アイコン セックスに愛は必要か?「愛のあるセックス」をするために重要なこと

PR

セックスに愛は必要か?「愛のあるセックス」をするために重要なこと

愛がなくても、セックスという行為は行えます。では相手が恋人でなく、セフレやワンナイトラブの相手の場合、愛のないセックスでも楽しむことはできるのでしょうか。そもそも、セックスにおける「愛」とはなんなのかーー恋愛ライターが真剣に「愛とセックス」に向き合ってみました。
とある夜、いつも経験豊富そうに話す男友達が、飲みの席で「愛のあるセックスを実感することができない」とこぼしていました。

それは彼が恋人でない人とセックスをしているからではないのか、と野次が飛びましたが「セックスにおける愛のあるなしは相手との関係性では決まらないと思う」と、彼は話していました。

実は私もその意見には賛成で、愛のあるセックスというのは、恋人関係であればできるということではないと思います。お互いに恋愛的な好意があっても、愛とは呼べないセックスをした経験があるからです。

もちろん恋人どうしの方が確率は上がりますが、相手がワンナイトラブの相手でも、セフレでも、愛があるセックスができる時もあります。

愛とは何か。それはセックスに限らず、得てして「相手を思いやったり、いたわったりする気持ち」だと思います。一方的で押し付けがましい思いやりではなく、相手と交わし合うことができるものだった時、その瞬間二人は「愛し合う」ことができるのだと思います。
ではセックスにおける愛で考えるとどうでしょう。愛があるセックスは、愛がないセックスと比べると気持ちよさや一体感が全く違います。

愛のあるセックスができる相手とは、たいてい好意中にしっかりと目線が絡みます。相手が気持ちいいかどうかを、お互いが気遣う。だから、どちらかだけが一方的に攻めるような構図にはならず、お互いが与え合います。目を見て手淫し合って、とろけるようにキスし合う。

どちらかだけが一方的に快楽を得ようとしたり、自分のテクニックに自分で満足したりするセックスには、愛はありません。それはそれで快楽は得ることもできると思いますが、気持ちが一方通行である以上、それは身体を使ったオナニーに近い行為です。

お互いのことを理解しようという気持ちがないと、なかなか愛があるセックスをすることはできないでしょう。関係性がセフレでも、そういう思いやりを持つことはできます。

逆に言えば、関係性が恋人でも、相手を理解したいという気持ちを持てない人もいます。愛があるセックスに必要なのは、セフレなのか恋人なのかというような相手との関係性ではなく、お互いへの信頼感や、思いやりのあるなしなのです。

愛がないセックスは、行為でしかありません。快楽のためのエンタメやアトラクションとして考えれば刺激的かもしれませんが、ただそれだけ。身体の相性さえ合っていれば、誰とやっても同じ「気持ちいい行為」です。

でも、愛のあるセックスは体の相性を超えていきます。思いやる気持ちがあれば、どんどん行為の精度が上がっていくからです。お互いのいいところを伝えあって思いやりあえば、気持ちよさは日に日に増していくでしょう。
愛のあるセックスは、誰とでもできるわけではないと思います。お互いがお互いに興味関心を持ち、与えたいと思いあえた時、セックスにとろけるような一体感が出てきます。そういう相手とは、お互いの気持ちいい場所も、どんどん発見しあえる。すればするほど、気持ちよさが増していくでしょう。

あうんのタイミングで落ちてくるキス、示し合わせたかのように結ばれる手のひら。そういうもののタイミングが全部合った時、私は「あ、今この人に愛されているな」と感じます。

なにも言わなくてもタイミングが合うというわけではなく、お互いに確認し合い、気持ちを伝えようととしているからこそ、お互いが気持ちいいタイミングが分かるようになります。

愛があるセックスを行いたい相手とは、セックス中もたくさん交流してください。表情や反応を逃さずに、時に言葉も交わしましょう。

愛のあるセックスの第一歩は、まずあなたが相手に寄り添うことだと思います。相手の反応を気づかい、自分から与えること。そして、あなたの愛に気づいてくれる人となら、愛のあるセックスをしていくことができるでしょう。(久留米あぽろ/ライター)

(オトナのハウコレ編集部)

関連記事はコチラ▼▼

関連キーワード

関連記事