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「ギャル=陽キャ」は令和のイメージ? 元平成ギャルが振り返るギャルのリアル

ファッション

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カワノアユミ

「平成リバイバル」「Y2K」など、平成が長らくブームとなっている今、平成ギャルファッションやスタイルもZ世代から支持を集めています。

しかし、令和の若者が考える「ギャル」と「リアルな平成ギャル」は、同じように派手なファッションに身を包んでいても、その中身や考え方はかなり違うようです。この記事では、令和から見るギャルと、リアルな平成ギャルのイメージのズレについて考えてみました。

令和がイメージするギャルとリアルな平成ギャル、こんなに違う

ギャル=自己肯定感が高い……わけではない

令和のギャルといえば、「自分を好きでいよう」「他人の目を気にしない」「自分らしく生きる」といった、自己肯定感の高さの象徴として語られることが多いですよね。

しかし、リアルな平成ギャルは、むしろめちゃくちゃ他人の目を気にしていたと思うんです。髪型、メイク、ネイル、ブランド、彼氏、プリクラ……。今振り返ってみると、「自分が好きだからやる」というより、「ギャルとしてイケていると思われたい」という意識のほうが強かった気がします。

もちろん、自分の好きなスタイルを貫いているギャルもいましたが、令和と平成では、同じギャルでも目指しているものがちょっと違うのかもしれません。

平成ギャルはみんな陽キャでもない

令和のギャルといえば、コミュ力が高く、誰とでも仲良くできる「陽キャ」のイメージがありますよね。でも、平成ギャルをリアルタイムで見てきた筆者からすると昔からそうだったわけではありません。

90年代後半のギャルは、まだ「ヤンキーの延長」という風潮があり、ギャル=ちょっとタチ悪い、近寄りがたい存在でした。それが2000年代に入ると、ギャル雑誌や109ブランドの影響で、普通の女の子もギャルっぽいファッションをするように。

さらに2000年代半ばからは、インキャやオタク層までギャルファッションを取り入れるようになりました。

90年代後半は「ヤンキーの延長」、2000年代は「普通の子もギャル」、そして2000年代半ばからは「誰でもギャルファッション」。ギャルは時代とともに、どんどん裾野を広げていったのです。

平成は「ギャルの格好をする=ギャル」ではなかった

令和の今は、ギャルファッションをしていれば「ギャル」と呼ばれることもありますが、平成はそう単純ではありませんでした。

たとえば、地味なグループの中で一人だけギャルっぽい格好をしていても、正直「ギャル」とは言えなかったんですよね。むしろ、浮いてしまうことも。

当時のギャルは、ファッションだけではなく、誰とつるんでいるか、どんなコミュニティにいるかも重要でした。学校ならギャルグループ、学校の外ならイベントサークルなど、ギャルのコミュニティに所属して初めて「ギャル」として認められるようなところがあったんです。

つまり平成は、「ギャルの格好をする=ギャル」ではなく、「ギャルのコミュニティにいる=ギャル」。令和の「誰でもギャルになれる」という感覚とは、ここもかなり違う気がします。

令和が考える“ギャル”はビッチではない!?

平成ギャルといえば、援助交際やブルセラ、ヤリサーとは切り離せない存在。そのため、平成ギャル=ビッチというイメージは、正直、ついてまわります。

しかし、令和のギャルの考えを聞いてみると、「ビッチはダサイ」という印象がついているようです。その理由のひとつとして、漫画やアニメの影響も大きいと思います。

はるか昔から漫画やアニメにあった「軽く見えるけど、じつは身持ちがカタイギャル」は、ギャルアニメや漫画の定番。それを見て育った令和世代のギャルたちにも、少なからず影響を与えているのでは?とも思いました。

令和ギャルの彼氏=チャラ男ではない

平成ギャルが付き合う男といえば、襟足に盛り髪、109メンズブランドの、いわゆる“チャラ男”が定番でしたよね。

しかし、令和のギャルの彼氏は……マッチョ、ハイブラ、角刈り……という、マイルドヤンキー系の男と一緒にSNSに載せているのをよく見かけます。

チャラ男とは付き合わないのか?と聞いたところ、“好きじゃない”との回答が……。ギャルファッションに身を包んでいても、好きな男のタイプは硬派・ヤンキー・ラヴ上等!

まぁ、平成のチャラ男自体が絶滅危惧種なので、選択としてそもそもないんですが……。でも、平成のチャラ男って、Z世代が思うよりも中身は意外と男らしかった(=オラオラだった)と思うのは、筆者だけでしょうか?

オタクに優しいギャルは平成には存在しなかった

最後は、平成の頃からかねてより疑問に思っていたこちらの疑問。令和の今はわかりませんが、平成にはオタクに優しいギャルは、リアルにまったく存在しませんでした。

少なくとも筆者が平成ギャルをやっていた90年代後半〜2000年代前半、ギャルはまだどこかヤンキーの延長という風潮があったので、そもそもギャルとオタクが関わること自体がなかったんですよね。

学校ではまた別だったのかもしれませんが、少なくとも社会的には、そんな感じでした。オタクに優しいどころか、性格が悪いギャルがデフォだった気がします……。

しかし、今は多様性の時代。オタクもギャルも、み~んな友達という風潮が強いですよね。

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