すると良いです。否定感を小さくすることができます。

4:手から手

挨拶の握手、友人との手つなぎ、転びそうな相手を支えるために腕を掴むなど、手から手の接触は日常に起こりやすいものです。

しかし男女間で、挨拶や支える必要がなくとも、手を握ったり腕を掴んだりする動作が長く続くようになれば、偽りのない親密性となり、身体的にも近づいたと言えます。手から手は「ボディタッチ」の最初のステップです。

5:腕から肩

「身体の側面へのボディタッチ」です。手から手の段階より距離が縮まり、2人の関係が大きく前進したと言えます。しかしこの姿勢は、親しい友情と愛の中間にあり、あいまいな雰囲気も与えます。相手が無理をして合わせてくれていないか?

自分自身もこのボディタッチを心地よく感じられているか?思いやりをもって進めていきましょう。

6:腕から腰

「身体の中心へのボディタッチ」です。これは、親しい男性同士でもなかなか行わないしぐさです。男性の手が女性の性器に接近するため、異性との極めて親密な関係を示すボディタッチと言えます。

もしパートナーがあなたに触れたそうにしていたら、パートナーの腕があなたの腰に届くように、恥ずかしがらずに隣に腰掛けてみましょう。ボディタッチのチャンスは自分で捻出するものです!

7:口から口

そう... 「キス」です。すれ違いざまに軽く交わす「挨拶のキス」とは異なり、アイコンタクトや抱擁を伴ったキスは、2人の関係が性的に大きく近づいたことを意味します。

日頃、挨拶のキスはあるけれど性的なキスがないカップルは、「昼間のキスはおあずけ」するのも手です。逆に挨拶のキスの途中で、軽く舌を絡める「ディープキス」をしてみると、彼・夫をドキッとさせることができるかも!

8:手から頭

「頭部の愛撫」です。頭(脳)には重要な感覚が集中しているため、ここを触れたり、触れられたりするということは、性的にも精神的にも非常に親密な関係に進展したと言えます。

顔や首筋、髪の毛、頬の愛撫もこれに含まれます。女性は男性から頭を撫でられると嬉しいと感じる人が多いですが、男性の中には女性に頭を撫でられたくないという人もいます。お互いの気持ちを言葉にし合い、確認し合いながら、一つ一つ丁寧に取り組みましょう。

9:手から身体

お互いの手が相手の身体に触れはじめます。この段階の大きな特徴は、男性は女性のバストに触れること、つまり『前戯の開始』です。焦って先に進めようとせず、手から身体への愛撫を楽しみましょう。

男性もバストへの愛撫が心地よいと感じる人もいます。腰やヒップ、わき腹への愛撫も2人の親密性を高めてくれます。マッサージオイルやローションを使うと、いつもと違う感覚が楽しめる上に、心身ともにリラックスできますよ。

10:口から胸

口と胸のタッチは、ここまでで最も男女の親密性を表すものであり、ついに2人が「プライベートな関係を結んだ」と言えます。女性はバストの大きさや形を気にしがちですが、実際のところ、男性はそれほど気にしていません。

それよりも、彼・夫があなたのバストに口づけをしたとき、あなたがどんな反応をしてくれるか? 喜んでくれているか? を気にかけています。パートナーの愛撫を味わい、もしリクエストがあれば素直に伝えてみましょう。親密で性的な関係に、我慢や遠慮は必要ありません。

11:手から性器

前戯が続けば、必然的に手が性器へ到着します。また、口と性器のタッチが行われます。「前戯の最終段階」です。様々な事情で挿入できない・したくない場合であっても、丁寧に触れ合うことでオーガズムに至ることも可能です。また、性器の色や形は十人十色。自分では「変かな?」と思っても、パートナーは「セクシーだ!」と感じているものです。

いつ「前義の最終段階」が訪れてもいいように、日頃からデリケートゾーンを清潔にしていましょう。

12:性器から性器

「性交の段階」です。これまでの段階は愛の絆を少しずつ強めるプロセスでしたが、性交は愛の絆を固める行為と言えます。そのため、性衝動が後退した後にも「2人いっしょにいたい」と望むようになります。

性器から性器、つまり挿入を行うため、例え男性が射精をしなくても、女性は妊娠する可能性があります。妊娠を希望しないカップルは、必ず避妊しましょう。避妊の方法は、コンドーム、ピル、避妊リングなどがあります。パートナー、婦人科医、なにより自分自身の心と身体と相談して選択してください。

おわりに

セックスレス解消というと、つい「セックスをすること」「挿入があること」をゴールにしがちです。しかし、挿入までには11の段階があり、そのどれもがパートナーと親密な関係を築く上で重要な役割があります。

また、挿入を伴うセックス=セックスではなく、12の段階すべてが愛の行為であり前戯...つまりセックスなのです。さあ、あなたとパートナーはどの段階にありますか? セックスレス解消までに必要なのはどの段階でしょうか?

無理に進めようとしたり、相手に合わせるのではなく、パートナーと気持ちを確認し合いながら、ふれあいの12段階を楽しみましょう。その先にセックスレス解消が待っていますよ。(三上かすみ/ライター) 
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