アイコン リベンジポルノだけじゃない! 本当にあった裸・ハメ撮りの流出トラブル

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リベンジポルノだけじゃない! 本当にあった裸・ハメ撮りの流出トラブル

リベンジポルノという、元交際相手といった関係の人間が、相手から拒絶されたことに対する仕返しに、相手の性的な画像を無断でネットに流出させるという行為があります。

これは復讐ポルノともいわれるほど、復讐の意味合いが強いものです。だからといって「私は誰からも恨まれる別れ方はしていないから、大丈夫!」と安心しきってしまうのは、危険です。

実は、リベンジポルノに限らず、裸・ハメ撮りといった画像が流出してしまう可能性はあるのです。今回は、筆者が見聞きした「本当にあった裸・ハメ撮り画像流出」のケースを2つご紹介します。
A子さんは、大学で知り合った年下の彼氏と交際していました。いろいろなことがありながらも、基本的には仲良く交際していた2人。A子さんは、幸せの絶頂にいました。

ところが……A子さんは、奈落の底に叩き落されることになります。ある日、大学に行くと、自分を見てヒソヒソ話をしている人がたくさんいることに気がついたA子さん。

理由がわからず困っていたところ、女友達が、言いにくそうに「実は、寝ているA子の半裸の画像が、大学の人間のあいだで出回ってるみたい。私にもLINEで送られてきた」と伝えてきて、A子さんは、自分のアラレもない姿の画像を見せられたのです。

一体どういったことなのか、訳が分からずにパニックに陥ったA子さん。画像をよく見てみると、彼氏の家で撮影されたらしきものだったので、A子さんは彼氏を問い詰めました。

すると「ごめん、数日前に、A子が俺の家で酔っ払って爆睡してたときに、ふざけて半裸にして、写メを撮ったんだよ。そのとき、俺も酔っ払ってたから、大学の友達にLINEで画像を送っちゃって」と、驚きの言葉を言われたのです。

これはいわば「悪意なき裏切り」かもしれませんが、されてしまった側のA子さんとしては、たまったものではありません。A子さんは当然ながら彼氏とは別れたものの、大学で居場所がなくなり、どこまで自分の画像が出回ってしまっているのかと、怯える日々を送っているそうです。
B男さんは、会社員数年目。マッチングアプリで知り合った彼女とは、真剣に将来を考えながらも、ハメ撮りをすることもしばしば。ハメ撮りをすることで、お互いが大興奮、セックスは大盛り上がりとなっていたというのですから、なかなかのお似合いカップルです。

そんな、公私共に充実していたB男さんですが、とんでもない落とし穴が待ち受けていました。

ある日突然、B男さんは、Googleフォトなどのクラウドサービスや、Twitterといった普段使っているSNSにログインできなくなり、困っていたところ、号泣している彼女から電話が。

ワケを聞くと「私たちのセックスのときの画像が『乗っ取りました』っていう言葉と一緒に、B男のTwitterのアカウントから送られてきた」というのです。そう、B男さんは、クラウドサービスやSNSを、第三者に乗っ取られてしまったのです。

乗っ取られただけでも大変なことですが、B男さんの最大のミスは、クラウドサービスに、彼女とのハメ撮り画像を保存してしまっていたことです。そのせいで、ハメ撮り画像は、ありとあらゆるところに流出。

「変態カップル」とお互いの職場でも噂になってしまったB男さんと彼女は、今後どうしていこうか、2人で思い悩む日々を送っているそうです。
A子さんのケースは、A子さんは完全に被害者です。恋人同士でしたら、気を許して相手の家で爆睡してしまう、なんていうことは珍しくないでしょう。なので、こればかりは、女性側が気をつけるというよりは、もはやパートナーのモラル次第になってきてしまいます。

「最初からそういう相手とは付き合わないべきだ」という意見もあるとは思いますが、そういう相手だと知っていたら付き合ってはいないでしょうから、大変難しいところです。

B男さんのケースは、B男さんは被害者ではあるのですが、それ以上に被害者なのは、B男さんの彼女でしょう。

乗っ取りの危険性があるクラウドサービスに、ハメ撮りという絶対流出してはいけないものを、B男さんは保存しておくべきではありませんでした。

流出防止には、裸やハメ撮りの画像を恋人同士だとしても撮らせないことはもちろんだとして、流出させたくない画像は、クラウドサービスには保存しないことが大切になってくることでしょう。

しかしながら、これだけカメラつきのスマホが普及していて、LINEなどで気軽に画像を送れる世の中である以上、流出を防止するよりも、流出してしまったらどうするべきかを考える時代になってきているのかもしれません。

A子さんとB男さんのケースに共通している教訓は「男性の安易な行動には気をつけて」というものかもしれませんね……。(Mai/ライター)

(オトナのハウコレ編集部)

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