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「ムードのないセックス」が逆にいい? 心の近さを活かせる雑談セックスの魅力

ナイトライフ

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久留米あぽろ


「セックス中に雑談してくる男って、何考えてんのかな?」


昼間のカフェでそんな愚痴が聞こえてきました。「ムードのあるセックスが好き」というロマンチストさんは、映画みたいなムードたっぷりの、麻酔にかかったような求め合うセックスが好きという方も多いのではないでしょうか。


私は「雑談アリのセックス」に賛成派! 身の周りのカップルの中でも、雑談アリのセックスができるカップルは、関係が長続きしている人も多いんです。


さて今日は、そんなカップルのセックスライフを充実させるカジュアルな雰囲気の「ムードのないセックス」がどういうものなのか、2人にとってどういいのか考えていきましょう。

雑談セックスは「普段のイチャイチャの延長にあるセックス」

「雑談のある“ムードのないセックス”って、そもそもどんな雰囲気なの?」


ムードのあるセックス好きさんはピンとこないかもしれません。わかりやすく言うと、「セックス中に喘ぎ声ではない、普通のトーンの声で冗談を言い合うようなセックス」です。


挿入中でもたまに冗談を言い合ったり、ムードに溺れた雰囲気というよりも、慣れているからこそ成り立つ「余裕のあるセックス」とでも言えばいいでしょうか。


ムード作りに気を使わないセックスは、場所を選ばずに始めることができます。普段のイチャイチャ、乳繰り合いの雰囲気の中から自然発生するような、ゆるい雰囲気のセックスです。

お互いを知り尽くした2人なら、むしろゆるい雰囲気の方がやりやすい?

「ムードのないセックスって、お互いにボルテージが上がらなそう……」


そんな不安の声が聞こえてきそうですね。たしかに、お互いに貪るようなムードのあるセックスが好きなら、あえてわざわざ実践する必要はないと思いますが……。


ある程度お互いのことを理解しあっている2人なら、「変にムードづくりしない感じが逆に愛おしい」、ということもあるのです。



雰囲気がないセックス、というよりも、雰囲気がなくてもできるセックス、というのがムードのないセックスのいいところです。 

雑談はずっとしているわけではないですし、その「日常と非日常」が混ざったギャップというのが逆にグッとくる、ということもあります。 雑談アリのセックスなら、自分の言いたいこともスッと伝えられます。


「気持ちいいトコ」や「どうして欲しい」など、恥ずかしくて相手に伝えられない……という人は、意外とこんなカジュアルな雰囲気のセックスを実践してみると、普段は言えなかった自分の気持ちも、ゆるいムードの中だからこそ伝えられることもあります。

ちゃちゃ入れセックスはできる人が少ない。だから他の人と差別化できる!

ムードに気を使わなくていいセックスには、こんなメリットがあります。


・前後のムードを気にせず気軽にセックスを始められる

・伝えづらいことが言える

・ギャップが見えやすく萌える

・言葉責めなどのプレイが気軽になる

・慣れた人としかできないので、他の人と差別化できる




「言葉責めが気軽になる」、というのは気楽な感じで言葉責めができるということです。ムードのある中だと漫画みたいになってしまって恥ずかしい「もうイッちゃうの?」も、いつもの雑談のような雰囲気で「え~早くない? そんなに気持ちよかった?」なら幾分言いやすいはず。


さらに一番のメリットは、こんな余裕のあるセックスは誰とでもできるわけではないということ。


お互いの日常の雰囲気をよく知り合っている2人だからこそできることなので、例えばワンナイトラブの人とでは」そうはいきません。あなたの中でも相手の中でも、2人のセックスがある種「特別な」セックスになるのです。

気軽なセックスで逆にマンネリ解消!

慣れ、というのを「マンネリ」だと思う人もいるかもしれませんが、そうではありません。慣れたから余裕のあるセックスができるようになるというよりは、お互いのことを知っているから恥ずかしさなく、日常と隣合わせのセックスができるようになったということなのです。


気軽な雑談の中でなら、新しい体位や恥ずかしい言葉、ちょっと非日常なおもちゃプレイなども取り入れやすいです。


マンネリというのは、いつも同じ雰囲気で同じセックスをしているから起こる現象です。心の距離の近さを活かして、新しいプレイも取り入れてみましょう。


そういう好奇心を持ち合うことは、むしろセックスのマンネリ解消になるはず! 伝えられないセックスより、伝えられるセックスをするために。もう少し気楽に、セックスしてみませんか?(久留米あぽろ/ライター)


(オトナのハウコレ編集部)

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